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ホーローは欠ける

2006/06/17   -シーズン1, 薪ストーブ

アンコールを選ぶ時、ホーローは欠けるともっぱらの話だった。ホーローと聞けば二言めには「欠けるよ~、大変だよ~」ととんでもない欠点のように言われる。初心者の私は不安になったものだ。

1シーズン使ってみて、なるほど確かに欠ける。といっても写真の通りたった2カ所のわずかな傷。いずれもヤカンや火かき棒が当たったと思われる。
さてどうだろう?例えば1シーズンでたったこれだけ欠けても許せないという人はいるだろうか??
暮らしていれば当たり前にできる傷や汚れなんじゃないだろうか?それが欠点だと言ってしまったら暮らしていけない(笑)と思うのが私という人でありまして。

ただ、山小屋や仕事場のストーブみたいなイメージでゴンゴンガンガンぶつけまくっていたら間違いなくボロボロ欠けるだろうし、わんぱく盛りの男の子が何人もいて普段から壊しまくっているとか(笑)、奥さんはケンカすると鍋を放り投げるように置くのが癖だとか(そんな癖あるか?)、酔うと薪を入れる動作のひとつひとつが粗暴になるオヤジなんかがいると(オレか?笑)欠けやすいかもしれないね。
普通に丁寧に扱っていく気があれば、「暮らしていれば当たり前にできる傷」程度に欠けていく。でもそうやってくたびれていくのは「黒」でもなんでも同じじゃないかな。
それにしてもホーローは本当に綺麗だよ。それに手入れが簡単。トップで料理をしていて吹きこぼれるとあっという間にホーローの表面に黒く焦げてこびりつくが、絞った雑巾で拭けば元通り。汚れもホコリもサッと拭けばホーローの輝き。
これからも大事にしようと思うよ。

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雨ざらしの薪

薪置き場に約1立米ほどを雨ざらしで放っている。
「薪は土用まで雨ざらし」っていう言葉があるらしいが、私は「天ざらし」つまり天日干しと解釈しようかしらんと思いついた。だって雨ざらしがいいからといっていくら何でも日陰の狭いところで雨に打たれっぱなしではいかんだろう?一番大事なのは風の吹き通る広い場所でお日様にコンコンと当たることであって、それは当然雨にも良く当たるということじゃないかな?
なので薪置き場にがーっと広く放っておいて「薪は土用まで天ざらし」をやってみようというわけなのだ。
天ざらしで全身に太陽の光を浴びた薪は見るからに健康的で骨太の感じがする。雨に打たれて濡れた日があったことなど嘘のように乾いていて気分がいい。
だから雨の日には見に行かないことにしている(笑)。見れば心配になってシートかぶせようとか、またせせこましいことを思ってしまうから。
男は黙って天ざらし。。。。ということで、放っておけるのは楽チンでは、ある。(笑)


追記だ。雨ざらしについてはその後たくさんの記事を書いた。

「雨ざらしの薪」についての記事

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ちょい焚きの小枝

今度はアリさんは山へ柴刈りに。。。。
これらの小枝は焚きつけにも使うが、むしろ私は「ちょい焚きの小枝」と呼んで暖かい季節に使う。
例えば春になった4月、5月。シーズンオフを宣言して律儀に寒いのを我慢することはない。かといって普通に焚いたら暑すぎるし、ナラをわざわざ小割にしてちょい焚きするのは勿体ない。そこで柴刈りで集めたこんな「ちょい焚きの小枝」が重宝するのだ。薪ストーブに火が入っているだけでみんな満足。家族は円満。
柴刈りといっても冬の伐採で枝打ちされた小枝を拾い直すだけ。山も掃除されて綺麗になるし、気持ちも財布もあったまる。
ということで、別に建築端材でもよかろうに(笑)、、アリさんは今度も山へ柴刈りに。。。

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煙突そうじ器

2006/06/10   -シーズン1, 薪ストーブ

煙突掃除だが、以前から目をつけていた「煙突そうじ器」なるものをホームセンターで買ってきた。
連結式の棒(約128cm)が3本入りで800円。ブラシが6号というサイズ(約15.2~15.5cmくらいの径)で480円。薪ストーブユーザー向けの高価なものと比べれば笑ってしまうくらい安い。ブラシも頼りなさげに細くやわらかいが、これでこびりついたタールがかき落とせるのかな?
まあとにかくやってみるのさ。

