シーズン9 薪づくり・薪のこと

軽トラのタイヤ2

・・・・・・<注>上の図は中学レベルの計算。あとでしたい話のあくまでイメージ図だ。実際のクルマの荷重計算はこんなではない。よろしく。

さて、軽トラで一般的な145R12 6PRのトラックタイヤは最大負荷能力が450kg。これって4本合計すると1,800kgの重さを支えられる計算になるよね。静止したままただ重さを支える上の図の場合だよ。
この合計1,800kgから自分の重さを引いた残りが積める重量だ。私の軽トラ(ホンダアクティHA2)の車両重量は680kg、定員2名110kgとして、
(1,800kg)-(車体重量680kg+定員2名110kg)=1,010kg。
支えられる重量はあと1,010kg残ってる。つまりあと1,010kg(約1トン)が積載できるじゃないか!、、、、笑、、、、、ただじっと止まってるだけならばね。

書こうとしてることはこんなレベルの計算でもタイヤの能力が足りてるか不足してるかが実感できるってこと。

それはタイヤの空気圧と負荷能力の話。「今日は積むぞ」って日は朝ガソリンスタンドに寄って空気圧をみてもらうといいんだ。私のように薪を満載して走る人は特にね。
乗用車タイヤだとわかりやすい。ロードインデックスといってタイヤの強度を示す数値がどのタイヤにもついてる。下の表はロードインデックスと空気圧と負荷能力の関係だ。つまりどれだけの強度のタイヤでどれだけの空気圧かによって負荷能力は全然変わるという表だね。

以前、中古の乗用車タイヤで薪を満載したことがある。700kgは積んだと思うんだ。私はトン単位で原木を買うから運ぶ回数や量で重さの見当がつく。
で、その日タイヤはぺっちゃんこ。路面の段差にホイールがガンと打ってる。車体はフラフラで曲がれる気も止まれる気もしない。ホントあれはまずかった。
そのタイヤのロードインデックスが73。空気圧は低かったと思う。長期保管でノーチェック。仮にそこそこ200kPaあったとしても、上の表でいくと負荷できるのは1本あたり330kgでしかない。
(330kg×4本)-(車体重量680kg+定員2名110kg)=530kg。530kgしか積めないということがわかる。*くり返すがじっと止まった状態での話としてもだ。
なのに私は700kgを積んだ。じっと静止して重みに耐えるだけでも能力オーバーだというのに、しかもその状態で走らせてしまうんだから、知らないということはまったく恐ろしいこと。
だから軽トラは6PRのトラックタイヤが標準だし、なおかつ心得ている人は重いモノを運ぶ時は空気圧を高めにする。6PRのタイヤなら最大350kPaまで高めることができ、その場合は1本あたり450kgと最大の負荷能力になる。

空気圧を高めれば今よりもっと積める?いやいや、その分より安全に走れると考えるんだ。積み過ぎはほどほどに。安全にいこう。
まあ、そこまで満載して走らない人には関係のない話だけどね。


追記だ。
空気圧の単位。
240kPa=2.4kgf/cm2
350kPa=3.5kgf/cm2
調べると(kPa)の表記ばかりだけど(kgf/cm2)つまりキロで呼んだ方が馴染みがあるかね。

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