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理想の室内温度

2007/01/14   -シーズン2, 薪ストーブ

当たり前だが暖かさの感じ方には個人差がある。自分が満足する暖かさとは室温にしたらいったい何度なんだろう?
20度が目安の人もいれば、25度の人もいる。普段から一枚多く着込むので18度でぜんぜん問題ない人もいる。
私は素足でTシャツでいると、靴下履いて丸首セーターにフリース着てる客人は「熱すぎてかなわん」とアンコールに近寄ることもしない。
ほかにも空間の広さによって、また炬燵の有無や床暖房併用など、暮らし方の違いで感じる適温は異なってくるはずだ。
そこで最近気づき始めたことは、私の欲しい室内温度は高すぎるのだ。私の目指す室内温度は26度以上。理想は28度。(高すぎるぞっ!笑)。
地球温暖化でウォームビズのご時世に何を血迷っているのか。冬なんだから!!ちゃんと靴下履いて、普通に長袖着てればいいじゃないか。それだってかなりの薄着。22度でじゅうぶん暖かいよ。この家ができるまでは3枚4枚重ね着して石油ファンヒーターの室内温度14度で炬燵に丸まって暮らしていたじゃないか。
・・・・・・・・・・なんてね。そんな結論の出し方もある。
薪もこんなに消費しないし、コンバスターも壊れない。妙案だ。
が、私の薪ストーブライフはそうではないのだ(笑)。
ガンガンに暖かく暑く、焚いて焚いて焚きまくる、まだまだ課題は多く試行錯誤はつづくのぢゃ。


追記だ。
記事はシーズン2年目。
あれからシーズン5年目になって、私も普通に1枚多く(ジャージの上着など)着るようになったし、1月の厳冬期はちゃんと靴下も履く。年とっていくせいか?(笑)
室内温度は24~25度あれば十分。23度くらいが平均かな。少なくとも記事のような28度なんて目指さない(笑)。それだけ慣れて暮らし方が定まったんだろうね。

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コンバスターの寿命2

2007/01/08   -シーズン2, 薪ストーブ

コンバスターの寿命について、私は薪ストーブの使用時間といい、高い燃焼温度といい、もしかしたらヘビーな使い方(無理な焚き方?ヘタクソなだけかも?)に属するのだろうかと思い始めている。だから私の捉え方を一般論としてそのまま真に受けてもらっては申し訳ない。おまけに2年目の初心者である。あくまでこれは私の場合にすぎない。
公式というか、ちゃんとした記述を借りてくれば、
■ファイヤーサイド社のサイトによれば、
「おおよその寿命は12,000時間、5~6年」。
■ダッチウェスト社のサイトによれば、
「4~5シーズン、15,000時間~20,000時間」。
となっている。実際、5年焚いてまったく欠けてない人もネットにはよく登場する。
ではその違いは何か?なぜ私は2年で交換となりそうなのか?
それは当たり前だが、家の暖房を薪ストーブにどれだけ依存して暮らしているか、だと思うのだ。
私は9月が初焚きで10月になったら毎日アンコールを焚き、10月下旬~GWまでは1日24時間焚き続けて家中をアンコール1台で暖める。1日24時間×約200日=1シーズンで4,800時間は焚くことになる。2シーズンで9,600時間。3シーズンでは14,400時間だから3シーズンは持たない計算になる。
おまけに連日ガンガンに焚いてる。薪をいっぱいに詰め込んで(笑)。この詰め過ぎの高い燃焼温度もコンバスターを壊す一番の原因だろう。
例えば3ヶ月間だけ、12月~2月を24時間焚くとすれば、1日24時間×約100日=1シーズンで2,400時間となり、それ以外に朝晩だけ焚く時期があったとして、仮に1シーズンで3,000時間としよう。すると4シーズンは使える計算になる。
加えて魔法瓶のような高い断熱性能の家だったり、補助暖房があってガンガンに焚く必要がないなど、薪ストーブに負担をかけなければ5シーズンは持つ、あるいはそれ以上?という推理ができる。
製品として設計された寿命は「12,000時間、5~6年」となっているが、要するに使えば使うほど、それが酷使すればするほど寿命は短くなる。当たり前か。。。タイヤの摩耗と似たようなもの。コーナーをガンガンに攻めてばかりいればくたびれるのも早い、、、、、。
コンバスターの寿命とはそのようなものなのかも。
まあ、あまり鵜呑みにしないように。こういうことを書く人もいるということで。

