「 チェンソー 」 一覧

タグ "チェンソー":15件
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がんばれ薪づくり3

2006/05/03   -シーズン1, チェンソー

薪ストーブに斧とチェンソーは欠かせない。ついでに言えば軽トラも。
初心者の私が買ったチェンソーは日本ではあまり馴染みのないアメリカ製のカーツポーランCS220。
良いか悪いかわからない。だって初めてだもの。比較のしようがない。今のところ玉切りに不便はなく実に快調そのものだ。
このカーツポーランCS220について詳しく書いている方がいる。とても参考になる。オススメだ。
http://plaza.rakuten.co.jp/chainsaws/

斧はグレンスフォシュブルークス 薪割り槌。こいつはかなりオススメ。かなり強力だ。私のような体育会系でもない、甲斐性のないただの勤め人が多少なりとも薪が割れるようになったのも、こいつのおかげ。
これより軽い和斧もあるが、軽くて振りやすいが鋭利で薄い刃なので木に食い込んでしまい大変。ハスクバーナやスチールも振ったが、グレンスフォシュブルークス 薪割り槌の適度な重さ、握りやすさの右に出る者はいない。
いずれもっと詳しく書こう。ゴールデンウィークも残り後半。がんばれ薪づくり。

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ガソリンとオイル

2006/05/09   -シーズン1, チェンソー

チェンソーの燃料は混合ガソリンだ。エンジン系のメカにまったく馴染みのない私は混合ガソリンというもの自体、見たことも聞いたこともなく、ホームセンターでウロウロしたものだ。
混合ガソリンとは、文字の通り混合されたガソリンだ。チェンソーの場合はエンジンオイルを混合する。たいていはガソリンをガソリンスタンドで、エンジンオイルをホームセンターなどで買って自分で混合すればいいのだが、ホームセンターでは初めから混合された混合ガソリンが売ってある。また自分で混合するための容器なども売っている。お好み次第だ。
ガソリンの持ち運びには安全のため携行用のガソリンタンクが必要だ。写真のものは20リットル缶だがこれは重いしガソリンは長期保管はあまりできないのだから、薪づくりについては10リットル以下の少量のものでいいと思う。
これに2サイクルエンジン用のエンジンオイルを混合する。私のチェンソー(カーツポーランCS220)の場合、混合比は40:1なので、例えばガソリン400mlに対しエンジンオイルを10ml。混合には混合タンクを使う。難しいことはない。双方を適量入れて逆さにしたり混ぜ合わせるだけだ。
あともうひとつ、チェンソーにはチェンオイルが不可欠だ。混合ガソリンを補給する際には必ずチェンオイルも補充する。
丸1日チェンソーで玉切りをすると混合ガソリンは2リットルくらい使うかな?
チェンオイルは4リットル缶を買ったが、丸1日玉切りするとやはり2リットルは使うようだ。消費は速い。今後もチェンオイルは大量のものを購入することにしよう。
ただしこれは私のチェンソー(カーツポーランCS220/燃料タンク容量350ml/チェンオイルタンク容量220ml)の場合。参考あれ。

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玉切り台

2006/05/10   -シーズン1, チェンソー

DIYで自作しよう

チェンソーで原木を切る、この「切る」こと自体は簡単なことなのだ。
何が大変って、山のように積み上がっている原木はそのままただ端から切っていけるものではなく、原木の重心を見計らいつつチェンソーのバーが挟まれないよう考えながら、地面を切らないよう考えながら、原木を持ち上げて位置をかえたり、チェンソーを持って腰をかがめて無理な体勢になりながら無理やり足で木を抑えたりして、切る体勢を作る。これが大変なのだ。・・・時間と体力をかなり消耗する。
もし普通に立って自分の腰くらいの高さで機械的に流れ作業のように切るだけならどんなに楽チンだろう。

というわけで玉切り台を作ってみた。これはこれで便利だ。連続して数カットできるのは実に効率がいい。ただ、原木を持ち上げて台に乗せること自体が重くて大変だと思い、台の高さは35cm程度に低くしたのだが、その分、腰をかがめて切ることに変わりはなく、この姿勢はツライ。効率的だがツライ。
そのうち、この低さであっても原木を乗せるのが面倒になってきて、細木を数本まとめて切りたい時くらいにしか使わなくなった。あとは山積みになったままで切りまくっていった。
とはいえ、腰の高さくらいのもう一つの玉切り台があってもいいかも。何かと便利な場面もある玉切り台だ。暇をみてまた作ってみようと思う。


