シーズン2 薪づくり・薪のこと

薪は財産

こういう薪棚の壁に囲まれるのを夢見ていた。
グルグル歩き回っては眺め、遠く離れては眺め、近寄っては眺める。何とも表現できない満たされた気持ち。ずーっと眺めていても飽きることがない。
薪は財産だとつくづく思う。米と同じで、手間ひまかけて時間をかけて蓄える、これがなくては暮らしていけない必需品。もし江戸時代だったら、「嫁に行くなら薪がたくさん積んである家。薪をたくさん用意する律儀で働き者で健康な家」なんて言われなかったのかしらん?。
現代では「モノ好きの世界」の薪づくりかもしれないが、お日様の下で汗をかき、生活を暖かく豊かにし、木のぬくもりで癒される。少なくとも私にとっては何ものにも代え難い喜びなのだ。
今も薪棚は増えつつある。
再来年の薪(次の次の冬)になるんだと言うと人も笑おうか(笑)

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