シーズン16 薪ストーブ

天板のホウロウ補修・一年後

さまざまに苦心したホウロウ補修だが、一年経ってみれば画像の通り。ぜーんぶ剥がれてしまったよ、笑。シーズン中にいともカンタンに塗料は剥がれた。白いパテも露出してボロボロ。

天板のホウロウの剥がれは、パテと補修液で補修してもムダ。1シーズンですぐに剥がれてしまう。高温が原因だ。そりゃ補修商品として粗悪品だろっ、ていうツッコミはなしだ。そういうものだということを理解しよう。たぶん、日本製の工業用のパテとか耐熱塗料の方が優秀なんじゃないかな。ただ値段が高いのと、色が合わないってこと。ホウロウじゃなくて、クラシックブラックつまり黒なら試してみる余地はありそうだけど。

とにかく、天板のホウロウの剥がれ補修はどうすればいい?答えは「そのまま」だ。パテで埋めもしないし塗料も必要ない。美観上それがもっとも良い。ただし、剥がれるにまかせるという、放置の意味ではない。剥がれたホウロウのエッジをキチンと処理し、露出した鋳物を研磨する。こうしておけばそれ以上の剥がれは防止できるし、見た目もいい感じになる。格好悪いことは全然ないと思うがどうだ?むき出しの鋳物の風情は、私にはちっとも違和感ない。許せない人もいるだろうが、許せない人にとっての解決策は、天板の交換しかない。ホウロウの場合はね。

くりかえそう。天板のホウロウの剥がれは、パテと補修液で補修してもムダ。1シーズンですぐに剥がれてしまう。
それほど高温にならないレッグとかウォーミングシェルフとかはやる価値あるだろうけど、それもいずれは劣化して剥がれてくる。とにもかくにも、アンコールの天板については、経年なりに自然に劣化していく風情を楽しむのがよろしいかもしれない。