「そうじ器」は私のタイプミスじゃないんだよ(笑)
ブリキのストーブの時代からこういうのは売ってたんだろう。昔も今も煙突掃除は必要なんだね。
ネットで検索してもあまりでてこないから近所のホームセンターや金物屋へ行ってみよう。地方じゃ今でも普通に売っているんじゃないかな。

追記だ。
その後、2年目から4年目にかけて「煙突掃除が甘い」を書いた。
専用のしっかりした煙突掃除ブラシも購入した。参考までに。

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井桁に積んでみた2

薪は乾燥すると痩せるとはよく言われるが、確かに当初から見ると拳ひとつ分は背丈が縮んだ印象だ。積んでまだ1か月だから痩せて縮んだとするには早すぎる。むしろ薪の自らの重みで沈んだというか、隙間が埋まって落ち着いたという感じだろう。
両端の井桁部分もやや両端に向かって押されて広がっている。
やがて数ヶ月して乾燥による本当の痩せも加わればバランスを崩し、いつか強風の日に崩れることはあり得る。
井桁に組んで自立する薪棚は高さが150cm以下にして崩れにくくすべきだな。もしくは私の場合は薪を2列に並べる細長い薪棚だが、3列、4列くらいに厚みを増すことで崩れにくくするのがいいかもしれない。
それと、両端の井桁は手間になるが時間をかけてじっくり積んだ方がいい。本などで見ると玉切りする前の90cmの原木を半割にしてそれを井桁に使っている。こうして安定させているんだな。
とはいってもどうやって90cmの原木を半割にするんだ???昔の人の知恵と技は大したものだ。なかなか私にゃ一朝一夕にはいかない(笑)
このように井桁に組んで自立させた薪棚は万一崩れる心配があるが、なんと言ってもお金がかからないのがいい。しかもスペースさえあればすぐにでも積み始めることができる。
だがもちろん、屋根のある薪小屋がベストであることは言うまでもない。雨や雪の心配もしなくていい。長い薪ストーブライフだ、いつかはそうしようと思う。

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次の冬の薪はOK♪

自宅からクルマで20分。田舎に借りた薪置き場の薪小屋(4m×2m×0.8m)に、井桁に積んだ薪棚(8m×1.7m×0.8m)。

最後に残ったどうにも割れない半端ものの薪割りにてこずったが、梅雨入りを前にだいたい積み終わった。井桁に積んだ薪棚の雨避けにはホームセンターで買ってきた塩ビのシート9mをのせた。風にあおられ雨にも多少濡れるだろうがしばらくは気にしない。日当たりも風通しも抜群。いい感じで乾きそうだ。
これら容量は単純計算で6.4立米と10.8立米だが、隙間と乾燥による痩せで実容積は70%くらいにになるだろうか?
するとだいたい12立米の乾燥薪ということか。自宅の8立米と合わせれば20立米。我が家で使うであろう薪の1.5年分くらい。薪集め初心者とすればまあ上出来だろう。
少なくとも次の冬は用意完了。乾燥薪を購入することもなく、足らない心配もしないで良い。


追記だ。
この記事から数年経って、雨避けに買ってきたホームセンターの塩ビのシートは二度と使っていない。シートで覆うと空気が動かず乾きが悪い。湿気もこもる。通気確保は大切だ。

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リンゴ堅いや

今日の薪割りは自宅にて、4月に果樹園からもらってきたリンゴの木。うひゃあ堅い。そして割りにくい。噂通りの手強さだ。どこをどう叩こうにも節だらけ。意地になって10回も叩けばそりゃ割れるが体が持たない(笑)
リンゴの玉切りは短く、30cm以下に切ることだね。その長さならいくら節の固まりでもグレンスフォシュをもってすれば一撃、二撃ほどで叩き割ることができそうだ。
ただずいぶん難しい形で見苦しく割れるから、むしろできるだけ割らないでそのまま薪にした方が扱いやすいし見た目もいいかもしれない。欲張って太い幹ばっかりもらってこないで、来年からは割らないで済む程度の腕の太さまでの枝を選んでくることにしよう。

リンゴは燃やすと部屋中にいい香りがするそうな。密閉された薪ストーブなのに、どうして部屋に香りがするのか不思議だが、そんなつまらんことは言いっこなし。
休日を中心にちょっと特別な日や、気分の乗った時に燃やしてみようと思う。

