シーズン2 薪ストーブ

灰の出る量

我が家の場合、灰はたくさん出る。それだけ薪をたくさん焚いているとも言えるし、無駄に焚き過ぎていると言えなくもない。
1ヶ月で一斗缶一杯は出る。灰受け皿の灰も週1回~10日に1回のペースで片付ける。放っておくとすぐに溜まりすぎてしまうので、「灰をある程度溜まった状態」に保てるよう、こまめに灰を抜いている。

この灰の出る量も薪ストーブの七不思議のひとつで、人によっていろんな話がある。
ある人はシーズンを通して一度も灰掃除をしないといい、
またある人も掃除をしてもシーズンを通して2度か3度だけという。
私のように10月から5月まで7トンも8トンもひっきりなしに焚いて、それで一度も灰を掃除することがないとすればまことに結構なこと。しかしそれはいくらなんでも信じかねる。
そもそも焚いている薪の量が全然違うのではないか?ひと冬で2トン焚く人と、8トン焚く人では灰の量は4倍違うぞ。24時間焚くのと朝と晩だけじゃ全然違うぞ、と、ツッこみを入れたくなるのだが、薪ストーブというヤツはどこに住んでどんな家でどんな暮らしをしているのかを知らないと比較にならないものだ。
それに気づくまでは、うちは何でこんなに溜まるんだろう?と合点がいかないものだった。

まあいずれ経験が答えを出してくれるから、今は出る灰は掃除するのだ。
写真はこれから掃除するのではなく、これで掃除をした後だ。熾きがたくさん残っているので余計に多く見えるが、私はたぶん灰を多めに炉内に残す方だろう。
灰受け皿に落ちた灰はこの後、もっと冷えてから、車庫の一斗缶に片付ける。
くり返しになるが、ひと冬で7~8トン焚いて週1回~10日に1回の灰掃除、1ヶ月で一斗缶一杯になる。これはこれでだいたい普通なんじゃないか。ちがうかな?

PREV
薪の運搬 2007-2-15
NEXT
吹き抜けを考える3 2007-2-20