「 ファイバーロープ交換 」 一覧
ファイバーロープの交換2
アンコール触媒機#2550、ファイバーロープの交換の続きだ。必要となるものは、まずファイバーロープ。ファイバーロープの入手についてはこちらに詳しく紹介してる。「アンコールのファイバーロープ」
次に耐火セメント。黒ラベルがメタル用。赤ラベルがガスケット用。今回のような軽作業は赤ラベルでいく。
作業内容はカンタン。まず濡れぞうきんで溝を拭いて軽く湿らしておいて、耐火セメントをチューブを絞りながら置いていく。チューブタイプの耐火セメントはあらかじめチューブを揉んで柔らかくしておくことだね。とくに保管期間が長くなってると内部では水と分離してたりするから私は結構入念に揉む。
絞りだしたセメントを私は指で均一にならす。ドライバーとかヘラでやれば汚れないのに、私は自分の指先が一番だ。盛り過ぎた場所や、薄い場所を均一にならして結局のところ少量の耐火セメントで済む。あとはファイバーロープを「決して引っ張らないよう」そのまま溝に置いていく。
最後はハサミで切って終端の処理はガスケットボンドを数滴垂らしておく時もあるし、マスキングテープを巻いておく場合もある。
できあがったら、指で触れながらファイバーロープの均一状態を確かめて、接着が甘いと思う箇所は耐火セメントを足し、あとは24時間放置。
あくまでこれは私の場合。探している人には参考になるだろうか。
ファイバーロープの交換1
アンコール触媒機#2550、ファイバーロープの交換をしよう。今回するのはロアーファイヤーバック。
ファイバーロープは白く固くなれば消耗のサイン。そうでなくても高温と圧着で弾力も失われ役目を果たしていないと思えば交換してる。今回、消耗してるのはロアーファイヤーバックの上部で下部は問題ないが、ツギハギで張り替えるよりも私は全交換するよ。
古いファイバーロープは手で剥がせばぺりっとめくれる。次が残った古い耐火セメントの除去だ。しかしこれ、前回貼った時の耐火セメント盛り過ぎだね。ロアーファイヤーバックは取り付けっぱなしで可動する部分じゃないんだから、耐火セメントは取り付け時に位置ずれしない程度で十分。つまり指やドライバーでセメントを適度に塗り伸ばして厚くなりすぎない方があとが楽。
さて、古いセメント削るにはドライバー使うとドライバーの方が削れて丸くなるので最近はタガネでやってる。そしてハンマーはゴム。自分の指を打って悶絶しないため、笑
本当にこれ除去できるの?って最初は億劫に思うけど、取り掛かればスムーズに進む。難しいことはない。大雑把にグルっとタガネで砕いて削ったあとは、ワイヤーブラシで擦ればほぼ大丈夫。ここから細かく完全に取り除く人もいるだろうけど、私はだいたいでオッケーとする。ダメ?笑
ここまで休日にのんびりやって小1時間程度。次はファイバーロープを貼ろう。
アンコールのファイバーロープ
アンコール触媒機で使われるファイバーロープのリストだ。
必要分を数メートルまとめて買った方が無駄が少ないからね。ロープの長さは規定の数字。実際の作業は少し長め(プラス5cmほど)に切ることも計算に入れよう。
■ガラス左・・・・・・・・・ 95cm
■ガラス右・・・・・・・・・ 95cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ4.76mm(3/16")品番:81219
■グリドル・・・・・・・・・120cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ7.94mm(5/16")品番:R516GG
■フロントドア左・・・・・・120cm
■フロントドア右・・・・・・ 85cm
■ダンパーフレーム・・・・・110cm
■灰受けドア・・・・・・・・125cm
■ロアーファイヤーバック・・130cm
■フルーカラー・・・・・・・100cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ7.94mm(5/16")品番:R721
■エアープレート左・・・・・140cm
■エアープレート右・・・・・150cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ9.50mm(3/8")品番:R722
アンコール触媒機は以上の4種類。
どの店も1m単位での販売だが、50cm単位の店もある→「薪おじさん」
同じアンコール触媒機のメンテナンス情報満載のお店もある→「ありがた屋」
近くの薪ストーブ店へ行ってもすぐ揃うし、まあ下調べの参考にはなるだろう。
私もこれで忘れずに済む。耐火セメントも下記の通り。