シーズン9 薪ストーブ

薪の量

決してヒマではないのだが、薪の重さを量ってみた。今まさに焚くための薪。乾燥期間は1年から1年半。長さは45cm前後。ナラでの比較だ。
いったい自分は一度に何kgの薪を入れてるんだろう?大割、中割、小割とは私のつくった薪の場合は何kgなのだろう?興味はそんなところ。
大ざっぱな私の区分としては、1~2が小割、3~5が中割、6~7が大割、というイメージかな。写真の通り。あくまで私のイメージだ。
それにしても一本一本は意外と重量がないものだな。乾燥してるんだから結構なことなんだが、メインと思って主力で焚いてる「4」「5」の中割も1.5kgほどでしかない。欲をいえば2kg前後の中割がもっとあってもいいかな、なんて次シーズンの薪づくりはそうしよう。

燃えてるアンコールに薪を追加するイメージで、一度に入れる薪を並べてみた。
「1」「2」「3」「4」「5」で、5.8kg
あるいは、
「1」「2」「4」「5」で、4.6kg
1月2月の一番寒い時期に入れてる量はだいたいこんな感じ。だいたい5kg~6kgというわけ。意外だ、もっと重量があると思ってたよ。かつてはガンガンに炉内いっぱいに詰め込んだものだが、それに比べて近年の私は少ない薪でスッキリ焚こうとしてるのは本当なんだな、笑。
ちなみにアンコール触媒機#2550は仕様では18kgの薪が入って9〜10時間という最大燃焼時間だから、その3分の1の6kgを入れたら燃焼時間は最大で3時間強。計算はだいたい合うよね。そんなところだ。

長めに火持ちするよう大割を混ぜても、6.8kg。
くり返すがこれらは1月2月の一番寒い時期に入れてる例であって、当然場面に合わせて増減する。
秋や春先なら「1」「2」あたり数本で3kg程度だろうし、特別たくさん入れる時は「4」「5」「6」「7」あたりで8~9kgになるだろう。
連続運転してて熾きがたくさんあるなら小割は省くかもしれないし、家じゅうすでにポカポカなら中割を2本だけ、あるいは長時間燃焼のために大割で「小」の出力でゆっくり焚くかもしれない。さらにナラだけでなく他の広葉樹(雑木含む)も焚くからバリエーションは数限りないね。
いずれにしても場面場面で欲しい出力や燃焼時間は、入れる薪の量や樹種、サイズで決めてるってことだ。空気レバーはそのあとでの調整。
入れてる薪が6kgというなら3kgの大割を2本入れたらどうだ?、、、っていう流儀の人もいるだろう。住む家もストーブも人それぞれだ。
私の場合は空間が広いから常に「大」の出力で焚いてないと寒い事情がある。そのせいなのかさんざんコンバスターをバキバキに壊してきた。だからコントロールしやすく、焚きつけてすぐ「大」の出力をだせるよう中割と小割メインで良く燃やす焚き方になってきたんだと思う。
まあ、たぶん私は経験とともにいろんな焚き方をする。いまの焚き方に満足したら次は違うことしてるかもしれない。興味は尽きないってとこだね。

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