追記だ。

その後、図面入りの「玉切り台2」を書いた。簡易なものを作りたい人は参考に。

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チェンブレーキ

2006/08/20   -シーズン1, チェンソー

私のチェンソーはカーツポーランのCS220。アメリカ製。ネットで2万円そこそこの低価格にもかかわらずチェンブレーキや防振機構を搭載している。特にチェンブレーキは不意のキックバック時にチェンを瞬時に止める大事な安全機構だ。
ところが気づいてみればこのチェンブレーキが効かなくなった。ストップ状態になっていてもチェンが回るのだ。エンジン始動時もいきなりフル回転する。慣れたとはいえ、このまま緊急時にも止まらないでは意味がない。
今年の4月にチェンソーデビューして以来、8トン?いや10トンは切りまくったが、たかがこの程度でチェンブレーキが壊れてはイカン。それとも私の扱いが悪かったのか?停止状態なのにフルスロットルで回し続けたとか?あまり覚えていない。
確かに「ホームセンター仕様、長時間のハードな使用は向かない」、などとハナから馬鹿にしたコメントつきで売られていた。ようしそれならオレが使ってやろう、と思うのが私という人でありまして・・(笑)。
チェンブレーキが効かなくなるというのはどういう原因だろう?
声を大にして言っておくが、チェンソーはこういうトラブルを面倒見てくれる近所の専門店で買うのがベストだ。もしくは容易に情報もパーツも入手できる国産量販メーカーのものがいいね。
しかしまだまだ働いてもらうぞ。お前がいたから薪が作れた。がんばれ、カーツポーランCS220。

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チェンソーの目立て

2006/09/29   -シーズン2, チェンソー

チェンソーというのは鉛筆を削って使うのと同じで、作業しながら頻繁に目立てをするものらしい。
先日、達人がアカマツを伐っているのを見ていたが、休憩しながら丸ヤスリで擦っている。尋ねてみると午前に1回、お昼に1回、午後に1回はたいてい擦るらしい。というか切れが悪くなったと感じたらすぐそこで目立てをする。なるほど。マツみたいな柔らかい木でもこうなのだから、堅い広葉樹ならなおさらなんだな。
そうか、現場でチェンソーの目立てができる人になろう。丸ヤスリでフリーハンドでできるようになろう。電動やら目立て機でやれば確実なんだろうが、しかし山の中に電気はないし、いちいち目立て機を取り付けてはやってられない。せめてヤスリホルダーとか目立てゲージを使えばいいのだが、現場で玉切りしながら目立てをするにはやはり手で丸ヤスリだ。

上手くできるかって?最初から上手くできるわけないじゃないか(笑)。第一フリーハンドでいきなり正確にできるはずがない。それどころか私のソーチェンの場合、目立て角は30度なんだが、切る木材に対してでなくパーに対して30度だと勘違いしていた。それはまるで逆だ。それじゃ60度くらいで目立てしていたことになる(笑)。
それに最初のうちは何の意図もなくただガリガリと何回も擦っていた。削った粉がボロボロ飛んで横刃だけがあっという間にすり減った。しかし達人はスッスッと3回くらい軽くあてる。横刃と上刃への力加減も絶妙なんだろう。切れ味を整えるならそんな具合に、その代わり頻繁にやった方がいいということなのか。

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チェンソーの目立て2

2006/09/30   -シーズン2, チェンソー

1本目のソーチェンは土を切りまくったし、ヘタな目立てをしすぎて刃がボロボロになってしまった。良い練習だった(笑)。
現在のオレゴンの2本目はなかなか調子よく活躍中だ。この2本目には目立て機の使用をしてない。しばらくは手で丸ヤスリだけで通してみたいのだ。

途中、丸ヤスリでする目立て角の30度に何か目安が欲しくなり、そばにあったビデオテープのケースと磁石でガイドを作った。ケースには30度角に線を引いてあり、磁石でバーにひっつけるだけ。似たようなグッズが市販されているがこれくらい大きいと分かり易い。
貧乏くさいが(ホルダーやゲージを買えという声が聞こえる、笑)、目安になるものが何か一つあるだけで力の加減や微妙な感覚に統一感が出てくる。私には良いガイドになっている。しばらくこれでいくぞ。自分の手で感覚をつかみたい。

あとは上刃に丸ヤスリが密着するよう。上刃が大事だ。下方向の力と横方向の力加減がコツだな。私の場合は下方向2割、横方向6割、30度角の維持2割、くらいに意識を集中させる。なかなか難しい。
切れ味を整えるだけなら軽く擦るし、まったく切れなくなったら力も入る。石にでも当てて欠けてしまったら結構ガリガリ研ぐことになる。
ふむ。私のあてにならない話はともかく、勉強したい人は検索すればいろいろ読めるはず。

さあ私もまだまだ練習中なのだが、30度角の目安を作ってからは「目立て」らしくなってきた。原木を伐っていても自分でする目立ての切れ味の違いが実感できるようになってきた。スーッと木に吸い込まれるようにチェンソーが食い込んでいくのは気持ちいい。私は手を添えているだけ。
こうなるとまた面白くて、平日でもヒマさえあればチェンソーの刃を整えているのです(笑)。

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チェンソーの目立て3

2006/10/01   -シーズン2, チェンソー

手で丸ヤスリでするチェンソーの目立てはソーチェンの固定も大切だ。たとえバーを器具で完全に固定してもソーチェンも固定しなければ刃は丸ヤスリに擦られて動いてしまう。だから私は研ぐ刃のひとつひとつを首根っこを押さえつけるように手でしっかり固定してやっている。こうすることで上刃が研ぎやすくなる。上刃が大事だ。
この場面はカメラで撮れないのでつい省略してきたが、こういう地道な手作業をして楽しめるのが私という人でありまして(笑)
丸ヤスリもゆっくり押す。やみくもにシュッシュッと押さない。すると上刃と丸ヤスリの密着具合や、密着した接点から削り粉が出てくる様子が丸ヤスリを押しながらよく見える。そして最後の仕上げにシュッシュッと軽くあてる程度に。
なんて、初心者が調子のいいことを書いてるがどうぞ参考程度に。

