二次燃焼の灯り2
スロートフードのわずかな隙間に見える赤い灯り。私のアンコールはたまにこの部分に灯りが見える。
これは何の灯りだろうと思えば、アンコールの二次燃焼室側の灯りではないかと私は思っているがどうだろう?
最初は薪が燃える炎がスロートフードから吸い込まれて赤く見えるのかと思ったが、毎日観察しているとどうやら二次燃焼で燃えている、つまりコンバスターが燃えている二次燃焼の灯りに間違いないと思うのだ。
灯りは常に見えるわけではない。要するにダンパーを閉めて巡航運転になった最初の1時間程度だけ。やがて見えなくなってしまう。もっと短い15分くらいで見えなくなる日もあれば一度も灯りが見えない日もある。テキトーに短時間で焚き上げて見えることもあれば、二次燃焼を狙って丁寧に焚き上げても見えなかったりする。
このあたりが謎だ。所詮私がまだまだ初心者なのだろうが、よほど条件が揃わない限り二次燃焼は起きないとすればなんと難しいことか。
それに灯りが見えても見えなくても感じる暖かさに劇的に違いがあるようには思えない。二次燃焼が起こると1.5倍暖かいと聞いているがどうなんだろう?それとも、赤々と見える灯りに関係なく二次燃焼は起こっているものなのだろうか??
この疑問は昨シーズンからまったく答えが出ていない。だったらメーカーに聞くのが一番なんだろうね。ファイアーサイドなら回答はもらえるのかなあ?
追記だ。
シーズン4年目になって私はこの灯りを二次燃焼の灯りだと確信している。もっともスロートフードの裏側を目で確認したわけでないから想像でしかない。もちろん、位置的に見てコンバスターが燃える光が直接見えるわけはない。スロートフードの裏側の真っ暗な空間はまっしろなセラミッックの壁で囲まれているから、その反射光で赤々と灯りがもれてくるのだ。
ただその後わかったことは、コンバスターが赤々と強く燃えなくても二次燃焼は十分に働いているということ。記事で心配したような、よほど難しい条件なんてない。二次燃焼はいつも普通に起きている。あの灯りが見えないから二次燃焼が起こっていないと思うのは誤り。
むしろ、あの灯りが頻繁にしかもいつまでも長く続いてることの方が、コンバスターが強く燃えすぎてダメージを与えていないだろうか。と考えるようになった。
12年目にして追記だ。
この記事は初めてで何も知らなかった頃のもの。そもそも、スロートフードに隙間ができて二次燃焼室の灯りが見える?普通は見えない。見えてはいかん。
やみくもにガンガンに焚きすぎてすでに2年目でスロートフードは歪んでいたんだろうね。もしかしたらアッパーにも変形があったかもしれない。でも知らないから二次燃焼室の灯りが見えて喜んでた。まあこれはこれで楽しかった。
12年目のメンテナンスで新品のアッパーファイヤーバックとスロートフードを取り付けたけど、隙間なんてあり得ない。それはそれで少し物足りなかったりするんだけどね、笑。