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放射温度計3
今度は薪ストーブ周辺を測ってみた。
まず炉台。70度もある。薪ストーブ本体がガンガンに燃えているんだから相当熱いだろうとは思っていたが、数値で知るとそりゃ熱いし暖かいはずだ。
薪ストーブの真下は55度。灰受け皿が上にあるから溜まった灰が熱を遮断するのだろう。この状態で灰受け皿に半分ほど灰が溜まっている。灰がもっと溜まれば熱は感じなくなっていく。
背面の壁は90度。かなり熱い。耐熱ボードと空気層でしっかり施工されていて不安はないけどね。
困ったのは2×4材で作った室内用の薪棚だ。最高で85度もある。こんなに高いとは思わなかった。四六時中この位置にあって高温に晒されているのだ。長期間のうちに内部から炭化して自然発火する低温炭化というやつが初めて頭をよぎる。
さらにウォーミングシェルフに干した子供のシューズが80度。ジーパンは90度になっている。よく乾いて最高なんだが気をつけた方がいいな。
冬は吹き抜けの約半分を塞いでいる。煙突の周囲が不燃のトタン板でそれ以外は組格子に張った障子だ。写真に見える部分から右の方へ約10mの細長い吹き抜けがあり、こうして部分的に塞いで暖気を1階に留めているわけだ。
この煙突周辺の部分を一番心配していたのだが、思ったほど高温になっていないみたいだね。
こうして寝っ転がっているのが我が家の毎日なんだが、30ミリのスギのフローリングはただでさえ素足に暖かいのに薪ストーブ前は38度もある。ぽっかぽかだ。
40畳相当のリビングの端っこでも床は21度。それでも素足には十分暖かい。
2階へ上がって測ってみると床も部屋の壁も21度。アンコール1台で家全体が同じように暖まっているのが実感できる。
それにしても興味から面白がって測ってみた温度だが、場所によっては相当な高温になっていることがわかった。焚き方や時間の長さによっては100度を越えても不思議じゃないかもしれない。
特に背面の壁がもっとも高温になるようだ。時に100度に達する。
追記だ。
煙突について、煙突はもっと高温になる。
寒い朝など早く室温を上げようとダンパーを開けておけば根元付近で300度以上はザラだ。
巡航運転になって落ち着いてくると結構200度をきっていたりする。もっともこれは煙突の表面温度であって、中の煙の温度はまた別だ。いつか排気温度を測ってみたいものだ。
放射温度計2
アンコールの表面温度を放射温度計で測ってみた。
最初なので試し測定といったところだが、だいたいの結果だけでもなかなか面白くて興味深い。
まず、案の定というか予想以上というか、「どこを測るか」によって温度はまるでバラバラ。トップの温度といってもA図のようにこんなに差がある。
A図は薪を追加してぼうぼう焚いてダンパーを閉めた頃。二次燃焼までには至っていない。
図では右側の方が温度が高い。それは炉内でたまたま炎が右に偏って燃えているからだ。知ればなんとも当たり前。煙突の根元のホーロー部分もその影響を受けて右側の方が高い。鋳物のストーブとはほぼ一定でムラの少ない温度かと思っていたが、案外ストレートに炉内の燃焼状態を反映するのだな。
次のB図は二次燃焼が起こり調子の良い状態だ。室温も25度に達しようとし、このあと2時間は何もしなくていいという巡航運転になった頃。外気温は0度。特別ガンガンに焚いているわけではなく、この時は薪もナラは少なく広葉樹の雑木を多めに焚いている。乾燥はよし。まあ通常の焚き方だ。
この調子の良い状態で意外なのは煙突の根元が300度程度なのに対して、グリドルが250度を下回っていること。