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スギはあったかい

2006/05/26   -シーズン1, 薪ストーブ

私の家づくりには3つの財産がある。
ひとつは、無垢の木をふんだんに使った木の家づくりだ。特に30ミリのスギの厚材によるフローリングはまさに宝だと思っている。
スギが宝だなんて言うと人は笑う。でも、どうして人は家づくりにスギの木をもっと使わないんだろう?安普請?そういうものかなあ。
スギがこんなにあったかくて気持ちいいことをみんなきっと知らないんだな。(忘れているんだな)

同じ無垢の木でも種類によってあたたかみが全然違う。簡単に言えば針葉樹はやわらかくあったかい。広葉樹は堅く冷たく感じる。
私は家づくりの際、一番ぬくもりのある心地いい素材を確かめたくて、スギ、ヒノキ、サワラ、カラマツ、輸入もののパイン材、いろんな無垢のフローリングのサンプルを取り寄せて、自分の素足で踏んで決めた。すぐにスギの木しか考えられなくなった。そして通常の倍はある30ミリの厚さで我が家に入れた。

肌触りが最高。薪ストーブの前でフローリングに家族全員がねっ転がって暮らしている。冬だって靴下も敷物もいらない。雨の日もさらっとしている。
「この家の床はなんでこんなにあったかいの?」「床暖なのか?」我が家を訪れた人は素足になって驚く。
くり返して言おう。スギの木はあったかいよ。スギの厚材によるフローリングは足元に最高。

だが、もちろんスギゆえの弱点もある。傷や汚れに弱い、反る、空く、それがイヤな人はフローリング建材を選択するんだよね。
まったく好みの問題ではあるけれど、薪ストーブで暮らす人ならこういう感覚もわかってもらえるんじゃないかな。

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自分の世界の中心で、薪ストーブが燃える

ゴルフクラブは振らないが、斧なら振るぞ。
月々こづかい1万円、金は積めないが、薪なら積むぞ。
お人好しで人畜無害、頭は切れないが、木なら切るぞ。
飲み会も集会もどんな誘いも億劫だが、山なら行くぞ。
1日誰とも会わず喋らず、お日様の下で薪を割る。
こういう男になるとは自分でも思わなかった。
というか、定年後にしか手に入らない暮らしと思っていた。
人生は棒に振らないが、、、斧なら振るぞ(笑)
出世に闘志は燃やさないが、薪なら焚くぞ(笑)
誰かに勝ったり負かそうとか思わないが、薪割り機の誘惑にはしばらく勝ちたいぞ(笑)
薪ストーブのある暮らし、ありがとう。

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コンバスター見えた

2006/05/20   -シーズン1, 薪ストーブ

肌寒いといっては焚き、雨だと言っては焚き、点検だと言っては焚き、子供の腹が痛いと言っては焚く。もう5月も下旬になるというのに薪ストーブは毎日焚いている。でもいい加減、薪ストーブのシーズンも終わらなければならない季節だ。
掃除をしなきゃならない。メンテナンスが大事だ。冬の間、はじめての素人が毎日24時間燃やしてきたのだ。内部がどうなってるのかとても気になっている。

試しにスロートフードを外してみたら横にスライドさせて簡単に外れた。すると奥にコンバスターが見えるではないか。おおっこいつは知らなかった。スロートフードを外すだけでコンバスターが見える。
もっとも見えるのは表面だけで、コンバスターを取り出して掃除をするには、ロアーファイアバックを外さなければならない。聞くところによると熱による変形などでこいつが難関らしい。
時間のある時にチャレンジしなきゃと思いつつ、これも試しにロアーファイアバックを固定しているウェッジと呼ばれる両側のクサビに触れてみたら、素手で簡単に外すことができた。なんとも拍子抜け。これでいいのか?

いずれにしろ本格的なメンテナンスは完全なシーズンオフを待ってからだ。今日のところは、コンバスターの表面に溜まっている5ミリから1センチほどの灰をそおっと取り除くだけにしておいた。
よし、灰もとれたことだし、焚いてみて調子を見なきゃね(笑)


追記だ。この記事はシーズン1が終わろうとする5月。
この真っ黒で煤で覆われた二次燃焼室の有様はヒドイね(笑)
よく焚けてる薪ストーブは炉内もキレイで白い傾向にあるはず。
自分のアンコールがこんなになっていたら「アウト!」
よく焚けていない証拠だ。きっと焚いても暖かくないんじゃないか?
3年後の2009年、シーズン4の「コンバスター点検2」も比較になるだろう。

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