耐火セメントの除去
メンテナンスで欠かせないのが「掃除機」。
これがないと始まらないんじゃないかな?
私が使うのは業務用の掃除機だ。灰掃除をする時やメンテナンスの時だけ「拝借」してくる。こいつは灰や煤などの微粒子はもちろん、水や土まで軽々と吸い上げる強力なヤツ。ホースも長いので排気を気にすることもない。
灰掃除はシーズン終了直後に終えているから、まずは耐火セメントの除去から取りかかろう。マイナスドライバー、ゴムハンマー、ワイヤーブラシを使ってひたすらに除去する。
下の写真はアッパーファイヤーバックだが、マイナスドライバーでガリガリ削りつつ、歯が立たない時はドライバーをノミのようにゴムハンマーで叩いて削っていく。途中や仕上げにワイヤーブラシで擦りながら進めていくが、やり始めれば意外と大した時間はかからないものだ。
同様に、炉内に残った耐火セメントも除去する。
特に今回はアッパーファイヤーバック、ロアーファイヤーバックを取り付け直す部分の古い耐火セメントを念入りに落としたよ。サイドパネル、バックパネル、天板の接合部も耐火セメントをしっかり充填したいからね。
ここまでくると全部バラして組み直したらどうだと思うが、私のアンコール触媒機はまだ6年間しか焚いてない。完全オーバーホールは10年目くらいでいいだろう?
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