では最高温度はどこかというとC図のとおり、トップではなくバックパネル、二次燃焼室の側面だ。ちょうどコンバスターのある高さあたりで330度。このあと400度にまで達する。一次燃焼室はさほど高くないのに二次燃焼室側は高温になっているということは、つまりこの暖かさは二次燃焼の威力、コンバスターが作動している暖かさなのか。知れば納得。すごいぞ二次燃焼。私のアンコールではじめて二次燃焼の確証を得た思いがする。本当なら嬉しい限りだ。
炉内を見ると「二次燃焼の灯り2」で書いたスロートフードの隙間が真っ赤になっている。ここに灯りが見えないときは側面は300度を越えていない。やはりあれは二次燃焼と連動する灯りなのだな。
これまでバイメタルの温度計1つを使用してきたが、置くなら煙突の根元(トップ)が全体の温度を反映して一番適当としても、2つめのバイメタルを二次燃焼室側面につけたくなってきたぞ。(また買うつもりか?笑)。
買ったばかりでたった一度測ってみた結果だ。次に測れば燃焼状態はまた違うだろう。いずれもっと精度のある測り方をして活用していこうと思う。
放射温度計
以前から目をつけていた放射温度計を買った。レーザーを照射して離れた場所の温度測定が瞬時にできる。ガンタイプで仰々しいがもともと厨房で調理に使用するものらしい。流体も回転体もOK。水温を測ったり、自動車ではエンジンやタイヤの温度を測ったりもする。世の中にはいろんな機器があるものだ。
もっと安価でコンパクトな放射温度計があるが、あれらは200度とかせいぜい300度までしか測れない。こいつは550度まで測定可能。薪ストーブのトップの温度、側面や裏面の温度、煙突の温度、それに炉台やフローリング、近接する家具、壁やら天井やら、あらゆるものが測定できる。薪ストーブライフにはうってつけの温度計じゃないか。
そんなの測ってどうするって?楽しいじゃないか(笑)。私は単なる興味にすぎないのだが、アンコールのグリドル(トップ)と煙突の根元(トップ)、そして煙突、この3カ所の温度を比較したいのが最初の動機。今ある1つの温度計(バイメタル式)をいちいち移動させるなんてやってられないし、バイメタル式を3つも買うなら(3つも要らない、笑)ネットの安売りでこの放射温度計が買える。
楽しみだねえ、何かビックリするような発見はあるかなあ♪
煙突のビス
夏にアンコールのメンテナンスをした際、煙突の一番根元のビス止めを忘れてしまった。たった2カ所のビス止めはプラスドライバーで締めるだけなのに、煙突は上からスッポリ収まっているのだから外れるわけがないとタカをくくり、その後も放っておいた。
するとどういうことになるかというと(地震の心配もさることながら)、焚いているうちに煙突が持ち上がるのだ。これは驚いた。
ちょうど1階と2階の中間あたりにスライドする自在煙突の部分があるのだが、そこから下(連結した煙突3コ分)がモノ凄い熱と煙突を吹き上がるドラフト(上昇気流)のせいだろう勝手に上へスライドしていく。最大で1.5cm程度。完全に外れることはないが、持ち上がった分だけ本体との隙間が確実に空いてしまう。ダンパーを開けて焚くと炎が煙突の方へ向かうから、煙突の隙間から直接炎が見えるくらい。
ただ普段は焚いていればドラフトの方が勝つので逆流はないし、気づいたときはグローブをして両手で煙突を下へ戻せばスッポリはまって元通り。
そんなテキトーなことをくり返していたら、今度は寝ている間に煙が洩れた。
寝ている間のトロトロ焚きはドラフトが弱まる。空気を絞りすぎていっそうの不完全燃焼となれば、ますますドラフトは弱まり、持ち上がってできた煙突の隙間から不完全燃焼のガスが洩れるのを許してしまうのだ。
冗談ではない、死んでしまうぞ。その夜はたまたま寝付きが悪くすぐに異臭に気づいたのが幸いだった。ただちに飛んでいって煙突を元に戻し今度こそビス止めしたのは言うまでもない。
火傷にしろ怪我にしろ、重大な事故の可能性が潜んでいるのも薪ストーブライフだ。
テキトーなことをやっていてはいけない。
安全・確実。
肝に銘じたわけです。
