シーズン2 薪ストーブ

サーキュレーター

もっと静かで音のしないサーキュレーターはないものか。
これじゃあ、せっかく薪ストーブの暮らしでエアコンやファンヒーターの騒音とは無縁なのに、なんでわざわざ電気じかけでゴウゴウと風を起こさなきゃならんのだ?という気になってくる。
しかし家中に暖気をもっと循環させたいので何か手を打たなければならない。やってみなければ何もわからない。探しているばかりでラチがあかないので、少しは静かな方だという口コミを頼りに1台注文してみた。

「YAMAZEN エアーサー キュレーターベージュ CS-A20-C」
扇風機だって同じことができるがサーキュレーターの方がはるかに強力だ。竜巻のような風が空気を撹拌しながら渦を巻いて直進していくという。床に置いて天井めがけてスイッチを入れた途端、グイグイと暖気が足元まで循環してくるのがわかる。
シーリングファンが一度取り付けてしまえば移動できないのと違い、サーキュレーターは場所も向きも角度も自在だ。最適なポイントを探せるという点では工夫する余地はたくさんある。

しかしこの音。
一番静かな「弱」にしても、扇風機の「中」あるいは「強」くらいの音がする。
家族が大勢いてテレビがついていて生活音いっぱいの団欒時ならいいのだが、一人の時や落ち着いた夜の時間はとても回していられない。コイツを消した途端、いつもの薪ストーブの静寂に戻ってホッとする(笑)。本当にホッとする。
もともと四六時中運転する考え方ではないのかもしれない。回したい時だけ回して空気を撹拌できたらすぐ止める。そんな使い方なら少しは理解できる。
我が家には他にもボックスファンというものがあり、こいつも轟音で唸る。薪ストーブライフをこれらと一生つき合うつもりは毛頭ないが、シーリングファンと組み合わせて一番効果的な暖気の流れを試すのだ。


追記

ちょっと音について文句言い過ぎだね(笑)
断っておくのを忘れたが私は「音」について敏感というか「静寂」な暮らしを人一倍好む。
冬の夜はクルマも人も犬も通らない。閑静ともいうし田舎ともいう。
雪がしんしんと降るのみ。時々パチパチと薪が爆ぜるだけ。
余計、音への注文は多くなるのだ
で、「YAMAZEN エアーサー キュレーターベージュ CS-A20-C」は
たぶん似たような価格帯の中では静かな方なんだろう。
特にフロア置きして部屋の遠くの隅に置けば気にならないことは多い。
ボルネード社のサーキュレーターが最も静かだと評判だが、
一方で「 CS-A20-C」と両方使ったがあまり変わらないという人の口コミもある。
たぶん音は同じ程度なんだろうが、
風量や効果は高価なボルネードの方が良いのだろうなあ、と想像している。