「 ホウロウ 」 一覧

タグ "ホウロウ":9件
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焚きつけの日常

2013/12/20   -シーズン9, 薪ストーブ


12月のある夕方。さあ焚きつけるぞっ、とその前に灰やらほこりやら拭こう。本体の温度が下がってる時がチャンスだ。
私は濡れぞうきんオンリーだ。ホウロウなので天板やウォーミングシェルフもフロントドアも煙突もサッとひと拭きかんたんキレイ。もちろんガラスも拭いてバッチリクリア。最後に炉台も拭いちゃう。


炉内だ。朝に焚いてから12時間近くたっていてさすがに熾きは残ってないね。それでも鋳物はほんのり温かい。グリドルの温度計は30度くらいだ。
次に灰の面倒をみる。面倒って、、要するに灰を混ぜて塊は砕き、燃え残りを中央に集めたりしてるわけだ。こんな風に灰をイジってるとかさも減るしね。好きなんだ、焚くのも灰をイジるのも、笑。
ついでにスロートフードを外してコンバスターを見てみる。細かな灰が積もり始めてるのがわかるが、不完全燃焼で真っ黒に煤けてたりバキバキにはなってない様子。ちゃんとハニカム状になってるし。たまに見てみると安心するね。このコンバスターは2シーズン目だ。

焚きつけの方法は人それぞれだね。自分の流儀でいいよ。私は小さいものから大きなものへと普通に焚き火をするのが好みだな。写真でみる通りだ。
着火材は100ピース入りの商品を半分に切って使ってる。節約さ。私は種火程度の火があれば十分なんだ。


ところで上の画像だけ見るとわりと少ない薪の量で焚きつけてるように見えるけれど、画像にはない「5」があって、「4」で着火したら入れたい残りの薪を全部入れてる。私は入れたいだけの薪は一度に入れてしまう焚きつけだね。着火を最後にするか途中でするかだけの違い。
さて火が大きくなるのを待つ間に室内の薪棚が減ってるから一杯にしておこう。大中小の薪をバランスよく運びこんでおくよ。

オレンジのバケツは焚きつけの木っ端だ。これも補充しておこう。家族が焚きつけに四苦八苦しないようにね。木っ端は薪割りの時にたくさん出る。土のう袋で何袋も保管してるよ。
焚きつけの細割も毎日使うものだからまとめてつくってこよう。車庫の薪棚から雑木を選んでコンコンと小さく割る。写真のカゴ一杯で私なら2週間だが家族が焚き付けると1週間持たずに使ってしまう。ありゃりゃしょーがねえな、ってことで休日のたびにコンコンと割るわけだ。好きだねえ。


さあ、部屋に戻ってみるとダンパーを閉めていい頃合いだ。十分に温度が上がってる感じ。
時計をみると着火から45分。グリドルに置いた温度計はたぶん20分すぎには300度になっていたと思うよ。もしアンコールの前でじっと見てるだけなら30分もせずダンパーを閉めるかもしれないし、いやかえってウトウトして1時間放ってしまうかもしれない。気分しだいその日しだい、薪の燃え具合しだいだ。
9年目、私のある日常の焚きつけ(比較的時間のある場合)はこんな感じかな。


追記だ。
焚きつけで木っ端や小割を使うかどうかはまったく好みの問題だ。こうすることがベストの焚きつけだ、なんてものはない。味噌汁にベストの作り方などないのと同じ。住む場所も違えば家族構成も暮らし方も違う、用意する薪もちがう。みんなそれぞれの流儀でやってる。それでいい。
小から大へ。あるいは大から小へ。だから大割から着火する人もいる。上から着火する人もいる。道具を使う人もいる。人それぞれでいいんだよ。あなたんちの流儀で。
もちろん理にかなってないことはうまくいかない。この世の常だ。それは試行錯誤するうちにその家の暮らし、焚く人にあった焚き方になっていくんだ。効率、便利、都合、わがまま、横着、うっかり、のんびり、そんなことのくり返しが暮らしであってそれらに合ったやり方にだんだんと落ち着いていくんだ。それこそが一番 あなたの理にかなった方法なんだと思うよ。

