ガラスの曇り
ドアガラスの掃除をしよう。
アンコールはフロントガラスの上から下へと燃焼用の空気がエアーカーテンとなって流れる構造になていて、そのおかげかドアガラスが煤で真っ黒になることはまずない。もちろん薪がよく乾燥していればの話だけどね。
代わりに写真のように灰にまみれるように汚れる。特に私は炉内いっぱいに薪を詰めこむからだろうね。薪がはぜて灰が飛ぶ。上品に、適度に、数本ずつ焚けば、ガラスはもっとクリーンだろうと想像している。
ただ乾いた薪でも木口がガラス面に触れていたりするとさすがにそこが黒くなる。写真で少しだけ黒いのがわかるだろうか。でもこれは一時的なもので焚いていればすぐ燃えてスッキリ無くなるタイプの汚れだ。
さてクリーンなガラスにしよう。私は雑巾拭きオンリーだ。
ガンガンに焚いている時はもちろんしない。朝の起床時や休日の暖かい昼間など、炉内の熾きがほとんど消えそうな一番低温の時を選んで行う。ガラス面の急激な温度変化は禁物だからね。いきなり雑巾でジュウウウウ~とやらないで、ジュッといわない程度の時に拭くのがいい。
ところが24時間焚いているとこのガラス掃除のタイミングがなかなかない。朝起きた時に拭こうと思っても、こりゃ熱いなと思えば見送る。もっと熾きが消えそうな冷えた時、かつ時間のある休日にのんびりやろうとタイミングを伺っていると平気で1週間過ぎてしまう(笑)
薪ストーブユーザーにもいろいろあって、炎なんて見えなくていい、暖ったかけりゃいいという実用オンリーの人もいれば、炎が綺麗に見えなきゃ薪ストーブを入れた意味がないとまで考える人もいる。
私はその時の状態次第。拭ければ拭くけれども、熱ければ仕方ないからまたの機会を。て感じだ。
仮に、湿った薪でできた黒い汚れがある。タールがべっとりって感じ。専用クリーナーとかあるらしいがたぶん私は同じ要領でやる。どうしても取れないなら雑巾に灰をつけて擦る。それでとれない頑固な汚れは出会ったことはない。