「 シーズン7 」 一覧

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コンバスターのリコール

2012/08/01   -シーズン7, 薪ストーブ

アンコールで使うセラミック製のコンバスターについて、2010年4月~2011年11月に販売されたものは品質に不具合があるためリコールなんだと。
7月5日付でファイヤーサイドにお知らせがある。
「触媒ストーブをご愛用のお客様へ重要なお知らせ」
http://www.firesidestove.com/info/combuster_info.html

私は2011年9月のフルメンテナンスでコンバスターと二次燃焼ボックスを新品に交換している。まさにそれがリコール対象のコンバスターだったのだ。
「新旧のコンバスター」(2011/9/12)
リコールのアナウンスを受けて早速問い合わせて対応中だ。私の場合、コンバスターが膨張して二次燃焼ボックスに食い込み、外せなくなっている。
くり返すが2011年9月のフルメンテナンスで新品に交換したばかりのコンバスターと二次燃焼ボックスだ。やれやれ。

リコールのコンバスター

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ひたすら薪割り

ひたすら薪割りだ。玉がそこにあれば割る。ただひたすら割る。
最初にするのは私の言う 「半割祭り」というヤツ。斧で片っ端から半割にする。これが大好きでね。薪割りの一番楽しいところだ。
次にそれを電動薪割機で欲しいサイズの薪にしていく。むろん斧も使う。気分次第。この春の薪割りでは8トンを割ったが、電動薪割機械3:斧7、くらいの比率だったろうか。やっぱり斧で割る方が速いし楽しいよね。そして電動薪割機があるとやっぱり作業は進む。併用してうまくやっているよ。
割った薪はすぐ積まずに天にさらしておく。かつて雨ざらしについていろいろ考えたが、自分としては玉や半割にしたものは1ヶ月くらい雨ざらしにし、中割や小割に割ったのなら約2週間のうちには薪棚に納めることにしてる。休みがいつ取れるかという日程的な都合でもあるけどね。
薪の長さは私のアンコールに対して47〜50cm程度。計って切るわけでないので目分量だ。樹種はナラと広葉樹の雑木が適度に混じったもの。ナラについては、かつては大割狂の信者みたいな私だったが、最近は適度に割るようになっている。乾燥第一ってところだ。

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7年目のチェンソー

2012/04/23   -シーズン7, チェンソー

私の使うチェンソーはカーツポーランのCS220。
38cc中級クラスでありながら2万円前後というウソみたいな低価格チェンソーだが、7年目もバッチリ健在だ。
低価格ゆえに不安もあったが、最近チェンソーの達人に見てもらったところ、分解&清掃の上、いろいろ調整してくれて、おかげで見違えるように調子良くなった。エンジンも一発。作業中に何度再始動しても一発だ。
達人いわく、
「玉切りには全然問題ない、重量(5kg)が良い。」とのこと。
こうも言った。
「チェンソーはつまり刃物だ。その刃をエンジンが回すだけの機械。刃をしっかり研ぐことだけが重要。あとは(メーカーだのエンジンだの機能だの)関係ない。」
ちゃんと手入れしていればまだまだ頑張れる。達人のおかげだね。
毎年書いてるが、私の使用状況は次の通り。
休日だけの薪づくりで、チェンソーは年に数回しか使わない、原木は購入するので平坦な土場で玉切りするのみ。
たとえば年間10トンを切ると仮定すれば、週末の休日に1日2トン切るとして年間5日間。たまに使ったとしても一年で一週間から10日程度しか使わない計算になる。
それならばこの低価格チェンソーの選択もアリということだね。
達人のおかげで今年は確信に変わったよ。


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薪春到来

球春ならぬ、薪春の到来だ。薪づくりを再開しよう。
今年もケガなく無事に薪づくりができますよう。
このところの電力事情や高騰する原油価格などエネルギー問題はずっと不透明。だがこういう時こそ頼りになるのが薪ストーブだ。今年はいつもの年にもましてたくさんの薪を作ろうと思う。うん、アリの気分にはじめてなった。

