「 薪づくり・薪のこと 」 一覧

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次の冬の薪はOK♪

自宅からクルマで20分。田舎に借りた薪置き場の薪小屋(4m×2m×0.8m)に、井桁に積んだ薪棚(8m×1.7m×0.8m)。

最後に残ったどうにも割れない半端ものの薪割りにてこずったが、梅雨入りを前にだいたい積み終わった。井桁に積んだ薪棚の雨避けにはホームセンターで買ってきた塩ビのシート9mをのせた。風にあおられ雨にも多少濡れるだろうがしばらくは気にしない。日当たりも風通しも抜群。いい感じで乾きそうだ。
これら容量は単純計算で6.4立米と10.8立米だが、隙間と乾燥による痩せで実容積は70%くらいにになるだろうか?
するとだいたい12立米の乾燥薪ということか。自宅の8立米と合わせれば20立米。我が家で使うであろう薪の1.5年分くらい。薪集め初心者とすればまあ上出来だろう。
少なくとも次の冬は用意完了。乾燥薪を購入することもなく、足らない心配もしないで良い。


追記だ。
この記事から数年経って、雨避けに買ってきたホームセンターの塩ビのシートは二度と使っていない。シートで覆うと空気が動かず乾きが悪い。湿気もこもる。通気確保は大切だ。

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井桁に積んでみた2

薪は乾燥すると痩せるとはよく言われるが、確かに当初から見ると拳ひとつ分は背丈が縮んだ印象だ。積んでまだ1か月だから痩せて縮んだとするには早すぎる。むしろ薪の自らの重みで沈んだというか、隙間が埋まって落ち着いたという感じだろう。
両端の井桁部分もやや両端に向かって押されて広がっている。
やがて数ヶ月して乾燥による本当の痩せも加わればバランスを崩し、いつか強風の日に崩れることはあり得る。
井桁に組んで自立する薪棚は高さが150cm以下にして崩れにくくすべきだな。もしくは私の場合は薪を2列に並べる細長い薪棚だが、3列、4列くらいに厚みを増すことで崩れにくくするのがいいかもしれない。
それと、両端の井桁は手間になるが時間をかけてじっくり積んだ方がいい。本などで見ると玉切りする前の90cmの原木を半割にしてそれを井桁に使っている。こうして安定させているんだな。
とはいってもどうやって90cmの原木を半割にするんだ???昔の人の知恵と技は大したものだ。なかなか私にゃ一朝一夕にはいかない(笑)
このように井桁に組んで自立させた薪棚は万一崩れる心配があるが、なんと言ってもお金がかからないのがいい。しかもスペースさえあればすぐにでも積み始めることができる。
だがもちろん、屋根のある薪小屋がベストであることは言うまでもない。雨や雪の心配もしなくていい。長い薪ストーブライフだ、いつかはそうしようと思う。

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ちょい焚きの小枝

今度はアリさんは山へ柴刈りに。。。。
これらの小枝は焚きつけにも使うが、むしろ私は「ちょい焚きの小枝」と呼んで暖かい季節に使う。
例えば春になった4月、5月。シーズンオフを宣言して律儀に寒いのを我慢することはない。かといって普通に焚いたら暑すぎるし、ナラをわざわざ小割にしてちょい焚きするのは勿体ない。そこで柴刈りで集めたこんな「ちょい焚きの小枝」が重宝するのだ。薪ストーブに火が入っているだけでみんな満足。家族は円満。
柴刈りといっても冬の伐採で枝打ちされた小枝を拾い直すだけ。山も掃除されて綺麗になるし、気持ちも財布もあったまる。
ということで、別に建築端材でもよかろうに(笑)、、アリさんは今度も山へ柴刈りに。。。

