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アンコール5年目のメンテナンス3

2010/09/29   -シーズン5, 薪ストーブ

アンコール5年目のメンテナンス。テーマは「気密」。
取扱説明書にある通常の気密チェックではなく、「耐火セメントでする補修」がテーマだ。
そもそも、鋳物と鋳物の間にすき間がある、ってこと自体が最初のうちは飲み込めない。ちゃんとした製品だろう?(それもあんなに高価な、、、)。すき間があるって?それを耐火セメントで埋める?ジョークだろ?って。(笑)
はじめてのユーザーならきっとそう思うよね。
だから耐火セメントが剥がれて穴ができた実例をネットで知っても、それはてっきり長年使ってごく稀に発生する珍しいケースだと思っていた。
でもそうでもないらしい。というか慣れてくると「さもあらん」と思う。
特に高温で焚く私の場合、「1年に一度」「必要に応じて耐火セメントで補修する」ことは、数年に一度のフルメンテナンスではなく、毎年の通常の気密チェックと同じレベルと思っていいんだな。
たとえばアッパーファイヤーバックだ。私の場合たった3年で交換したように、必要以上の高温は変形を早めるし、接着する耐火セメントもいち早く割れたり脱落する。そこにできたすき間から、燃焼ガスの一部が二次燃焼室を通らず煙突へと直接素通りしていたことは、前回の記事で確認したところ。
昨シーズン途中、口元から煙突のたった2mまでの部分に尋常でない量の煤がついた時期があり、「5年目のアンコール3」の記事と合わせて、この見立てと一致すると思うんだな。

で、これらのすき間をどうするか。バラして古い耐火セメントを取り除き、新しい耐火セメントで接着し直すのがベストだが、毎年毎年アッパーファイヤーバックを取り出す人はまさかおるまい。数年に一度、5年なり10年なり必要な時にアッパーファイヤーバックやセラミックボックスの交換とともに行うのが普通だ。だからそれ以外の毎年のメンテナンスでは、必要な箇所に耐火セメントを足すなりして補修しましょう、というわけなんだな。
で、アンコール5年目の私の場合、あんなところやこんなところに耐火セメント盛りました、っていうのが次回の話になる。


追記だ。
この後、パソコンのHDがダメになってデータがすべてなくなってしまった。いろんな調べ物も薪の乾燥のデータも全部消えた、泣。
耐火セメントについても画像がなくなり、紹介する機会のないまま尻切れトンボになってる。残念。
要するに、記事で疑問に思った通りの箇所に耐火セメントを盛りました。結果としてつけた見込みは正しいようです。エアープレート周辺、アッパーファイヤーバック、バックパネルについても同様に耐火セメントの補修が有効です。ただ根本的にはある程度の年数で取り外して新しい耐火セメントで接着し直すのがいいようです。
ただダンパーレバーの穴については、可動する部分なのでもちろん耐火セメントは使いません。
また耐火セメントを盛りすぎると、次のメンテナンスが苦労するのでは?と思いましたが、高温によりいずれは砕ける耐火セメントです。盛りすぎて支障となるほどではありませんでした。

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暑い夏

2010/08/30   -シーズン5, 薪ストーブ

2010年の夏は文字通り「記録にも記憶にも残る夏」になりそう。私もこんなに暑い夏ははじめてだ。
さて薪ストーブのメンテナンスだが前回の記事のつづきで、あとはお盆すぎに涼しくなったらじっくり作業するつもりでいたのに、いつまでたっても涼しくならない。夏休みも終わってしまい、結局、この夏ほぼ3ヶ月をアンコールはバラされたまま。とうとう9月を迎える。その分いろいろ考えることもあったけどね。メンテナンスのつづきはいずれ書こう。

ところで、このところの円高で薪ストーブアクセサリ「還元セール」が賑わっている。例えば2万円を越えていたグレンスフォシュの薪割り鎚が1万円台になってる。メンテナンス用品も同様。まとめ買いにはいいチャンスだね。
私は着火材を買ったよ。