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アンコールの炎

2012/02/07   -シーズン7, 薪ストーブ

アンコール触媒機、炎の様子をカメラで撮りたいと思った。一部は再掲だが「焚き付け」と「ダンパー後」を載せておく。
コンパクトカメラで撮ったままをそのままアップしてるだけ。こうしてたまに撮っていこう。
▶ウェブアルバム「アンコールの炎(焚き付け)」
▶ウェブアルバム「アンコールの炎(ダンパー後)」
これはシーズン7(2011~2012)の冬。この年から「少ない薪でスッキリよく焚きたい」と思うようになった。小割、中割でよく焚いて最大の熱を取り出す。大割は燃焼時間をかせぐ目的の時のみ一本程度加える。灰も灰受け皿を使って定期的に掃除する。そして絞りすぎない。そう心がけているんだな。
あくまで私の「流儀」。正解でもなんでもないし、人それぞれの暮らしで焚き方は変化する。探している人や、なにかの興味の参考までに。

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シーズン7のアンコール

2011/11/30   -シーズン7, 薪ストーブ

「シーズン7のメンテナンス」を終えて気になるアンコールの調子だが、バッチリ。気密がバッチリ。
炎が違う。揺らめきが違う。広がりが違う。美しさが違う。暖かさが違う。どんどん熱を蓄える。ドアガラスもスッキリ。灰も真っ白。
空気が入るべきところから入り、出るべきところから出ていく。その実感も確信もある。なんと気持ちの良いこと。
薪ストーブはあったかい。

もっともシーズンは始まったばかり。本格的なシーズンはこれからだ。
いずれにしても 「シーズン7のメンテナンス」で書いたように、アッパーファイヤーバックを確実に取り付け直すなど主に気密のための大掛かりなメンテナンスは功を奏した。たぶん7年間のシーズンでベスト。アンコールは甦った。というよりたぶん1年目2年目の状態に戻っただけのこと。でもあの頃は無我夢中で何もわからなかった。
もう一つ。ケガの功名だったのが含水率20%前後(WB)の薪。これを焚くために私の焚き方が変化している。乾燥イマイチだからせっせと小割にして、空気を多めに、ダンパー操作を遅らせて一次燃焼を十分に焚いているのだ。
「小割で」「よく焚く」という、こんな当たり前で基本的なことを実践いや練習し直して、とてもとても「あったかい」ことに満足しているシーズン7の前半というわけ。
▶ウェブアルバム「アンコールの炎(焚き付け)」

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半割祭り3

クルマで20分の薪場に雪だ。
11月下旬ともなれば珍しくもないが確実に雪は迫っている。こいつはますます急がねば。というわけで、久しぶりの休日。今日は半割祭りだ。

4トンの玉を全部半割にする。片っ端から。多少の割れ筋を読んだらあとは難しいコントロールは無用。ただひたすら斧をど真ん中に打ち込むのみ。こうして斧で半割にした上で、電動薪割機で欲しい薪を作る。それがこのところの私のやり方なのだ。( 「電動薪割機シリーズ」
斧を振れば体力勝負だから休み休み、そして クエン酸ホットウォーターで補給しながら、半割だけならそれほど時間はかからず半日程度で終了。いい汗かいたよ。
次の休みは電動薪割機を持っていく。
これは来シーズン2012年の薪。早く片付けよう。山から下りてくる雪と競争だ。

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含水率20%の薪2

前回(「含水率20%の薪」)のつづき、「含水率20%前後が理想的な薪」とはファイヤーサイドのサイトの記述だ。
実はずいぶん甘め(高い数字)だなと思っていたら、よく読むと「完全に乾燥している薪の重さに対する水分の重さ」が含水率だとしているではないか。おっと、つまり乾量基準含水率(ドライベース:DB)での20%ということで、湿量基準含水率(ウェットベース:WB)に換算すれば 17%前後ってことじゃないか?

このように木の含水率には、乾量基準含水率(ドライベース:DB)と湿量基準含水率(ウェットベース:WB)の2種類がある。
林業の世界では、DB(ドライベース)が常識らしい。全乾法で105℃で加熱して水分をゼロにして正確に含水率を出す。JIS規格で決まっている。木に詳しい人はたいていDBで話をするものらしい。
でも世間一般にお馴染みなのは感覚的にもWB(ウェットベース)だよね。薪ストーブユーザー御用達の簡易水分計もWBだというし、エネルギーの世界たとえば木質燃焼のバイオマスの世界もWBが主流とのこと。
巷にある薪情報はこのDBとWBがお互い意識されることなく混在しているんだ。