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雨ざらしの薪

薪置き場に約1立米ほどを雨ざらしで放っている。
「薪は土用まで雨ざらし」っていう言葉があるらしいが、私は「天ざらし」つまり天日干しと解釈しようかしらんと思いついた。だって雨ざらしがいいからといっていくら何でも日陰の狭いところで雨に打たれっぱなしではいかんだろう?一番大事なのは風の吹き通る広い場所でお日様にコンコンと当たることであって、それは当然雨にも良く当たるということじゃないかな?
なので薪置き場にがーっと広く放っておいて「薪は土用まで天ざらし」をやってみようというわけなのだ。
天ざらしで全身に太陽の光を浴びた薪は見るからに健康的で骨太の感じがする。雨に打たれて濡れた日があったことなど嘘のように乾いていて気分がいい。
だから雨の日には見に行かないことにしている(笑)。見れば心配になってシートかぶせようとか、またせせこましいことを思ってしまうから。
男は黙って天ざらし。。。。ということで、放っておけるのは楽チンでは、ある。(笑)


追記だ。雨ざらしについてはその後たくさんの記事を書いた。

「雨ざらしの薪」についての記事

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軒下に薪を保管する

当初、薪を自宅にどうやって保管しようかそれが悩みの種だった。そもそも1立米の薪とは積んだらどれくらいのスペースになるのだろう?初心者は本当にわからないことだらけなのだ。
住宅地では自宅の軒下が薪の保管スペースになることが多いだろうから、「自宅の軒下にざっと1立米の薪を保管する場合」の目安を図面にしてみた。どうだろう?

材料は主に2×4(ツーバイフォー)材とコースレッド。難しい造作はなし。2×4材を1本だけ4等分(約45cmずつ)にカットするだけ。あとは組み立てるのみ。電動ドライバーまたはインパクトドライバーで組み立てれば、DIYが初めての人でもガッシリ頑丈なものができてしまう。と思う。
もし探している人がいたら「薪小屋図面2」とともにどうぞ参考に、そして自分の方法でアレンジして下さいませ。

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薪を乾燥させる

実は中庭にある薪の乾燥が今ひとつ良くない。今年の2月に近所で伐採され4月に玉切りして薪にしたナラだ。
クルマで20分の薪置き場にある陽当たりいっぱいの薪はどんどん乾いていくというのに、自宅のこの2坪ほどの中庭は周りを建物に囲まれていて風の通りも悪く陽当たりもない、したがって乾きも遅い。未だにヒビも頼りなく木の匂いもして初々しい。手にすると重量感たっぷり。春から積んでおいてひと夏越せば良い薪になる、と単純に思っていたが、この場所ではイカン。
そういえばナラは乾燥しにくいと読んだことがある。冬の伐採であっても割ってすぐ中庭に運んだのは良くなかったのか。もっと広い場所で陽当たりいっぱいに乾燥させることは思った以上に重要なことなのだ。
薪を集めて、
薪を作って、
薪を積んで、(これで終わりではない)
薪を乾燥させる、ここまでが肝心なのだ。
とはいっても自宅は狭小な住宅地。陽当たりのいいスペースはもうない。せめて積み替えたり、井桁にしてみたり、夏には玄関先に干しておくなど、地道なことを考えている。
2シーズン目の今年ははじめての薪作りだったからまあ無理もない。3シーズン目は広い薪置き場で陽当たりいっぱいに乾かした薪を自宅の薪棚へ運ぶ、そういうサイクルを確立しようと思っている。


追記しよう。
5年目となった今では、ナラを「気持ちよく」焚くならその年の春に割るのでは遅すぎる。それでは8ヶ月程度の乾燥期間だ。ナラは他の樹種に比べても乾きにくい。よって、ナラは前年に割って「冬越えの薪」にするのがベストのベストだ。大割でも中割でもそれで最高の薪になる。
しかし、なかなかそうはいかない。ではその年の春に割るなら中割り程度にして、乾燥しやすい場所に積む。記事のように日当りのない中庭では「冬越え」で1年以上経たないとちょっと無理。焚けないことはないが、本来の燃え方ができないから勿体ないと思う。

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原木を入手

今日はサクラ、ナラ、をもらってきた。近所のエライさんの別荘で数本を切り倒したもの。私が薪を欲しがっていることを知って声をかけてくれたのだ。ありがたいことだ。
もちろんお手伝いにいってきた。でも何にも役に立たなかったけどね(笑)。職人さんたちの仕事を邪魔しないよう、葉っぱや小枝を片付けるくらいで精一杯。一緒に働けるにはまだまだ10年は早い。
持って帰ってきたのは軽トラ1杯分。これは来年(次の次の冬)の薪だね。とりあえずクルマで20分の薪置き場へ運んでおく。
こういう調子で、ひと冬に必要な分の半分くらいは自分で集めていけそうな気がする。もし大規模な伐採に出会えたら究極的には全部自給できる年もあるかも。それも楽しみだね。