室内用の薪棚
我が家はそもそもアンコールが炉台の中央に座っていない。これは設計上の制約で仕方がなかったのだが、むしろこれが幸いだった。炉台の片側半分に室内用の薪棚が無理なく置けるのだ。もしアンコールが炉台の中央にあったら、薪を置くスペースに不便な思いをしただろう。
室内用の薪棚は2×4材でちょいと組み立てたものをそのまま使い続けている。屋外から薪を運んできてドンドンドンと無造作に置いておける。この薪棚をいっぱいにして長くて3日、たいてい2日間ほどで焚いてしまう。この季節にしてはちょっと焚きすぎかと思うが、でも気にしない。初心者の私はまず暖かくガンガンに焚くのが優先テーマだ。少ない薪で効率的に焚こうと思うのはその後のことと決めた。
薪棚を見ると半割に失敗した情けない小割が混じっているのが自分では可笑しい。薪割りが今よりずっとヘタだった頃の薪だ(笑)。これはこれで薪の太さにバリエーションがあってよしとしよう。
その前にある白いボックスにはアカマツの小割や焚きつけの小枝が入っている。私はアカマツを焚いて暖まろうとするよりは細かく小割にして焚きつけ目的のみで使う。もちろん1年の乾燥済みだ。よく燃えるしダンパーを開けてぼうぼう焚く分には大変重宝している。
アンコールの上には常にヤカンがのっている。沸騰したお湯がいつでも使えるのと、加湿の目的がある。絶やすことはない。
焼酎を好む人なら知っている黒千代香(黒じょか)がウォーミングシェルフから片足だけトップにのせてある。これ以上のせたらトップは350度だ、すぐアッチッチになってしまう。これで保温モード。芋焼酎がまろやかでいつまでもほんのり温かい。
灰受け皿
アンコールの炉内は底が格子状(グレートと呼ばれる部分)になっていて、炉内に溜まった灰はそこから自然と下の灰受け皿に落ちるしくみになっている。もしくはスコップや火かき棒を使ってかき落とすわけだ。取扱説明書によればこうして数日ごとに炉内の灰を灰受け皿へかき落とし、灰受け皿に落ちた灰も満タンになる前に掃除するのが適当とある。
その通り実行するもよし、灰を溜めるもよし。1年目は溜めまくったので、2年目は実行する方を試している。
この灰受け皿がアンコールは蓋をして取り外すことができる。灰の掃除というものはどれだけそおっとやっても灰の細かな粒子がもうもうと浮遊するし、燃焼中なら熱く危険な時もあるので、とりあえず蓋をして屋外へ移動できるのは便利。
取り出した灰は適当なブリキ缶の中へ。だいたい1ヶ月で一杯になるかな??車庫のコンクリートの上で保管している。
灰を律儀に掃除するようになって、スッキリ焚ける印象がある。昨年の私のヘタな焚き方と比較しての話だから当てにならないが、炉内が灰に埋もれて窒息状態に感じることはなくなった。
まあこれが仕様なのだから2年目の初心者としてはしばらく律儀に、基本通りに灰を片付けていこうと思っている。
朝まで夜通し焚く
アンコールの最大燃焼時間は10時間以上。評判通りの火持ちの良さで、朝まで夜通し焚くことについて1年目の導入当初から苦労したことはない。
朝まで夜通し焚くことの利点はなんといっても朝が寒くない。この幸せに尽きる。
着替えても廊下を歩いても階段下りても歯を磨いても家じゅう暖かい。
前夜、朝まで夜通し焚くための最後の薪の投入は22時台。この時の薪の量はまだ初冬の時期なら大割1本と中割2本くらいが平均かな。あんまり多くは入れない。寝てる間をガンガンに暖める必要はないので、翌朝寒くない程度にそして熾きがそこそこ残ればいい量で加減する。
そして23時の就寝で空気調整レバーを最大近くまで絞って寝る。薪の乾燥が確かならガラスが煤けることもない。
起床は朝5時すぎ。早起きなのはもちろん焚きつけたいため。大好きでね、やめられない寝てられない、夜明け前の大好きな時間。
