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軽トラで薪運び5

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この時期、休日は冬の準備に精を出す。クルマで20分の薪場から自宅に薪を運ぶんだ。自宅は住宅地にあって敷地が狭いから1シーズンで焚く量の半分も置くことができない。だからこの薪場を借りてここで薪を割り薪棚に積んで乾燥させてる。およそ2シーズン分の薪がここにある。

私の軽トラの薪の積み方はいつも同じ。写真の向きで3列に積む。控えめに積んでるつもりだけどこれで重量は700kg台じゃなかろうか。まだまだ積めるけど、今回はタイヤの空気圧をチェックせずに来てる。タイヤは6PRだしたぶん3k前後の空気圧はあるはずだけど、ほどほどでいこう。どうせ何度も往復するのだし。念の為、最後はシートかけてロープもする。律儀だろう?

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こうして薪場から自宅へと薪を運ぶ。以前も書いていてそちらがいろいろと詳しい。(「軽トラで薪運び4」

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軽トラで薪運び4

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この時期、休日は冬の準備に精を出す。クルマで20分の薪場から自宅に薪を運ぶんだ。自宅は住宅地にあって狭いから1シーズンで焚く量の半分しか置くことができない。だからこの薪場を借りてるんだけど、本格的に寒くなるまでに薪を運んで自宅の薪棚を満杯にしておく。
運ぼうとしている薪は昨年の春に割ったもの。乾燥期間は1年半以上になるね。そうわかっていたから大割に割ってある。小割、中割、大割といろんな薪を作っていて、この棚はナラで大割の棚ってわけだ。
画像のように軽トラにギッシリ並べて積むんだけど、よく乾燥してるとはいえナラばかり積めばかなり重い。走らせた時の走行感からしてたぶん800kg前後あるんじゃなかろうか。でも8PRのタイヤを履いているのでタイヤは潰れないし平気に走れる。前回「軽トラで薪を運ぶ3」で書いた通りだね。

自宅には玄関前や軒下のわずかなスペースを使っていくつも薪棚を作っている。軽トラから人力でせっせと運ぶよ。このことは
「薪の運搬」「薪棚まで49歩」「薪の補充」
などで書いてる。
焚いていて減った分はシーズン途中にまた薪場から運ぶ。ホント、ご苦労さんなことだね。自宅と薪場、この2つの場所があって軽トラで薪を運ぶことではじめて私の薪ストーブライフは成り立っているよ。

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軽トラで薪運び3

薪ストーブユーザー必須の作業

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今回購入した原木は4トン。来年2017年冬のためのものだ。購入先の業者の土場にドンと置いてある。私はそれを玉切りして軽トラに積んで自分の薪場まで運ぶんだ。まあ自分でやる薪ストーブユーザーなら必須の、入手した原木を軽トラで運ぶ、そういう記事だね。

薪は軽トラにどれだけ積めるのか

一気にたくさん運びたい時、私はタイヤを8PRに履き替える。軽トラック用の一般的なタイヤ「145R12 6PR」よりワンランク強度のある8PRのタイヤにするんだ。とにかくたくさん積みたいからさ。かつ安全にね。薪運び用に中古で手に入れた。

  • 145R12 6PRは1本で450kg(最大空気圧350kpaの時)に耐える。
  • 145R12 8PRは1本で520kg(最大空気圧450kpaの時)に耐える。

そのあたりタイヤのことは「軽トラのタイヤ」「軽トラのタイヤ2」で書いてる。
で当日は朝ガソリンスタンドによって8PR最大の450kpaにする。4本とも全部450kpa。単位は4.5k(kgf/cm2)と書いた方が馴染みがあるかな。普通の乗用車タイヤだったら2.4kが限度だね。「お客さん今日は積むんだねー」「そうちょっと重いものをね」とか聞かれればそんな会話をする。

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積む時は写真の通り。私はいつもこの向きで並べて積む。左右に横崩れする心配がないからたくさん積めるんだ。面倒だけどこれが確実。最後はブルーシートで覆ってロープで固定する。これだけ積んでしまえば元も子もないけど、重量のある玉やナラはできるだけ均等に配置して重心が偏らないようにしてるかな。

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8PRのタイヤ履いた理由は走らせればわかる。感じる安心安全は雲泥の差だよ。ただ当たり前だがブレーキの効きが著しく悪くなる。とくに私のはブレーキがプアな古い軽トラなのでね。エンジンブレーキを1速まで使って一生懸命止まる、笑。

結局、4トンは4往復で終了。初心者の頃は必死でヒーヒー言いながらやったけど、12年目ともなれば慣れたもの。なんでもなくこなすようになってる。営利でもないし常態化してるわけでもない、生活に必要な薪運び。くれぐれも気をつけましょう。

