シーズン3 薪ストーブ

空気調整レバー2

アンコールの英文マニュアルに空気調整レバーの操作を「「High(高)」「Medium (中)」「Low(低)」で表した記述がある。




図にすれば上のようなことになろうか。
アンコールの空気調整レバーは無段階の自由設定だから、このような「温度域」と呼べるような「High(高)」「Medium (中)」「Low(低)」の表示があることを英文マニュアルで初めて知った。製造したメーカーが本国のマニュアルに載せているのだから、基本情報としてはこの通り理解するべきだろう。
だが日本語版の取扱説明書ではこれは省かれていて、空気調整レバーは「左に回せば火力が強く、右に回せば弱くなる」くらいしか記述してない。
薪ストーブ1年目の頃は、操作に皆目見当がつかないものだから、ネットで見つけた「レバーは絞り気味で焚いた方が暖かい」という耳かじりの口コミ情報を頼りに、レバーはいつも限りなく「Low(低)」を目指して絞っていった。薪が勿体ないという意識も大きく働いたものだから、なんでもかんでもレバーを絞らずにいられなかった。つまり、十分な出力が得られる前にどんどん絞っていたわけだから、いつまでたっても暖かいわけがなかった。
3年目の現在は「どんな出力で焚けば暖かくなるか」がわかってきたので、寒さに合わせて(欲しい出力に合わせて)レバーを操作する。寒い日や出力を上げたい時はまさしく「High(高)」の位置だし、家が暖まって巡航モードになれば「Medium(中)」の位置になっている。言われてみれば当たり前。どんな暖房だって寒さや室温に合わせて出力を変えるものだ。
この他に、投入する薪の量や太さ、樹種などでも欲しい出力をコントロールするが、ここはレバー操作だけの話にしておこう。
ちなみに自分の欲しい温度域で焚いて十分な出力が得られる頃に、教えてもらった通り「レバーを絞り気味」にするとガツンとさらに暖かくなる。ここが口コミ情報のいわんとするところ。たぶんそうだ。
書いたように、あくまでもレバーを絞るのは「十分な出力が得られる頃に」までしっかり燃やした後のこと。経験者ならともかく、普通に初めての人や暖かくならなくで焚き方に悩んでいる人はいたずらにレバーを絞るのはやめて、図の温度域を意識してまずしっかり燃やしてみたらどうだろう?

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