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コンバスターの寿命

2007/01/06   -シーズン2, 薪ストーブ

煙突掃除をした際にコンバスターの様子を覗いてみた。アンコールはスロートフードを外せばコンバスターの上の部分だけが確認できる。
ご覧の通りだ。あまり綺麗に燃えていないなあ、一部は欠けて見えるし。

上の2枚はロアーファイアバックを外す前の写真だ。
このあとロアーファイアバックを外し、コンバスターを取り出そうとすると、、げげっ。一部どころかほぼ3割は完全に欠けて抜け落ちてしまっているではないか。欠けた破片がツララのように垂れ下がっている。
軽く動揺したようだ。2年目のコンバスターの惨状を紹介したかったのにこの写真を忘れた(笑)
触れたら残りもボロボロ抜け落ちてしまいそうな気がして、掃除もできなかった。
コンバスターは2年ごとに交換だという記述のサイトもある。なるほど自分の惨状では納得せざるを得ない。上手に焚いて4年も5年も使っている人がいて、自分も同じように上手に焚けるとすっかり思いこんでいたが(笑)、やってみなければナニもワカラナイ。いろんな環境があり、いろんな暮らしの人がいて、いろんな焚き方をしている。クルマのタイヤの摩耗みたいなもので、早ければ2年でダメになるし、たいていは4~5年。もつ人は何年ももつということなのか。
あくまでこれは私のアンコールの場合。他はどうかわからない。しかしコンバスターが消耗品であることが実感してもらえたら幸いだ。
私のコンバスターに3年目はあるだろうか?さてどうだろう?。可能性は薄いな。
まあ最初から達人などいない。学んだことは多い。
それにまだ2年目のシーズン半ばだ。まだまだ使うぞ。煙突の煙はいつも無色透明だし、焚きつけ時のみ白っぽい煙が出るだけ。まだまだいけるだろう?。燃え尽きるまで、その使命を果たすまで、がんばれコンバスター。


追記だ。
コンバスターの寿命2へつづく。

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煙突掃除2

2007/01/04   -シーズン2, 薪ストーブ

正月から煙突掃除だ。モノ好きもここに極まれりか?(笑)。
歳の暮れあたりから煙突の引きが弱いと感じていた。特にグリドルを開けると煙が戻ろうとするからすぐわかる。薪の燃えも悪い。
こうなれば煙突掃除しかあるまい。正月で酔っぱらっているから屋根だって何だって上ってしまう私なのだ(笑)。
煙突掃除となればアンコールの火を消さなければならない。冬の最中ではなかなか勇気とタイミングのいることなのだが、炉内から熾きを取り除いて1時間も待てばアンコールも冷えてくる。そこで煙突を外して屋根から掃除をして、開始から3時間後にはまた火を入れることができた。これなら暖かい日を選べば家族が寒さで震えるほどでもない。シーズン途中でも躊躇せず煙突掃除はやろう。
もっとも我が家の煙突はストレートで屋根の勾配もゆるやか。煙突掃除は簡単にできる条件なので、難しかったり危ない条件だとこうはいかないか。
それにしても何故だ?今シーズンは湿った薪は焚いてないはずだ。案の定、煙突トップはほとんど塞がっていない。すると詰まっているのは煙突の中間だ。我が家の室内の煙突はすべてシングルだから、特に吹き抜けの2階にあたる部分で煙が冷やされて煤が溜まっていき煙道が狭くなったのだろうか?。
でもそれは昨シーズンも同じことだし、違いを探せば雑木を多く焚いていること、焚きつけ限定とはいえアカマツの小割を結構焚いていること、これらの影響があったのだろうか。コンバスターも欠けが多く性能が落ちているとも??
例の煙突そうじ器で掃除すると、とれるとれるザーッザザーッと煤が落ちていく。
さてさて、今後この対処はどうしよう。室内の二重煙突化はそれほど効果的なのだろうか?コンバスターも来年は取り替えか?アカマツも少し減らすとしても、とりあえずはこまめな煙突掃除でしのぐことにしよう。少なくとも歳の暮れの煙突掃除は恒例にしようか。シーズン半ばに煙突掃除をするのはどんな場合でも確かに有効なことではある。
掃除の結果はやはり劇的に改善する。シーズン途中でもおかしいと思ったらできるだけ煙突掃除はやろう。その価値はある。

