シーズン1 薪ストーブ

暖房・光熱費

原油価格の高騰のせいか、このところ周囲から質問されるのは薪ストーブについての家計の話ばかりだ。
例えば薪をすべて自分で調達すれば薪代はタダ。そういう人は確かにいる。私はそこまでの甲斐性も環境もないので、原木を買って自分で薪にする。
1シーズンで原木を8トン、約10万円買うとしよう。暖房が必要なのは6~7ヶ月間だから1ヶ月の薪代は約1万5千円となる。灯油と変わらない。それどころか薪づくりの労力を思えば全然安くない。
しかし原木を少しでも自分で集めれば、1シーズン10万円の原木が8万円に、8万円が6万円にと節約できる。今春せっせと薪を集めたおかげで次シーズンの薪代を計算してみると、半分以下のひと冬3万円になりそうだ♪
私のような雪国で48坪の5人家族の暖房費がひと冬3万円というのは上出来だよね。ちなみに我が家には薪ストーブの他に暖房器具はない。ガスもない。灯油も一滴も使わない。コタツもエアコンもない。ただ薪ストーブだけ。薪ストーブのあの暖かさで、ひと冬3万円で、家中どこでもぽかぽかに暮らすことができるというわけ。
こう言うと周囲のみんなは相当心が動くようだ。
でも別に「家計のために」薪ストーブを焚いてるんじゃない。原油価格の高騰で家計の話に関心が集まるのはわかるけど、とにかく薪ストーブってやつは、楽しくて嬉しくて美味しくてあったかい、体によくて気持ちよくて、自然にも地球にもやさしい。この魅力の方から理解してほしいよね。
するとグリコのオマケみたいに「家計にやさしい」がついてくる。
もれなくついてくるかどうかは、「薪づくりの頑張り次第」、だけどね。

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