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ウォーミングシェルフの取り付け

2013/10/10   -シーズン9, 薪ストーブ


ウォーミングシェルフはその「本体」と、それを支える「フラットブラケット」、そして「ドラゴン」。これら3点でなってる。
図では最初に「フラットブラケット」から取り付けているね。ということは次に「ドラゴン」。そして「本体」を乗せて位置合わせをしてボルトを締める。という順序になる。外す時はその逆だ。
順序としてはこれでいいんじゃないだろうか。私はそう思うのでそうしてる。
というのも私のウォーミングシェルフは後から追加したのでなく、最初からアンコールにつけて導入したんだ。なので取り付けはしてないし見てないし知らなかったんだな、笑。最初の5年くらいはバラすより3点組合わさったまままるごと脱着していたよ。
まあそれでも大差ないのだけど、9年目になってようやく書くことは、やっぱりひとつずつ取り付けた方が確実で、天板との隙間や水平も一発で決めやすい。という当たり前のこと。
とくにホウロウは欠ける恐れがあるからね。ウォーミングシェルフと天板が干渉しないよう適度な隙間を作りつつ、ガタのない確実な締め付けが必要だね。

 
 

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ホウロウ天板の汚れ

2013/09/02   -シーズン9, 薪ストーブ


鍋が吹きこぼれたりしてホウロウの天板を汚したら、基本すぐ拭くよね。濡れぞうきんとかで。でも中には頑固なこびりつきになって残ってしまったりする。シーズンオフにはそれをまとめてキレイにするわけだけど、そんな時はステンレスたわしだ。

一般にホーローキッチンやホーローの食器類だと、ステンレスやスチールのたわしを使っちゃいけないとされる。注意書きにも必ずといっていいほどホーローはダメと書いてある。でもアンコールの天板でこれを使うと汚れが残らず取れて、ホウロウがビカビカになるんだな。

薄い中性洗剤を使い、汚れを撫でるように軽く擦る。ファイヤーサイド社のポールキャスナー氏のコラムにもステンレスたわしが登場するから大丈夫だよ。
ポールキャスナー氏「薪ストーブのある暮らし」から
「ホウロウストーブ 手入れのヒント」

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ホウロウの補修2

2011/09/08   -シーズン7, 薪ストーブ


1)ーーーーー
サビを紙やすりで落とす。ホウロウの中途半端な剥がれ残りも取り除く。あとはキレイに拭いて脱脂。シンナーとか脱脂スプレーとかあるといいね。


2)ーーーーー
次に、パテだ。
小さな欠けは付属のヘラよりは小筆が便利。
最初は下塗りとして薄く塗り、二度、三度とくり返す。そうして塗り重ねた末に欲しい厚さにする。一度に厚塗りすると剥がれ落ちやすいそうだ。あとで整形するからわずかに盛り上がる程度に塗る。

3)ーーーーー
乾いたら整形する。
仕上がりのキモだ。
指ですーっと撫でて凸凹がないよう、本体の曲面通りに紙ヤスリで仕上げていく。懐中電灯で角度を付けて光を当てるとわかりやすい。パテが足りなければ足してくりかえす。満足いけばあとは完全乾燥。

4)ーーーーー
補修液を塗って完成だ。のんびり翌日にやればいいだろう。


他にも何カ所か補修している。下はかなりの大面積なのにエイっと大雑把にやったウォーミングシェルフと干渉し合った部分。どうせ隠れるのだからと練習がてらテキトーにやって失敗したよ、笑
パテをせず鋳物に直接チョンチョンと塗ってごまかしたのがフロントドア。やっぱりパテをした方が仕上がりはいいね。


