シーズン1 薪ストーブ

二次燃焼空気の給気口

アンコール背面にある二次燃焼用空気の給気口を掃除してみた。ふだんは黒いカバーで覆われているが、取り外してみればご覧の通り。給気口が塞がってしまったかと思うくらいのホコリの固まりだ。
給気口から本体の中を覗いてみるとセラミックボックスの底部が空気の通り道であることがわかる。ここもホコリやら灰やらでびっしりだ。掃除機をあててゴーゴーと吸い取る。

しかし分解してみるとシンプルなものだね。
丸くゼンマイみたいになってるのがバイメタルで、二次燃焼室の掃除の時に見たサーモスタットの棒とつながっている。それで温度を感知してバイメタルが伸縮し、金属の板(フラップ)が上下して給気口を大きく開けたり塞いだりして二次燃焼用の空気を調節しているのだな。
この金属の板(フラップ)の反対側には一カ所突起がある。どうやらバイメタルがどれだけ伸びてもこの突起が引っかかってフラップは完全に閉まらないしくみのようだ。
しかし不思議だな。フラップが全開の状態も、突起が引っかかって一番閉まった状態も、どちらも給気口の大きさはそんなに変わらないぞ?こういうものなのか?これで二次燃焼用空気の調節になっているのだろうか?
このあたりは微妙なんだか、アバウトなんだか、私にはわからないのである(笑)