とにかく人間の手でやっている以上、機械でするように正確にできるわけがない。本当は作業する前日あるいは1ヶ月に1度くらいはメンテナンスとして「目立て機」で正確に再生させるといいのかもしれないね。
でも現場では手で丸ヤスリだ。こんな手作業が結構好きなんだな。

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2年目のチェンソー

2007/04/16   -シーズン2, チェンソー

これはよくある話なんだろうか?
久しぶりにチェンソーの準備をしようとして、燃料タンクとオイルタンクを間違えて逆に入れてしまった(笑)。

何度スタータを引いてもウンともスンとも言わない。
おかしいなと思ったら、そうだ、逆じゃないか。燃料タンクにチェンオイルを、そしてオイルタンクに混合ガソリンを入れてしまった。
げげっ。しまった、久しぶりでうっかりした。こういう時はどうするんだ??
とにかくチェンソーを逆さにして全部抜いて、やることといえば洗浄だろう。燃料タンクに混合ガソリンを少し入れて振っては捨てる。オイルタンクもチェンオイルで同様に、これを3度くり返した。チェンオイルは粘りがあってなかなかしつこい。
改めて始動させたところ、今までにない白煙を上げてエンジンが回る。ブルッブルッと妙な振動もする。大丈夫か?こんなことで死なないでくれよ(笑)
チェンソー歴はまだ2年目。
少しは慣れたつもりになっていたが、危険な道具なんだから「慣れ」が一番いけないね。
安全、確実。
今年も気をつけていこうと思ったわけです。

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5年目のチェンソー

2010/05/10   -シーズン5, チェンソー

私の使うチェンソーは、カーツポーランのCS220。
チェンソー選びで検索かける人なら目にするはず。アメリカ製で、38ccのエンジン、40cmのバー、しっかりした防振機構、程よい重量、などなどスペック的には35cc以上の標準クラスであるのにウソみたいに安い。便利なハードケースまでついているのに、同クラス帯ではほぼ最安商品だ。
「つくりがとてもアメリカン」「長時間のハードな使用には向きません」とまるですぐ壊れるかのような商品説明で売られてあって購入を迷ったが、休日にしか使わない「サンデー玉切リスト」の私としては、今のところ5年目で何の不足もない。エンジンもすぐかかるし、壊れず文句言わずしっかり働いてくれている。
ただし、私の使い方は購入した原木の玉切りだけだ。2mあまりの原木を平坦な土場でカットするのみ。
作業するペースは半日やって平均2トン。
疲れを計算に入れて1日で3トン、2日で5トン。
それを年2回行って合計10トンの薪づくりならば、年間たった4日分でチェンソー仕事はおしまいなのだ。たまに臨時収入があって果樹園やチョイ切りに行くけれども、おそらく1年で7日に満たない。私のチェンソー仕事はこんなものなんだな。
「家庭での薪づくり、短期集中の一発仕事に最適」、まさにそれだ。
こんなことを書いた途端、次の休日で壊れない保証はないけれども、がんばれカーツポーランCS220。


ちなみにそんな使用状況だから、ガソリンは写真のような20リットル缶では大きすぎた。10あるいは5リットル缶に5リッターあれば1年こと足りる。混合比は40:1だから、エンジンオイルも年にわずか125ml。チェンソーオイルはガソリンと同等の5リットルくらいは用意するけど、どちらも余るね。
「サンデー玉切リスト」の私の場合はこんな感じだ。



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6年目のチェンソー

2011/06/11   -シーズン6, チェンソー

私の使うチェンソーはカーツポーランのCS220。
低価格チェンソーだが6年目も健在だ。あるものは大切に使う。
休日だけの薪づくりで、チェンソーは年に数回しか使わない、原木は購入するので平坦な土場で玉切りするのみ、という仕事量ならこの価格の選択もアリだよね。目立てさえすれば調子良く切れるし、ちゃんとこれで年間8トン10トンの薪づくりができている。
残るは耐久性。どこまで持つか。

これまでにチェンブレーキが壊れて機能しなくなってる。フロントガードが折れて針金で固定してある。ガイドバーがやや曲がったので叩いて直したり、慣れないうちはガソリンとチェーンオイルを入れ間違えるなんてこともした。
そして6年目の今年、玉切りの最中に再始動がなかなかできなかったり、スロットル全開でもエンジンが高出力で回ってくれない場面があって少し慌てた。
もっともこの時のガソリンは古かった。エンジンオイルなどは6年間使った最後の残りだったし、フィルターもプラグも久しく掃除していなかった。しっかり面倒見なきゃね。
ほとんど耐久実験。
お前がいたから薪づくりができた。
まだまだ働いてもらうぞ、がんばれカーツポーランCS220。

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