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XmasのDO

2006/12/26   -シーズン2, 薪ストーブ

クリスマスに鶏焼くならダッチオーブン(=DO)。薪ストーブユーザーの特権だ。「鶏のもも肉のオレンジ風味」のレシピから今年は骨付きのもも肉が我が家の食卓を飾る。
このレシピは2度目になるが定番中の定番。しかも簡単。火加減さえ気をつければ失敗のしようがない。私のような初心者でも感動のおいしさが味わえる。難しい食材や調味料もでてこないし、これからダッチオーブンに挑戦しようと思う人にはオススメだ。
詳しいレシピは「暖炉薪ストーブを楽しむ」などの書籍や、ネットでは薪おじさんのサイト薪おじさんドットコムのレシピ集で紹介されている。
ちなみに我が家のダッチオーブンは安売りの980円。あまり上等のものではないみたいだね(笑)。でも頑張ってるよ。大きさは25cmだ。アンコールにはこの大きさが限界かもね。耐熱グローブでフロントドアを開けて正面からギリギリ入る。
炉内に置いた五徳はホームセンターだ。短足すぎて写真では熾きに埋まってしまってる。あまり熾きが強いと焦げちゃうかもね。本当はアンダイアンを使用したクッキングスタンドが最適なのだろうがいずれなんとかしようと思っている。

炉内で焼くことちょうど20分。グローブでダッチオーブンの両端をむんずと掴んで取り出す。熱い。
子供たちがわーっと寄ってきて、アチチチっと言いながら蓋を取るとまた歓声。
家庭でできた味とは思えない美味しさに家族も喜んでくれてね。美味しくて、楽しくて、暖かい、幸せなクリスマスを過ごすことができました。

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Xmasはリンゴ

2006/12/25   -シーズン2, 薪ストーブ

外国では特別な日にしか焚かないというとっておきの薪、それがリンゴだ。我が家でも誕生日や客人のもてなしや楽しい週末など、ちょっと特別な時にリンゴを焚くようにしている。
リンゴは焚くと良い香りがする。あの香ばしいともなんとも表現できない香り、いやこれは煙だ、不思議な煙の匂いに私はすっかりハマってしまった。
当然、クリスマスに焚くのはリンゴ。それまでの雑木の臭いが混じっては台無しなので金曜の夜から3日間はリンゴしか焚かない。リンゴの真っ白でふわふわの灰が積もって炉内もホワイトクリスマスだ(笑)。そしてトップを開けてリンゴを追加するたびに、またはダッチオーブンでフロントドアを開けてるたびにリンゴの香りが家中に広がる。


良い香りといっても煙であることに変わりはない。トップを開けたままで悦に入っていると子供たちが煙たいと言ってくる(笑)。
いつか子供たちが大きくなった時、「ああそういえば子供の頃、特別な日には薪ストーブでリンゴ焚いてくれたっけ」、などと私の姿を思い浮かべてくれたら嬉しいけどね。

