Xmasはリンゴ
外国では特別な日にしか焚かないというとっておきの薪、それがリンゴだ。我が家でも誕生日や客人のもてなしや楽しい週末など、ちょっと特別な時にリンゴを焚くようにしている。
リンゴは焚くと良い香りがする。あの香ばしいともなんとも表現できない香り、いやこれは煙だ、不思議な煙の匂いに私はすっかりハマってしまった。
当然、クリスマスに焚くのはリンゴ。それまでの雑木の臭いが混じっては台無しなので金曜の夜から3日間はリンゴしか焚かない。リンゴの真っ白でふわふわの灰が積もって炉内もホワイトクリスマスだ(笑)。そしてトップを開けてリンゴを追加するたびに、またはダッチオーブンでフロントドアを開けてるたびにリンゴの香りが家中に広がる。
良い香りといっても煙であることに変わりはない。トップを開けたままで悦に入っていると子供たちが煙たいと言ってくる(笑)。
いつか子供たちが大きくなった時、「ああそういえば子供の頃、特別な日には薪ストーブでリンゴ焚いてくれたっけ」、などと私の姿を思い浮かべてくれたら嬉しいけどね。