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軽トラのタイヤ2

・・・・・・<注>上の図は中学レベルの計算。あとでしたい話のあくまでイメージ図だ。実際のクルマの荷重計算はこんなではない。よろしく。

さて、軽トラで一般的な145R12 6PRのトラックタイヤは最大負荷能力が450kg。これって4本合計すると1,800kgの重さを支えられる計算になるよね。静止したままただ重さを支える上の図の場合だよ。
この合計1,800kgから自分の重さを引いた残りが積める重量だ。私の軽トラ(ホンダアクティHA2)の車両重量は680kg、定員2名110kgとして、
(1,800kg)-(車体重量680kg+定員2名110kg)=1,010kg。
支えられる重量はあと1,010kg残ってる。つまりあと1,010kg(約1トン)が積載できるじゃないか!、、、、笑、、、、、ただじっと止まってるだけならばね。

書こうとしてることはこんなレベルの計算でもタイヤの能力が足りてるか不足してるかが実感できるってこと。

それはタイヤの空気圧と負荷能力の話。「今日は積むぞ」って日は朝ガソリンスタンドに寄って空気圧をみてもらうといいんだ。私のように薪を満載して走る人は特にね。
乗用車タイヤだとわかりやすい。ロードインデックスといってタイヤの強度を示す数値がどのタイヤにもついてる。下の表はロードインデックスと空気圧と負荷能力の関係だ。つまりどれだけの強度のタイヤでどれだけの空気圧かによって負荷能力は全然変わるという表だね。

以前、中古の乗用車タイヤで薪を満載したことがある。700kgは積んだと思うんだ。私はトン単位で原木を買うから運ぶ回数や量で重さの見当がつく。
で、その日タイヤはぺっちゃんこ。路面の段差にホイールがガンと打ってる。車体はフラフラで曲がれる気も止まれる気もしない。ホントあれはまずかった。
そのタイヤのロードインデックスが73。空気圧は低かったと思う。長期保管でノーチェック。仮にそこそこ200kPaあったとしても、上の表でいくと負荷できるのは1本あたり330kgでしかない。
(330kg×4本)-(車体重量680kg+定員2名110kg)=530kg。530kgしか積めないということがわかる。*くり返すがじっと止まった状態での話としてもだ。
なのに私は700kgを積んだ。じっと静止して重みに耐えるだけでも能力オーバーだというのに、しかもその状態で走らせてしまうんだから、知らないということはまったく恐ろしいこと。
だから軽トラは6PRのトラックタイヤが標準だし、なおかつ心得ている人は重いモノを運ぶ時は空気圧を高めにする。6PRのタイヤなら最大350kPaまで高めることができ、その場合は1本あたり450kgと最大の負荷能力になる。

空気圧を高めれば今よりもっと積める?いやいや、その分より安全に走れると考えるんだ。積み過ぎはほどほどに。安全にいこう。
まあ、そこまで満載して走らない人には関係のない話だけどね。


追記だ。
空気圧の単位。
240kPa=2.4kgf/cm2
350kPa=3.5kgf/cm2
調べると(kPa)の表記ばかりだけど(kgf/cm2)つまりキロで呼んだ方が馴染みがあるかね。

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軽トラのタイヤ

軽トラのタイヤなんだが、軽トラは「軽トラック」であるからして本来はトラック用のタイヤを履く。
タイヤを見て「145R12LT」とか「145R12 6PR」とか書いてあればそれがトラックタイヤだ。LT=ライトトラック用、6PR=プライは強度のことで要するに強度が増した丈夫なタイヤなんだな。乗用車のタイヤは4PRに相当し、トラックタイヤは6PR以上となる。8PRになると数値では乗用タイヤの1.3~1.4倍は重いモノに耐えることになってる。
でも世の中には安価で性能のいい乗用車タイヤがゴロゴロしてるからね。どうしても乗用車用のタイヤを履いてしまうよね。私も手に入りやすいので乗用車用の中古スタッドレスばかり履いて、溝が減れば夏タイヤとして履きつぶすをくり返してた。
しかし私は薪ストーブユーザーだ。薪を満載して運ぶ。まさか最大積載量の350kg以上は積みませんなどとどの口が言う?笑
年に幾度となくタイヤをぺっちゃんこにしてヨタヨタ走ってる。しかも履き潰し寸前の中古タイヤばかり。それで薪を満載して自宅や薪場まで20km、40kmと走るんだ。大きな国道も走る。危ないよね。いつかヤッちゃいそうだ。
そういうわけで、最近は手に入る限りトラックタイヤを履くようにしてるんだ。やっぱり薪満載で走ってる時の安定感はまるで違うよ。自分の軽トラが頑丈になって性能アップした錯覚に陥る。
それが当たり前だろうって?、確かに、笑。
いずれにしても積み過ぎには気をつけて。足元はしっかり。安全にいこう。