暗がりの中でトップを開けて見るとご覧の通り。熾きはまだ十分残っている。ここで熾きが残っているか、燃え尽きてしまっているかが大きな違い。燃焼時間が長い薪ストーブほどたくさんの熾きが生き続けるわけだ。
ストーブも冷えきらないし、家もほんのり暖かい。起床時の室温はたいてい18~20度くらいだ。
この状態からの焚き上げはいたって簡単。火かき棒で熾きを広げてその上に小割の薪を置いておけば、ほどなく火がつき炎をあげて燃え始める。
あとは普通に焚き上げていくだけ。本体も冷えきっていないから立ち上がりはとても早い。せっせと薪を追加しなくても急がなくても、やがて朝6時すぎに起きてくる家族が寒い思いをすることなく順調に室温は回復する。
もしゼロから焚きつけたらこうはいかない。時間はかかるし薪もたくさん必要だし忙しいしなかなか温度は上がらないし、良いことは何もない。
私の場合、火を絶やさず夜通し焚き続けるってのはこんな感じ。
寝てる間も起きていてボウボウ焚いてるわけでは決してない(笑)。
大割の薪を詰め込む
2年目の今シーズンは少しは慣れて暖かく焚ける、と書いてきたが、しかししかし、まもなくやってくるマイナス15度の朝や、日中の最高気温がマイナスの厳冬期に比べればこの11月の寒さなど慣らし焚きにすぎない。
その厳冬期を2年目こそは暖かく暮らせるのか??実は不安である。やってみないとまだわからない。
その全開モードのガンガン焚きを試す時が来た。
今冬はじめてのマイナス3度の朝。不意をつかれて室温24度にしかならないのが悔しすぎる。家族にフリースを着させてしまった。
今年考えているのは大割の薪を詰め込む作戦だ。アンコールの場合、大量の薪を投入しても大丈夫と聞く。薪がつっかえてグリドルが閉まらないくらい、ダンパーが押されて閉まらないくらい、薪を炉内の隙間いっぱいに詰め込むのだ。大割は2コか3コで限界。あとは隙間の空間に合うサイズの薪をどんどん詰め込んでいく。正面から見ると炉内は薪でいっぱい。上部に空間はない。
昨年も似たようなことは試したが、特別寒い夜に朝までトロトロくすぶらせるためで、団欒時にガンガンに焚き上げるためではなかった。今年は小割や中割で十分に焚き上げた後で大割を詰め込み、ますます燃え盛るあたりでグッと空気調整レバーを絞る。
こうして焚く熱量はハンパじゃない。もの凄い熱の塊がそこにあり、大人の私も近寄りがたいほどだ。
スロートフードの棒が赤熱しているのが垣間見える。オイオイ大丈夫だろうか?コンバスターは?本体は?こりゃ来年のメンテナンスは恐ろしいことになるぞ(笑)。だが煙突の根元に置いた温度計は340~350度。普段よりいくぶん高めかなという程度なのは意外。
もう少し効率的な焚き方があるだろうと思う。これも試行錯誤の通過点。とにかく暖かくなけりゃ話にならない。室温は27度を越えてまだまだ上がる気配。これならイケるかな?
(焚き過ぎには注意しましょう)
(この機種は触媒つきアンコールです。機種によっては危険とのこと。)
追記だ。
5年目となって振り返ると、この記事のような焚き方はアンコールの破壊実験のようなもの。真似をしないよう。こんな焚き方をしなくったって適度に焚けばアンコールは暖かい。2年目のこの頃、すでにコンバスターもバキバキ、アッパーファーヤーバックも歪んでいた可能性が高い。
小割の方が暖かい
「薪は小割の方が暖かい」。
なあんて話を書くのだが早トチリしないでお願いしたい。
私の家族は「焚きつけ」と「薪の追加」はするが、肝心の「温度をあげて暖かく焚く」ことができないでいた。薪を入れる量が少ないし、始めから大きな薪を入れ過ぎなのだ。空気も早い段階で絞り過ぎ。ダンパーを閉めるのも早過ぎる。火は絶やしていないが暖かくはならない。昨年の私もそうだったし、じきに覚えるだろうと思っていたが、さすがに初雪の舞う頃になるとそうもいってられない。私が帰宅すると18度くらいの室温で夕食をとってたりする。寒いだろうがっ!
