12年目の慣らし焚き
慣らし焚きをする人、しない人。どっちでも構わないが私はする人だ。特に今年は12年目のリニューアルとして、アッパー&ロアーファイヤーバックを新品にしたし、ファイバーロープもほとんど替えて大量の耐火セメントを使った。それらは少しずつ温度を上げて馴染ませた方がいい。「7年目の慣らし焚き」でも書いたね。
それに試運転しながら自分のしたメンテナンスの様子を見たい。ちゃんとできてるかな?って感じ。専門家なら一発で決められるような調整も、私は一般の素人だからね。
例えば新品のアッパーファイヤーバック。新品だからノーチェックでいいかと思いきや、新聞紙の切れ端でダンパーの密閉度をチェックすると意外とスルスルと抜ける。もちろんダンパー調整するよ。するんだけど画像にある2の周辺だけがスルスル抜ける。1は問題ないし、3、4は終止千切れるほどの密閉度だ。これって、耐火セメントが不均一なのか?ファイバーロープの張りが違うのか?って新品だし自分が張ったのでないので確かめようもないし。
慣らし焚きをくり返して3回目にだいたい満足いく閉まり具合になったけど、最初にしてはキツめのダンパー調整になってるから時間ある時に詳しく確かめてみよう。慣らし焚き以前にメンテナンスの時に気づいておけば良かったね。
慣らし焚き、つまり試運転してみてわかることはたくさんあるね。アンコール本体のこともそうだけど、せっせと薪を作り、せっせと薪を運んで、寒さとともに少しずつ冬の準備ができていくよ。