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アンコール5年目のメンテナンス2

2010/07/13   -シーズン5, 薪ストーブ

アンコール5年目のメンテナンス、私のテーマは「気密」。
シーズン中から気になっていたあの件だ。(「5年目のアンコール3」
薪ストーブの気密性ってのは、ファイバーロープの交換やヒンジ調整、紙幣テストなどでチェックするのは知られている。でも鋳物と鋳物の接合部分や、ファイヤーバックなどの取り付け部分を耐火セメントで補修するなんてことは我々一般ユーザーに情報がない。どこをどう耐火セメントを盛るのが適切なんだ?
例えばこんな感じ。私は線香の煙と掃除機でチェックしてみた。


なんと煙が吸い込まれていくではないか。充填してあった耐火セメントが剥がれすき間が生じているという証拠だ。また、写真はないが灰受け皿を納めるアッシュパンにも耐火セメントの剥がれた部分に穴を発見。このようにアンコール本体は前後、左右、上下の大雑把に6つの大きな鋳物で組み立てられているとしたら、そのすべての接合部分に耐火セメントが盛られていて、理屈からいって同じことが起こりうる。チェックにはそれを頭に入れておこう。
ましてや、ただでさえ消耗の激しいアッパーファイヤーバックは、それこそ毎年一番のチェックポイントなのだな。
シーズン中に見当をつけた通り、アッパーファイヤーバックに目で見てもそれとわかる大きなすき間を発見。掃除機でその穴を吸ってみると線香の煙がみるみる吸い込まれていく。

まったく、基本的なセッティング(メンテナンス)ができてないなら、焚き方だの燃焼効率だの何を試行錯誤したって話にならないね。
他にもまだあるぞ。
エアープレートの周囲に沿ってよく見ていくと、左右とも4~6カ所にファイバーロープだけで抑えられるのか?というパーツのつなぎ目がある。それはきっと耐火セメントを足して空気の漏れを止めていたにちがいないのだ。


バーモントの工場の職人さんは、組み立てつつ耐火セメントを要所要所に盛りながら仕上げていくんではないか?。だから焚いていると耐火セメントの塊があちこちたくさん落ちてくる。あれはハミだした余分なセメントばかりでなく、そこに必要があって気密のために盛られていたセメントなのかもしれない。だから耐火セメントによる補修が必要不可欠なのではないか?
さらにアッパーファイヤーバックの左側でエアープレートの空気が流れるであろうすき間が確認できる。燃焼にほとんど影響ない範囲なんだろうと解釈しておくが、、、、、、本当か?
(小声で)ヒダリノエアープレートハ、ダンパーロッドノアナカラ、エントツニツナガッテイルノダゾ。



これらのすき間をいちいち塞ぎたがるのは日本人だけなのだろうか?
あんまりやりすぎて耐火セメントを盛りまくると、次回のメンテナンスで取り外せなくて苦労しそうだ。
しかしできることはやってみたい衝動に駆られる。あれこれ考えながら、あくまで一般ユーザーが普通の範囲でできることを試してみようか。

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アンコール5年目のメンテナンス1

2010/07/06   -シーズン5, 薪ストーブ

シーズン5を終えて、アンコール5年目のメンテナンスをしているところ。
以前シーズン4 ('08-09)に書いた 「デジタル温度計」と「二次燃焼をモニターする」シリーズは、自分なりに本当に有意義な実験で、あの時のコンバスターはどうなった?というわけで早速様子を見てみた。それまで私のコンバスターは1年か2年ですぐバキバキになったものだった。