パテさえキレイに整形してあれば昼間の自然光ではほぼ見分けがつかない。見事なお色直しができる。
しかし夜の電球色など人工の灯りでは色の違いがややわかるかな。
このあたり個体差もあるだろうね。ひとつ一つ仕上がりの違うホウロウだからね。
あと、ホウロウレッドは焚くと色が変わる。補修した部分はどうなるだろう。それはシーズンインしてからのお楽しみだ。
シリーズ検索用:「シーズン7のメンテナンス」
 

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ホウロウの補修

2011/09/05   -シーズン7, 薪ストーブ

「ホーロー」とも「ホウロウ」とも書くが、漢字では「琺瑯」。
工芸品っぽい伝統の趣を狙う場合はあえて「ホウロウ」「琺瑯」とこだわって書くのかな。私も以後は「ホウロウ」にしよう。
ちなみにあのツタンカーメンの黄金のマスクも琺瑯加工だそうだ。すごいよね。うちのアンコールも大事にしようと思ったよ、笑
さてホウロウの補修をしよう。
それほど難しい手順じゃない。ぜひ練習してチャレンジしてみよう。

購入するのは2点。
・ホウロウ補修パテ(ヘラや紙ヤスリつき)
・ホウロウ補修液(筆がついてる)
その他に私はパテを塗る小筆を100均で買ってきたよ。
手順はこうだ。
1)紙ヤスリで下地をキレイにする。
2)補修パテを盛る。
3)パテを整形する。
4)補修液を塗る。

次回に詳しく紹介しよう。
 
 
シリーズ検索用:「シーズン7のメンテナンス」

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5年目のアンコール

2010/01/26   -シーズン5, 薪ストーブ

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ホーローのアンコールが5年経つとどうなるか。
1年目「ホーローは欠ける」、2年目「ホーローは欠ける2」で書いたように、5年経っても思うことは変わってない。「暮らしていれば当たり前に古くなっていく」程度の欠けが5年分になるだけ。よく見るとちらほら欠けを探すことができるが、言わなきゃ気づく人もいないし、いまのところ何の問題も不都合もない。あるとすれば、欠けた部分にサビが出るだろうということと、そこからホーローの剥がれが拡大するかもしれないということ。ちゃんとパテで埋めて塗料を塗るホーローの補修方法があるから、いつかの時はそうしよう。
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ホーローが欠けることが許せない人もいると思うが、床の間の飾り物とは違うので、使っていれば必ずホーローは欠ける。新築住宅が10年、20年経っても新築ではいられないのと同じ。
でもホーローの美しさは変わらない。光沢が失われるとか、色があせるとか、くすんで見えるとか、それはまったく感じない。冷えた時に濡れ雑巾で拭けば、ホーローはいつでも美しい輝きを取り戻す。
ところで、私のアンコールは5年目から「ウィンク」しはじめた。アンダイアンの片方が半分欠けてまるで「ウィンク」してるだろう?かわいいやつだ(笑)
メンテナンス時に割れたのだ。輪っかについた灰を落とそうとアンダイアンを手に持ってコンコンとグレート(炉床)を叩いた。灰を落とすだけのほんの軽い、ほとんど無意識の行為だったが、コン、のひと叩きであっけなく割れてしまった。気をつけたまえ。
割れた破片を耐火セメントで接着してはみたが1ヶ月と長続きしなかったよ。
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ホーローは欠ける2

2007/09/19   -シーズン2, 薪ストーブ



「ホーローは欠ける」の昨年は1シーズンを終えてどれくらいホーローが欠けたかを書いた。で、今年2シーズン目を終えてどうだったかといえば、ホーローに対して思うことは前回のまま変わらない。
欠けはそれなりに増えた。いずれもわずかなもので、「暮らしていれば当たり前に古くなっていく」程度の欠けだ。
ウォーミングシェルフのミトンラックを挿す穴の部分がやはり欠けてきた。ここはいかにも欠けるよね。
トップのコーナーがやや大きく欠けている。誰も覚えがないんだよね。ウォーミングシェルフの重量を支えている部分に近いからその影響もあるのだろうか。