そういうわけで、焚きつけてからの最初の2~3時間をもっと暖かく焚けるよう、「薪は小割の方が暖かい」と教えることにした。最初のうちは大きな薪でなく小割を多用してくれ、ってことだ。
この「薪は小割の方が暖かい」という呪文がうちの家族には一番効果があった(笑)。以前よりずいぶんよく焚いてくれるようになった。
夜、私が帰宅すると小割が燃えて熾きがたくさんできて本体が暖まっている。室温はまだ十分でないがこれならすぐに大きな薪で焚き上げることができる。
しかし「小割の方が暖かい」ではおかしな話で、じゃあ大割なら寒いのかってツッコミはなしだよ(笑)。あくまで慣れてない人への対処方法。なかなか暖かく焚けないなら、まず小割からよーく焚いて火力をあげていこう、というだけの話だ。「熾きをつくる」と内容は同じ。そうして本体も温まり熾きもできたら、そこから大きめの薪を追加してがつんと温度を上げるんだ。
二次燃焼の灯り2
スロートフードのわずかな隙間に見える赤い灯り。私のアンコールはたまにこの部分に灯りが見える。
これは何の灯りだろうと思えば、アンコールの二次燃焼室側の灯りではないかと私は思っているがどうだろう?
最初は薪が燃える炎がスロートフードから吸い込まれて赤く見えるのかと思ったが、毎日観察しているとどうやら二次燃焼で燃えている、つまりコンバスターが燃えている二次燃焼の灯りに間違いないと思うのだ。
灯りは常に見えるわけではない。要するにダンパーを閉めて巡航運転になった最初の1時間程度だけ。やがて見えなくなってしまう。もっと短い15分くらいで見えなくなる日もあれば一度も灯りが見えない日もある。テキトーに短時間で焚き上げて見えることもあれば、二次燃焼を狙って丁寧に焚き上げても見えなかったりする。
このあたりが謎だ。所詮私がまだまだ初心者なのだろうが、よほど条件が揃わない限り二次燃焼は起きないとすればなんと難しいことか。
それに灯りが見えても見えなくても感じる暖かさに劇的に違いがあるようには思えない。二次燃焼が起こると1.5倍暖かいと聞いているがどうなんだろう?それとも、赤々と見える灯りに関係なく二次燃焼は起こっているものなのだろうか??
この疑問は昨シーズンからまったく答えが出ていない。だったらメーカーに聞くのが一番なんだろうね。ファイアーサイドなら回答はもらえるのかなあ?
追記だ。
シーズン4年目になって私はこの灯りを二次燃焼の灯りだと確信している。もっともスロートフードの裏側を目で確認したわけでないから想像でしかない。もちろん、位置的に見てコンバスターが燃える光が直接見えるわけはない。スロートフードの裏側の真っ暗な空間はまっしろなセラミッックの壁で囲まれているから、その反射光で赤々と灯りがもれてくるのだ。
ただその後わかったことは、コンバスターが赤々と強く燃えなくても二次燃焼は十分に働いているということ。記事で心配したような、よほど難しい条件なんてない。二次燃焼はいつも普通に起きている。あの灯りが見えないから二次燃焼が起こっていないと思うのは誤り。
むしろ、あの灯りが頻繁にしかもいつまでも長く続いてることの方が、コンバスターが強く燃えすぎてダメージを与えていないだろうか。と考えるようになった。
12年目にして追記だ。
この記事は初めてで何も知らなかった頃のもの。そもそも、スロートフードに隙間ができて二次燃焼室の灯りが見える?普通は見えない。見えてはいかん。
やみくもにガンガンに焚きすぎてすでに2年目でスロートフードは歪んでいたんだろうね。もしかしたらアッパーにも変形があったかもしれない。でも知らないから二次燃焼室の灯りが見えて喜んでた。まあこれはこれで楽しかった。
12年目のメンテナンスで新品のアッパーファイヤーバックとスロートフードを取り付けたけど、隙間なんてあり得ない。それはそれで少し物足りなかったりするんだけどね、笑。