あの実験から2年。その時のコンバスターが現在、3枚目の写真だ。一部抜け落ちがある。右側一番奥の列あたり。そして全体の右側がやや沈んでいる。
しかし、、どうだ?今これは即交換の状態だろうか???機能的にまだ使えるだろう?
1年や2年で外枠ごとバキバキに歪めて壊した以前のコンバスターに比べたら雲泥の差。かなり向上していて、3年目を使おうとする余地は十分にありそうだ。
それにしても勿体ないのは、シーズン4の実験で手応えを得た私はその時点ですっかり満足してしまい、シーズン5でほぼ忘れた(笑)。実はシーズン5はまったくモニターしてない(笑)。もし2年間ずっとモニターして焚けば、ますますキレイなままのコンバスターを紹介できたに違いないと思っている。残念。
いずれにしろあの実験を通して検証できたこと、
「いつ出力を下げるべきかコンバスターの温度をモニターしながら焚く」
このことはコンバスターの長寿命のためにかなり有効なことと言って間違いなさそうだ。
アンコール触媒機はコンバスターをモニターするための専用の穴を背面に用意しているようだが、仕様ではこのことにまったく触れられていない。何か理由があるのだろうと想像するしかないが、できるならメーカー標準仕様として、あるいはメーカーオプションとして正式対応&なんらかのアナウンスが可能であればいいのにね。


追記だ。
この記事と前後してファイヤーサイドの公式サイトで「触媒Q&A追加 ~薪ストーブの知識~」が追加されているじゃないか。触媒(コンバスター)について今までにない丁寧な情報提供だ。例の背面の穴を利用する内容も含まれている。
メーカー(ここでは日本における総代理店)が出す基本情報、よく読んで参考にしよう。

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アンコールのファイバーロープ

2010/06/23   -シーズン5, 薪ストーブ

アンコール触媒機で使われるファイバーロープのリストだ。
必要分を数メートルまとめて買った方が無駄が少ないからね。ロープの長さは規定の数字。実際の作業は少し長め(プラス5cmほど)に切ることも計算に入れよう。
■ガラス左・・・・・・・・・ 95cm
■ガラス右・・・・・・・・・ 95cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ4.76mm(3/16")品番:81219
■グリドル・・・・・・・・・120cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ7.94mm(5/16")品番:R516GG
■フロントドア左・・・・・・120cm
■フロントドア右・・・・・・ 85cm
■ダンパーフレーム・・・・・110cm
■灰受けドア・・・・・・・・125cm
■ロアーファイヤーバック・・130cm
■フルーカラー・・・・・・・100cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ7.94mm(5/16")品番:R721
■エアープレート左・・・・・140cm
■エアープレート右・・・・・150cm
・・・・・・・・・ファイバーロープ:φ9.50mm(3/8")品番:R722

アンコール触媒機は以上の4種類。
どの店も1m単位での販売だが、50cm単位の店もある→「薪おじさん」
同じアンコール触媒機のメンテナンス情報満載のお店もある→「ありがた屋」
近くの薪ストーブ店へ行ってもすぐ揃うし、まあ下調べの参考にはなるだろう。
私もこれで忘れずに済む。耐火セメントも下記の通り。

耐火セメントガスケット用 R77E
耐火セメントメタル用 R4468
ガスケットボンド GB1

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5年目のアンコール3

2010/03/06   -シーズン5, 薪ストーブ

5年目のアンコールで気になっているのが、薪ストーブ本体の気密だ。グリドルやフロントドア、ダンパーなどの可動部なら、ファイバーロープの交換や調整で密閉度を確保する。しかしそれ以外の要するに鋳物と鋳物、パーツとパーツのつなぎ合わせ。それは耐火セメントで接着されているから、年数が経つにつれセメントが剥がれたりパーツが変形して、空気が通る「すき間」が生じてしまうことがあるというのだ。それをシーズンオフに点検して、必要があれば耐火セメントの再充填つまりコーキングしたりするんだな。
折しも、5年目のシーズン途中からアンコールの炎のゆらめく様子が少し違ってきた。空気を絞っての巡航運転は絹のような炎が数本立ち上るか、オーロラとなって揺らめくか、空気の絞り方でそんな燃え方ができるのに、炎はいつまでもせわしなくたなびいて、これは高い気密の中で燃える炎ではない。空気がどこからか入っているか、どこからか抜けている、、、?。
そういえばバックパフにも久しくお目にかかってないなと思いつつ、ダンパーやフロントドアの調整、ファイバーロープのへたりをチェックしながら観察を続けるうちに、もしやアッパーファイヤーバックと本体のすき間に空気の漏れがあるのでは?、と見当をつけた。

