シーズン2 薪ストーブ

煙突のビス



夏にアンコールのメンテナンスをした際、煙突の一番根元のビス止めを忘れてしまった。たった2カ所のビス止めはプラスドライバーで締めるだけなのに、煙突は上からスッポリ収まっているのだから外れるわけがないとタカをくくり、その後も放っておいた。
するとどういうことになるかというと(地震の心配もさることながら)、焚いているうちに煙突が持ち上がるのだ。これは驚いた。
ちょうど1階と2階の中間あたりにスライドする自在煙突の部分があるのだが、そこから下(連結した煙突3コ分)がモノ凄い熱と煙突を吹き上がるドラフト(上昇気流)のせいだろう勝手に上へスライドしていく。最大で1.5cm程度。完全に外れることはないが、持ち上がった分だけ本体との隙間が確実に空いてしまう。ダンパーを開けて焚くと炎が煙突の方へ向かうから、煙突の隙間から直接炎が見えるくらい。
ただ普段は焚いていればドラフトの方が勝つので逆流はないし、気づいたときはグローブをして両手で煙突を下へ戻せばスッポリはまって元通り。


そんなテキトーなことをくり返していたら、今度は寝ている間に煙が洩れた。
寝ている間のトロトロ焚きはドラフトが弱まる。空気を絞りすぎていっそうの不完全燃焼となれば、ますますドラフトは弱まり、持ち上がってできた煙突の隙間から不完全燃焼のガスが洩れるのを許してしまうのだ。
冗談ではない、死んでしまうぞ。その夜はたまたま寝付きが悪くすぐに異臭に気づいたのが幸いだった。ただちに飛んでいって煙突を元に戻し今度こそビス止めしたのは言うまでもない。
火傷にしろ怪我にしろ、重大な事故の可能性が潜んでいるのも薪ストーブライフだ。
テキトーなことをやっていてはいけない。
安全・確実。
肝に銘じたわけです。

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