WB「薪は15%以下まで乾燥させると最高だね」
DB「そりゃカラッカラだな。20%くらいでもいいよ」
WB「??、高いよ、せめて10%台でなきゃあ?、、、」
DB「25%下回ればだいたい焚ける」
WB「??、、じゅーじゅー言わないか?」
DB「生木だって燃えるんだ。火持ちはいいよ」
WB「、、、、、??」

てな具合におそらく素人のWBの人は煙に巻かれる。
つまり、
「含水率20%(DB)前後が理想的な薪です」あるいは、
「含水率17%(WB)前後が理想的な薪です」が正確なんだ。
17%(WB)前後なら私にもジャストフィット。感覚的にも経験的にも合点がいく。もっと乾いた15%(WB)以下が理想的と書かないのは、おそらく一気に燃えて高温になるし可燃性ガスも一気に出るからだ。長時間燃焼にも不利。ゆっくり長く燃えるのがハイテク薪ストーブの理想としたいところなんだろう。
まあ、私の書くことだから鵜呑みにしないよう。こういうことを書く人もいるということで。
さてさて興味や知識としては面白いDBとWBだけど、実際の自分の薪づくりに影響するだろうか?人の話を聞いたり読んだり理解するにはいいだろうね。
いずれにしろどんな知識を得たところで、いま目の前の薪が乾いてなければ何にもならない。今シーズンは含水率20%(WB)の薪だ。せっせと小割りづくりに精を出しているよ。

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玉切り2

注文した原木は4トン、ナラと雑木の混じりだ。これは来シーズン(2012年冬)のためのもの。いま切って年内に割っておけば乾燥期間1年の薪になる。春と秋、年2回の薪づくりは我が家の定例行事なのだ。
10月のある休日、一気に玉切りしたよ。下はその写真。手前から奥へと切り進んでいく。切った玉は後ろへ蹴る。もしくは投げる。私はこんな風にして切っているよ。





玉切り台は使わなくなった。積み木崩しをするように、手前の切れるところから切り、切りにくければ地面に転がして切る。以前の「玉切り」の記事の通りだ。
朝9時から始めて午後2時には4トン全部切っちゃったよ。年末にかけてなかなか休みは取れないし12月には雪も積もる。やれる時に一気にやる。

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含水率20%の薪

参ったな。シーズン7は薪の乾燥がイマイチ。
水分計で計ると表面は17%。でも表面だけなら3ヶ月でこれくらいの数字にはなる。本当に調べるなら割って内部を計ることだ。


げげっ、内部は22%。
同じように何本か割って計ってみたところ、最大で26%なんて薪も出た。10%台に乾いてる薪もあるからだいたい半々くらいか。平均すると含水率20%前後の薪ってとこだ。
アンコールのメンテナンスはバッチリ最高の状態なのに、薪の乾燥がイマイチとは、、、、うまくいかないものだな、笑。
思いあたるフシはある。要するに薪割りした時期が遅かった。諸々の事情でやむを得ず作業できないことはあるよね。今回はそれだ。
前年の冬、薪づくりは遅れに遅れ、6トンの玉切りを終えたところで早くも雪が来てしまった。晴れたら薪割りをしようと臨時にブルーシートを被せておいたら、そのまま大雪に埋もれて越冬するハメに。雪の下でシートに覆われ通気もよくなかったし、春になってすぐに割ったがあれからまだ6ヶ月半。ちと乾燥が足りないよ。
加えて今回は6トンほとんどがナラ。ナラは乾燥が遅いのだ。雑木なら「春に割って夏を越えれば」十分に乾燥するのだが、いずれにしても「薪は一日でも早く割る」。鉄則だね。


シーズン後半には乾燥も進むだろう。それまでは乾いてなさそうな薪は小割にしてしのいでいく。26%なんてのはきっと「ジュージュー」いいそうだ。せっせと小割りに割り直しているよ、笑。
小割を多用しダンパー操作に気をつけて空気も多めに心がける。私にはいい練習になるだろうて。
ところでファイヤーサイドのサイトでは理想的な薪の含水率は20%前後だとある。「10%台まで乾燥したのが最高の薪」というこれまでの私の理解は必ずしもそうではないということか。含水率20%あたりが一気に燃え盛ることなく徐々に燃えて火持ちもするという意味かと思うが、そのあたりを理解するにもちょうどいい機会だね。
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追記だ。その後、「含水率20%の薪2」で含水率の理解が少し進んだ。興味のある人は参考までに。

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