炎がどうも吸い込まれるように見える様子とか、煤のつき具合などでそう考えたのだが、しかし見当違いだったら無駄に耐火セメントを盛ることになる。とりあえず、試しに余ってるファイバーロープを充填してみることに。ホームセンターの安価な耐火ロープ。それをすき間にギューギュー詰め込むという、とってもアバウトな処置。ロープは長くて余るので、2重3重にあるだけ詰め込む。空気が止まれば何だっていいのだ。エエイ、剥がれて落ちてた耐火セメントの破片も詰めてやれ(笑)。

ところがまんざら的外れでもなかったようで、絹のように、時にはオーロラとなって燃える炎が戻った。空気レバーの絞り幅が断然増え、気密が改善したとを感じる。なかなか具合がよろしい。
なんてアバウトな話か(笑)と思いつつ、これはシーズン中に試した応急処置の話。5年目のシーズンオフは念入りにチェックしてバッチリ気密を高めてやろうと思っている。

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5年目のアンコール2

2010/03/03   -シーズン5, 薪ストーブ

下図はこの5年間、シーズンオフとともにアンコールにしたメンテナンスだ。
ただ、これは私の場合であって、特に○と●の内容は普通はこんな短期間で交換するものではない。

慣れていない最初の3年をガンガンに焚きまくった私は、○コンバスター交換が2年連続した上に、●5年がメドとされる二次燃焼ボックスやアッパーファイヤバックの交換を3年目でもうやっている。いや、いま思えば2年目あたりですでに交換の必要があったかも。過去に何度も書いたが、炉内いっぱいに薪を詰め込んでガンガン「高出力」で燃やす焚き方が主な原因に違いない。詰め込みすぎの高温による消耗や変形で燃焼効率が悪くなる、→暖かくない、→もっと焚く、→さらに消耗する、→暖かくないからもっと詰め込んで焚く、→壊れる。いくら消耗品とはいえ、この悪循環スパイラルが交換を早めた。
だが、焚き方を覚えて慣れた4年目からはバッチリ。二次燃焼のモニターという実験も功を奏して、5年目の今年はより少ない薪でより適度に焚いて、なおかつ家じゅうをぽかぽかに暖められる。スロートフードが赤熱することくらいあるが、コンバスターを点検してもそんなに壊れていない。おそらく6年目の来シーズンも使えるんじゃないか?少なくとも即交換ってことではなさそうだ。毎年バキバキにしてた私もそれなりに学習効果はあったってことだね(笑)
久しぶりにファイヤーサイドのサイトでアンコールの記述を見てみる。「薪が一度にたくさん入るから長時間燃焼が可能」というかつての記述は見あたらない。いまは「少ない薪で長時間の燃焼が可能」を強調している。まったくだ。

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5年目のアンコール

2010/01/26   -シーズン5, 薪ストーブ

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ホーローのアンコールが5年経つとどうなるか。
1年目「ホーローは欠ける」、2年目「ホーローは欠ける2」で書いたように、5年経っても思うことは変わってない。「暮らしていれば当たり前に古くなっていく」程度の欠けが5年分になるだけ。よく見るとちらほら欠けを探すことができるが、言わなきゃ気づく人もいないし、いまのところ何の問題も不都合もない。あるとすれば、欠けた部分にサビが出るだろうということと、そこからホーローの剥がれが拡大するかもしれないということ。ちゃんとパテで埋めて塗料を塗るホーローの補修方法があるから、いつかの時はそうしよう。