追記だ。
私は薪を運ぶことがメインに考えているので「乗り心地」とか「走り」「見栄え」はカンケーない。通勤には使っているけど1分で職場に着いてしまうしね、笑
トラックタイヤに空気圧を高めるとそりゃ固いよ。乗り心地はまさにトラックだ。そこは好みだね。
そのことを加えておこう。

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軽トラで薪運び2

私の薪棚はクルマで20分の郊外にある。自宅では薪を置くスペースが足りないからここに場所を借りて薪づくりをし軽トラで自宅に運んで焚くわけだ。ほかにも原木を運んだり近所の伐採木をもらってきたり、私の薪ストーブライフに軽トラは欠かせない。
そこで買った軽トラがホンダのアクティ。平成元年式の550cc、4WD。通称「丸目のアクティ」。さすがに古いけど私には必要十分なんだ。


写真はナラばかり積んでいる。ナラは重量があるから私の軽トラではここまで。市街地の交差点も走るし積みすぎは注意だ。
薪は揃えて積んでいく。コンパネで壁を作ってポイポイ放り込んでいくのもいいけど、どちらも積める量は同じ。私は地道に積むよ。この向きで積めば左右の崩れは心配ない。そして荷台シートでおさえる。


ちなみにこの軽トラの荷台寸法は幅133cm(内寸)。40cmの薪なら3列で積めるが、今は47~50cmくらいで切っているので2列でしか積めない。その分高く積むから重量的に運ぶ量は同じだけどね。
ちなみに軽トラには旧規格と新規格がある。平成11年式以降の軽トラは新規格で荷台の幅が約141cmに広がっているそうだ。薪が45~47cmまでなら3列になるね。
中古の軽トラは、ちゃんと整備されて売られる相場は20万円代くらいからだろうか。古い旧規格のだったら10万円台のもあるけどまともに乗れるかどうかはギャンブルだ。
私はネットで探してパワステ、エアコンなどもちろんついてない車検切れ寸前のを6万円で拾ってきた。電車とバスを乗り継いで見知らぬ田舎町の自動車屋まで引き取りに行ったよ。楽しい買い物だった。整備して車検通すのに10万円近くかかったけど、相場より安く済んだしエンジンも快調で長く乗れそうだからラッキーだった。
主な軽トラのメーカーと車種名は次の通り。
■スズキ・キャリイ
■ダイハツ・ハイゼット
■スバル・サンバー
■ホンダ・アクティ
■三菱・ミニキャブ
あとは、
マツダ・スクラム(キャリィOEM)
日産・クリッパー(ミニキャブOEM)
トヨタ・まもなく(ハイゼットOEM?)

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軽トラで薪運び

住宅地にある私の自宅には薪を十分に置いておけるスペースがない。
そこで考えた薪づくりのスタイルは、クルマで20分のところに薪置き場を借りてそこで薪づくりをし乾燥させ、焚く時になったら自宅の薪棚へ運ぶ。というもの。

この薪置き場なら1年分を一度に置いておけるし、何より日当りも風通しもいい。自宅に積んでおくより遥かに乾燥に適している。つまりここは薪を乾燥させるための「乾燥棚」だ。
自宅は焚く直前の「保管棚」だ。すでに乾燥しているんだから通気はそれほど気にしないかわりに、雪や雨に濡れないようしっかりガードする。
というわけで、いよいよシーズンインだ。せっせと軽トラで薪を自宅へ運ぶ。写真くらい積んでだいたい1.2~1.3立米くらいだろうか。


私の軽トラの場合、だいたい40cm超の薪がちょうど3列に並ぶ。(写真の白い軽トラは以前の同型のもの。玉切りして割った直後。)
この向きで積んでいけば左右のヨコ崩れは心配ない。後方だけに気を配ればよく、荷台シートで覆うので薪一本落ちたことはない。

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軽トラ

薪ストーブのある暮らしをしていると、どうしても軽トラが欲しくなる。
でもなかなか買えないものだ。軽とはいえ車検や維持費もバカにならない。駐車する場所もない。だから今までは使いたい時に知人に借りて使わせてもらっていた。でもやっぱり欲しい。自分の軽トラが。
というわけで、シーズン3年目にしてついに私も軽トラ購入に踏み切った。
もちろん中古の旧規格車を格安で探したわけだ。

平成元年式、旧規格の丸目のアクティ。しかも青。550cc、4WD、走行70,000km。
錆も少なく年式の割りに程度は上々。エンジンもすこぶる調子がいい。
価格は6万円。
ただ古いのでタイミングベルトとかマフラーとか交換すべき部品は交換しておいた方が長く乗れる。それで車検通すのに10万円近くかかってしまった。とにかくしばらくはこれでバッチリ。まだまだイケるさ。
エアコンはもちろんない。軽トラの正しい乗り方は窓ガラス全開で片ひじ運転。風をいっぱいにうけて、昔のカセット入れて、ひた走るのがよろしい。
私の薪ストーブライフ、シーズン3は丸目のアクティを相棒にスタートだ。

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