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放射温度計3

2006/12/14   -シーズン2, 薪ストーブ

今度は薪ストーブ周辺を測ってみた。
まず炉台。70度もある。薪ストーブ本体がガンガンに燃えているんだから相当熱いだろうとは思っていたが、数値で知るとそりゃ熱いし暖かいはずだ。
薪ストーブの真下は55度。灰受け皿が上にあるから溜まった灰が熱を遮断するのだろう。この状態で灰受け皿に半分ほど灰が溜まっている。灰がもっと溜まれば熱は感じなくなっていく。
背面の壁は90度。かなり熱い。耐熱ボードと空気層でしっかり施工されていて不安はないけどね。
困ったのは2×4材で作った室内用の薪棚だ。最高で85度もある。こんなに高いとは思わなかった。四六時中この位置にあって高温に晒されているのだ。長期間のうちに内部から炭化して自然発火する低温炭化というやつが初めて頭をよぎる。
さらにウォーミングシェルフに干した子供のシューズが80度。ジーパンは90度になっている。よく乾いて最高なんだが気をつけた方がいいな。

冬は吹き抜けの約半分を塞いでいる。煙突の周囲が不燃のトタン板でそれ以外は組格子に張った障子だ。写真に見える部分から右の方へ約10mの細長い吹き抜けがあり、こうして部分的に塞いで暖気を1階に留めているわけだ。
この煙突周辺の部分を一番心配していたのだが、思ったほど高温になっていないみたいだね。

こうして寝っ転がっているのが我が家の毎日なんだが、30ミリのスギのフローリングはただでさえ素足に暖かいのに薪ストーブ前は38度もある。ぽっかぽかだ。
40畳相当のリビングの端っこでも床は21度。それでも素足には十分暖かい。
2階へ上がって測ってみると床も部屋の壁も21度。アンコール1台で家全体が同じように暖まっているのが実感できる。
それにしても興味から面白がって測ってみた温度だが、場所によっては相当な高温になっていることがわかった。焚き方や時間の長さによっては100度を越えても不思議じゃないかもしれない。
特に背面の壁がもっとも高温になるようだ。時に100度に達する。


追記だ。
煙突について、煙突はもっと高温になる。
寒い朝など早く室温を上げようとダンパーを開けておけば根元付近で300度以上はザラだ。
巡航運転になって落ち着いてくると結構200度をきっていたりする。もっともこれは煙突の表面温度であって、中の煙の温度はまた別だ。いつか排気温度を測ってみたいものだ。

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放射温度計2

2006/12/12   -シーズン2, 薪ストーブ

アンコールの表面温度を放射温度計で測ってみた。
最初なので試し測定といったところだが、だいたいの結果だけでもなかなか面白くて興味深い。
まず、案の定というか予想以上というか、「どこを測るか」によって温度はまるでバラバラ。トップの温度といってもA図のようにこんなに差がある。

A図は薪を追加してぼうぼう焚いてダンパーを閉めた頃。二次燃焼までには至っていない。
図では右側の方が温度が高い。それは炉内でたまたま炎が右に偏って燃えているからだ。知ればなんとも当たり前。煙突の根元のホーロー部分もその影響を受けて右側の方が高い。鋳物のストーブとはほぼ一定でムラの少ない温度かと思っていたが、案外ストレートに炉内の燃焼状態を反映するのだな。
次のB図は二次燃焼が起こり調子の良い状態だ。室温も25度に達しようとし、このあと2時間は何もしなくていいという巡航運転になった頃。外気温は0度。特別ガンガンに焚いているわけではなく、この時は薪もナラは少なく広葉樹の雑木を多めに焚いている。乾燥はよし。まあ通常の焚き方だ。
この調子の良い状態で意外なのは煙突の根元が300度程度なのに対して、グリドルが250度を下回っていること。