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ホーローが欠けることが許せない人もいると思うが、床の間の飾り物とは違うので、使っていれば必ずホーローは欠ける。新築住宅が10年、20年経っても新築ではいられないのと同じ。
でもホーローの美しさは変わらない。光沢が失われるとか、色があせるとか、くすんで見えるとか、それはまったく感じない。冷えた時に濡れ雑巾で拭けば、ホーローはいつでも美しい輝きを取り戻す。
ところで、私のアンコールは5年目から「ウィンク」しはじめた。アンダイアンの片方が半分欠けてまるで「ウィンク」してるだろう?かわいいやつだ(笑)
メンテナンス時に割れたのだ。輪っかについた灰を落とそうとアンダイアンを手に持ってコンコンとグレート(炉床)を叩いた。灰を落とすだけのほんの軽い、ほとんど無意識の行為だったが、コン、のひと叩きであっけなく割れてしまった。気をつけたまえ。
割れた破片を耐火セメントで接着してはみたが1ヶ月と長続きしなかったよ。

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シーズン5年目

2010/01/07   -シーズン5, 薪ストーブ

私もそろそろ「ビギナーズ・ハイ」を過ぎたろうか。
「ビギナーズ・ハイ」=(初心者の興奮状態)ってやつだ。
「初心者に一番近い経験者」たらんとして始めたこのブログだったから、実は3年くらいで終わると思っていた。趣味や日記はでなく、ただ情報として初心者の疑問を整理したいと始めた。だから初心者でなくなったら書くことはない。
でも人生はいつだって「ビギナーズ・ハイ」。そのくり返しと積み重ね。きっと10年、20年たっても薪ストーブに何巡目かの「ビギナーズ・ハイ」、奥さんにも「ビギナーズ・ハイ」
、、、、だったらいいよね、笑。
さて、シーズン5年目。
すっかり慣れて、薪ストーブの暮らしは空気のような当たり前の毎日だ。
8トンの薪づくりは自分なりに確立したし、焚き方も定まってきた。暖かいし、寒い思いはしない。慣れた分だけ早起きもしなくなったし、無駄に働きもしないしマメでもない。二次燃焼もさほど気にせず、放射温度計とか二次燃焼のモニターとか5年目は一度もしていない。興味がなくなったとか愛情がなくなったという意味ではなくて、それがごく普通の「暮らし」というものだ。
少しずつ、気が向いた時に書いていこう。

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デジタル温度計6

2009/02/27   -シーズン4, 薪ストーブ

案の定、私が使った秋月電子のステンレスタイプのプローブも約2ヶ月で交換だ。
写真のとおり、ボロボロ。熱でやられてステンレス管も裂けてしまった。当然まともな温度は表示しないからお払い箱。「二次燃焼をモニターする」で書いた位置で長持ちするよう測定していたのだが、それでも耐えられなかったということだ。
毎日毎日、800度にもなる高温で焼かれ続けていれば無理もないといったところか。700円という安価だからいいものの、プローブだけで数千円から数万円もするようなちゃんとしたデジタル温度計だったらとてもやっていけないね。

よくみるとリード線タイプのプローブをステンレス管で保護しているだけの構造みたいだ。ならばと温度を感知するのであろう先端部分だけを残して、耐熱テープでステンレス管をグルグル巻いてみることにした。少しは耐久性が増すだろうか。
新しく替えたばかりのプローブは感度がいいね。気持ちよくぽーんと700、800度で安定した温度を表示する。ものすごく上手に焚けてる気にしてくれる(笑)
逆にいえば、高温に焼かれて温度表示の精度は日々落ちていってたんだろう。それはたぶんコンバスターの性能にもいえることなんだろうね。

ダッチウェストでは二次燃焼をモニターするプローブ温度計が標準仕様のように、アンコール触媒機でも二次燃焼をモニターする必要性は少しも変わらないはず。本来は何らかの方法で標準仕様であっていい。
もしくは壊れないコンバスターと二次燃焼室。それがクリアできたらアンコール触媒機のアドバンテージはますます揺るぎないものになると思うのにね。

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