耐火セメント容器入り
フルメンテナンスで使う、耐火セメント容器入りだ。
今回、バックパネルまで外したから必要となった。なんといってもセメントを盛りに盛るこの安心感はいいよね。カートリッジタイプの1.6倍も入ってるのにカートリッジより安い。アッパーファイヤーバックもこれを盛りまくって接着してやろう。
開けると水分が分離している。うっかり捨てたりこぼしたりしないよう、まずは混ぜなければならない。粘りが強いから太っといドライバーをガン握りして結構力がいったよ。やがて滑らかになってくれば準備オッケーだ。
パテで盛るにはいろんな流儀があるだろうけど、実は意外と大きな仕事も小さな仕事もできる。パテも3種類くらいはあるといい。写真のパテは大面積をくっきり盛れる。あと容器が丸いのでパテ先も丸いのがあるといい。最後の最後までムダ無く使える。あとは油彩ナイフのような細いヤツ。細かなことができる。
同じく必要なものは、濡れぞうきん。
セメントは水性なので直後なら手の汚れもホウロウについたセメントも簡単に拭き取れる。マスキングのように使ったり、はみ出しを押さえたり、これはなくてはならない。鋳物を軽く湿らすにも欠かせない。私は使い古したTシャツを2枚使ったよ。
ところでこの耐火セメント。アメリカRUTLANDの製品だ。興味のある人はサイトを覗いてみてもいいだろう。
「濡らしてから接着する」、、DIYのセメントいじりでお馴染みだ。
「ガスケットを軽く濡らす」、、なんですと?確かに道理だ。
「使用期限は出荷から18ヶ月」
知っていることの再確認や、「?」もまた面白い。
「RUTLAND」http://www.rutland.com/
容器入りにはカートリッジタイプがあるらしい。では黒ラベルのカートリッジとどう違うんだ?などと無用のツッコミはやめよう。
成分構成を見ると、黒ラベルは容器入りと成分は同じ。ただカートリッジやチューブなので使いやすいよう成分比率が異なっているかも。でも基本的に同じだよ。
赤ラベルと黒ラベルは明らかに成分が違う。だから赤ラベルはファイバーロープ専用。商品名の通りだね。
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