では最高温度はどこかというとC図のとおり、トップではなくバックパネル、二次燃焼室の側面だ。ちょうどコンバスターのある高さあたりで330度。このあと400度にまで達する。一次燃焼室はさほど高くないのに二次燃焼室側は高温になっているということは、つまりこの暖かさは二次燃焼の威力、コンバスターが作動している暖かさなのか。知れば納得。すごいぞ二次燃焼。私のアンコールではじめて二次燃焼の確証を得た思いがする。本当なら嬉しい限りだ。
炉内を見ると「二次燃焼の灯り2」で書いたスロートフードの隙間が真っ赤になっている。ここに灯りが見えないときは側面は300度を越えていない。やはりあれは二次燃焼と連動する灯りなのだな。
これまでバイメタルの温度計1つを使用してきたが、置くなら煙突の根元(トップ)が全体の温度を反映して一番適当としても、2つめのバイメタルを二次燃焼室側面につけたくなってきたぞ。(また買うつもりか?笑)。
買ったばかりでたった一度測ってみた結果だ。次に測れば燃焼状態はまた違うだろう。いずれもっと精度のある測り方をして活用していこうと思う。

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放射温度計

2006/12/11   -シーズン2, 薪ストーブ

以前から目をつけていた放射温度計を買った。レーザーを照射して離れた場所の温度測定が瞬時にできる。ガンタイプで仰々しいがもともと厨房で調理に使用するものらしい。流体も回転体もOK。水温を測ったり、自動車ではエンジンやタイヤの温度を測ったりもする。世の中にはいろんな機器があるものだ。
もっと安価でコンパクトな放射温度計があるが、あれらは200度とかせいぜい300度までしか測れない。こいつは550度まで測定可能。薪ストーブのトップの温度、側面や裏面の温度、煙突の温度、それに炉台やフローリング、近接する家具、壁やら天井やら、あらゆるものが測定できる。薪ストーブライフにはうってつけの温度計じゃないか。
そんなの測ってどうするって?楽しいじゃないか(笑)。私は単なる興味にすぎないのだが、アンコールのグリドル(トップ)と煙突の根元(トップ)、そして煙突、この3カ所の温度を比較したいのが最初の動機。今ある1つの温度計(バイメタル式)をいちいち移動させるなんてやってられないし、バイメタル式を3つも買うなら(3つも要らない、笑)ネットの安売りでこの放射温度計が買える。
楽しみだねえ、何かビックリするような発見はあるかなあ♪

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煙突のビス

2006/12/08   -シーズン2, 薪ストーブ

夏にアンコールのメンテナンスをした際、煙突の一番根元のビス止めを忘れてしまった。たった2カ所のビス止めはプラスドライバーで締めるだけなのに、煙突は上からスッポリ収まっているのだから外れるわけがないとタカをくくり、その後も放っておいた。
するとどういうことになるかというと(地震の心配もさることながら)、焚いているうちに煙突が持ち上がるのだ。これは驚いた。
ちょうど1階と2階の中間あたりにスライドする自在煙突の部分があるのだが、そこから下(連結した煙突3コ分)がモノ凄い熱と煙突を吹き上がるドラフト(上昇気流)のせいだろう勝手に上へスライドしていく。最大で1.5cm程度。完全に外れることはないが、持ち上がった分だけ本体との隙間が確実に空いてしまう。ダンパーを開けて焚くと炎が煙突の方へ向かうから、煙突の隙間から直接炎が見えるくらい。
ただ普段は焚いていればドラフトの方が勝つので逆流はないし、気づいたときはグローブをして両手で煙突を下へ戻せばスッポリはまって元通り。

そんなテキトーなことをくり返していたら、今度は寝ている間に煙が洩れた。
寝ている間のトロトロ焚きはドラフトが弱まる。空気を絞りすぎていっそうの不完全燃焼となれば、ますますドラフトは弱まり、持ち上がってできた煙突の隙間から不完全燃焼のガスが洩れるのを許してしまうのだ。
冗談ではない、死んでしまうぞ。その夜はたまたま寝付きが悪くすぐに異臭に気づいたのが幸いだった。ただちに飛んでいって煙突を元に戻し今度こそビス止めしたのは言うまでもない。
火傷にしろ怪我にしろ、重大な事故の可能性が潜んでいるのも薪ストーブライフだ。
テキトーなことをやっていてはいけない。
安全・確実。
肝に銘じたわけです。

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