灰の出る量3
写真は9年目の今年、シーズン前半を焚いて出た灰の量だ(2014年2月4日立春)。
一斗缶(18リットル缶)で0.9個分くらい。まだ満杯になってないね。あとは炉内と灰受け皿に溜まってる。写真以外に取り出した灰はない。1シーズンで8〜9トンを焚く私だから、ここまでで4トンは焚いてこの灰の量ってことだ。
多いのか妥当なのかわからない。他人とは条件が違う。ただ自分との比較でいえば、あきらに以前の半分以下あるいは3分の1、いやもっとなんだ。
以前、 「灰の出る量」が疑問だった。まだ2年目の初心者の頃だ。自分でも遠い目になるがあれから7年たって、確かに経験が解決してくれたというか、今では慣れて疑問も疑問でなくなってる。
この間に何が変化しただろう。
意識できるところでは「良く燃やすようになった」。トロトロ燻らせたり空気を絞りすぎず、その薪の最大エネルギーを全部取り出す(ような気持ちで)よく燃やす焚き方になってきたこと。
次に思いつくのは「灰の面倒をみる」。単に灰をイジるだけでもかさが減って溜められる量が増える。最近私がよくやっているヤツだ。(「焚きつけの日常3」)
使ってるフライ返しに意味はないからそこは目くじら立てない。ふるいにかけてサラサラの灰から燃え残りや塊を選り分けるのに便利ってことだ。で炉内の両端にサラサラの灰を。燃え残りは中央で種火となってくり返しくり返しよく燃やす。やるとやらないでは灰を溜められる量が違うように思う。最終的に同じ重量でも体積が減る(かさが減る)ってことだ。
あとはハード的にメンテナンスや消耗品の交換が普通にできるようになった。一部には二重煙突も入れた。
今書けるのはそんなところ。いずれにしても慣れたってことだ。ひと言でいえば。
9年目の現在、灰の出る量はこんなところだ。