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薪小屋図面2

薪ストーブには薪棚・薪小屋が必要だ

DIY初心者でも作れる図面

以前の 薪小屋図面 (04/26) は計画段階のもの。実際に製作してみて上の画像の通り、こちらが完成版だ。軒下に薪を保管する (06/29) と合わせて、探している人はどうぞ参考に。

目標は、シンプル、誰でも簡単。難しい手間なし。数カットして組んでいくだけ。ホームセンターで買えて安く。
あとは自分の環境に合わせてさまざまな工夫でアレンジしよう。

防腐塗料やラティスでアレンジ

例えば、木材の防虫・防腐塗料を塗ったり、地面からの湿気を防ぐためにビニールシートや防水シートを敷いたり、薪はぎっしり詰めないで井桁にして通風よく積んでみたり、もっと大容量にしたい人は7フィート(約216cm)の2×4材をメインにしてもいい。
ちなみに私の自宅では玄関先にも薪棚があるが、ここは近所からの見栄えをよくするために側面と背面にラティスを貼っている。寸法は90cm×180cmでピッタリ。通風はあるし、ルーバータイプなら雨もしっかり防ぐ。古くなったら張り替えも簡単。これもオススメだね。


追記だ。
2年後、上の図面の薪小屋は大雪で崩壊寸前となる。
「薪小屋の崩壊」(2008/03/10)
雪の多い地域では補強が必要だ。

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雨ざらしの薪2

雨がヒドイね。私の地域もタイヘンです。
雨がこうも続くとさすがにクルマで20分の薪置き場が気になってくる。ここではゴールデンウィークに割った薪のうち1立米くらいを「薪は土用まで天ざらし」と称して積みもせず雨対策もせず野ざらしにしている。
そうしたら、下になっている何本かの薪に虫がついてしまって、羽根アリだとか、タマゴだとか、エライことになってしまっていた。敷かれた廃材の上なので水はけはいいし大丈夫だろうと思っていたが、結局は虫に棲み家を提供しているようなものだった(笑)。
天ざらし(雨ざらし)の発想は正解なのだ。ほとんどの薪はお日さまに焼けてヒビ割れて実にいい顔をしている。しかしいくら天ざらしといっても、たまには薪をひっくり返したりゴロゴロ位置を変えたり、もしくは積み始めたりして手をかけた方がいいね。まったく人の手が加わらないで放っているのは薪を乾燥させているんだか朽ち果てつつあるんだか、どっちかわからない(笑)。
シーズンになれば自宅へ持っていき、やがてリビングに運ばれることを思えば、綺麗な顔しててお行儀のいい薪であった方がいいに決まっている。やっぱり必要なのは薪小屋だな。雨のかからないしっかりしたヤツ。
そんなこと考えながら、雨の中とりあえず垂木を敷いて積み始めた。夏休みの課題がまたできた。

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リンゴを割る

自宅にある薪のうち、玉切りのままで割り切れていないリンゴを割る。
しかしリンゴは乾燥が進んだ方が割りやすいのか?5月にはあんなに堅くて手こずったリンゴなのに楽勝で割れるぞ。バキッと乾いた大きな音をたてて真っ二つ。気持ちいい♪
リンゴ割るなら夏休みか?それとも私が上手になったのか?(笑)

なかには素直そうに見えてどうにも割れないのがある。ひっくり返してどっちから何度叩いても割れていかない。しかし今日の私は余裕だ。新しい技を会得したのだ。こういうのは転がして叩くのだ。
一撃、二撃、でご覧の通り。


割ってみると中に節が隠れてた。しかも両方の木口にあるからどっちから叩いても割れなかったんだな。
お次はチェンソーで斜めに切られたリンゴ。これじゃ薪割り台に立ちやしない。しかし今日の私は無敵だ。立たないものは立たせない。そのまま転がして叩くのだ。
一撃、二撃、三撃、でご覧の通り。




薪焚いて50年という人に教えてもらった。
夏休みも割って割って割りまくるぞ(笑)

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