一番目立つところでは煙突だ。接続部分のネジをドライバーで増し締めしたらバキッと割れてしまった。ホーローの煙突はちょっと締めすぎるとホーローが割れる。知ってはいてもついついドライバーを余分に回してしまうんだよね(笑)
でも心配ない。煙突はグルッと回して欠けた部分を反対側へ向けたなら、ふだんリビングにいて目に触れることはないから大丈夫。気にしない。
ところで、本体のホーローよりも煙突のホーローの方が剥がれやすい気がする。煙突は鉄板だからね。鋳物の本体と同じ感覚でいると剥がれやすいのかも。煙突掃除の作業はもちろん、普通にぞうきんで拭いたり、ハタキで埃を払っていても少し注意が必要かな。
さて、ホーローの補修はもちろん自分で行うことができて、ちゃんと補修用のパテと補修液が販売されている。パテで埋めて補修液を塗るという簡単な手順。
楽しそうでいつかやりたいと思っているのだが、そのうちに試したらまた紹介しよう。

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グリドルは錆びる

2006/07/05   -シーズン1, 薪ストーブ



アンコールのホーローは手入れ簡単、錆びないし、サッと拭けばホーローの輝き。でもね、当たり前だがグリドルは錆びるぞ(笑)
グリドルとはバーモントキャスティングス自慢のトップローディングドア、要するに天蓋のことだ。料理に使えるのでクッキンググリドルとも言うらしい。シーズン中は薪の投入ドアとしてはもちろん、沸かしたり、煮込んだり、焼いたり、温めたり、大活躍なのだ。


で、最近誕生日にもらったかわいい寄せ鉢をアンコールに飾って、毎日子供たちが霧吹きでシャーシャー水をやっていたんだな。
すると、ふと見たらグリドルにサビが浮いている。そりゃそうだよなあ(笑)
グリドルに限らず、本体内部や鋳物の隙間に水分が入り込むのも禁物だ。いくらホーローは錆びないといってもアンコールに向かって毎日霧吹きしたらイカンヨ。やめて下さい(笑)

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ホーローは欠ける

2006/06/17   -シーズン1, 薪ストーブ

アンコールを選ぶ時、ホーローは欠けるともっぱらの話だった。ホーローと聞けば二言めには「欠けるよ~、大変だよ~」ととんでもない欠点のように言われる。初心者の私は不安になったものだ。


1シーズン使ってみて、なるほど確かに欠ける。といっても写真の通りたった2カ所のわずかな傷。いずれもヤカンや火かき棒が当たったと思われる。
さてどうだろう?例えば1シーズンでたったこれだけ欠けても許せないという人はいるだろうか??
暮らしていれば当たり前にできる傷や汚れなんじゃないだろうか?それが欠点だと言ってしまったら暮らしていけない(笑)と思うのが私という人でありまして。


ただ、山小屋や仕事場のストーブみたいなイメージでゴンゴンガンガンぶつけまくっていたら間違いなくボロボロ欠けるだろうし、わんぱく盛りの男の子が何人もいて普段から壊しまくっているとか(笑)、奥さんはケンカすると鍋を放り投げるように置くのが癖だとか(そんな癖あるか?)、酔うと薪を入れる動作のひとつひとつが粗暴になるオヤジなんかがいると(オレか?笑)欠けやすいかもしれないね。
普通に丁寧に扱っていく気があれば、「暮らしていれば当たり前にできる傷」程度に欠けていく。でもそうやってくたびれていくのは「黒」でもなんでも同じじゃないかな。
それにしてもホーローは本当に綺麗だよ。それに手入れが簡単。トップで料理をしていて吹きこぼれるとあっという間にホーローの表面に黒く焦げてこびりつくが、絞った雑巾で拭けば元通り。汚れもホコリもサッと拭けばホーローの輝き。
これからも大事にしようと思うよ。

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