シーズン2 薪ストーブ

薪割り三部作

ご存じの方も多いだろう。
誰が呼んだか、薪割り三部作。深澤光著。
「薪割り礼讃」
「薪のある暮らし方」
「薪割り紀行」
読みたくなると図書館から借りていたのだが、このところいつも貸出中。薪ストーブを使う人が増えているんだなあと実感する。
良い機会なので三部作を購入することにした。
薪を焚く人には薪ストーブの数だけ暮らし方があり、楽しみ方もやり方もそれぞれ違う。自己で完結する人もいれば、活動を広げたい人もいる。筆者はもちろん後者で、布教活動と自分で言っているくらいだ。
そして薪割り礼讃を「分かち合いたい」うちに、この三部作で「広めたい」「深めたい」と日本と世界を行ったり来たり。そこまで究極を求めたいとは思わない部分も多々あるが、薪を焚くことに関するあらゆる興味や学びたい気持ちをまんべんなく満たしてくれてとても楽しい。
中でも、時折登場する昔ながらの薪割り名人たちがいい。あの名人たちの技や暮らしぶりを徹底的に書いてもいい本ができるんじゃないか?(笑)
経験するたび読むたびごとに気づかなかったことに理解が進む。
私にとって永遠の未完のバイブルになりそうだ。

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