二次燃焼をモニターする3

二次燃焼をモニターしてわかったことその3。
「二次燃焼室が温まるには時間がかかる」。
それも「想像以上に」。
通常、焚きつける時はダンパーを開けてぼうぼう温度を上げるが、この時、二次燃焼室のデジタル温度計はなかなか上昇しないものだ。グリドルは300度を越えたのに、二次燃焼室は80度にもなってない、なんてことがよくある。
つまり焚きつける時のドラフトは、ほとんどがダンパーから煙突へと一直線。思ったほど二次燃焼室を通っていないのだ。
30分でようやく二次燃焼室は100度を越えるかどうかというイメージ。グリドル中央の温度が230度でダンパーを閉めろというが、仮に二次燃焼室が200度になるまで待つとしたら、たっぷり1時間はかかるにちがいない。
私たちは焚きつけてものの15分20分でダンパーを閉める、という操作をよくする。だがその時点では二次燃焼室もコンバスターもちっとも温まっていない。作動できる準備は整っていない。だからダンパーを閉めて燃焼を切り替えた途端、デジタル温度計が一気に400度500度と上昇しても、しばらくは煙がモクモクと排出されるわけだ。
アンコールの取扱説明書の記載に「1時間」とある意味がわからなかった。
この「1時間以上経過してグリドルの温度計が230度を超えていたらダンパーを閉める」という記述は、グリドル230度が合図なのではなく、ストーブ本体が温まって熾きもたまって二次燃焼の準備が整ったらダンパーを閉めなさい、と言いたいのが主旨なのだ。それが1時間以上と書いてあるのだが、時間の長さはともかく、それくらい二次燃焼室を含めて全体が温まるには時間がかかるということなんだな。
・・・・当たり前か、(笑)
まあ、15分であれ1時間であれ結果的に二次燃焼は始まるのだから、慣れている人にとっては同じこと。私だってうっかり忘れない限り1時間は待たない。

コメント

  1. nnishi@小樽 より:

    たしかに測定してみると二次燃焼室の温度はなかなか上がりませんね。
    私もそれがジレンマで、早く温度を上げようとして
    ダンパーを開け閉めするのですが、早すぎれば触媒に煤が
    つくし、うまくいって触媒の温度が上がっても、
    急に上げすぎると割れる可能性が出てきます。
    でも。ほどほどの速度で上がればダンパー開け閉め法は
    有効なようです。
    それと温度上昇は確かに遅いですが、二次燃焼室自体は
    断熱性、蓄熱性のあるグラスファイバーの箱で覆われて
    いるので、その外の鋳物(背面、側面)まで本当に
    温度を上げなければいけないかというと、そうでもない
    様に思います。
    また、炉床全体を2インチ厚のオキで覆うというのは、
    24時間焚いている方には簡単かもしれませんが、
    冷えた状態から焚いて到達するにはずいぶんと時間が
    かかります。確かに炉床が加熱されると1次空気が
    暖まる機会が増えるかも知れませんが、1次空気は
    炉の側面と上面の脇でも加熱されるので、放っておいても
    熱くなるはずです。
    そこで、私の考えるポイントは二次燃焼空気の温度です。
    ファイアバックとスロートフードが充分に暖まれば、
    二次燃焼空気は熱いまま触媒に向かうでしょうから、
    この2つを速く温めるようにオキを奥の方に移動しています。
    その時に炉内の灰が多すぎて、ファイアバックの下部中央が
    隠れているようなら、そこの灰をどけて、ファイアバックを
    露出させてから、そこにオキを寄せていきます。
    二次燃焼空気はその裏で充分加熱されてから、吹き出すので
    その後の燃焼に役立つようです。
    ということで、私は目下、いかに早くファイアバックを
    熱くするかを工夫しています。
    先日エンライトの焚き方で、セラミック二次燃焼室の色に
    着目している人がいて、その方は煤で黒くなった状態の
    セラミックが燃焼により白くなったら、充分加熱されている
    と判断して、バイパスダンパーを閉じ、二次燃焼室に
    煙を通すそうです。アンコールではそこまで色の変化は
    わかりにくいですが、もし炉内が煤けていたら、ファイアバックの
    煤が焼けて灰色になった頃が、二次燃焼室作動のタイミングかも
    しれません。

  2. encored管理人 より:

    nnishi@小樽さん、いつもどうも。
    考えは二次燃焼空気まで至ってなくてまだ調べられていないです。
    サーモを引っこ抜いてフラップを固定してしまってるくらいです(笑)
    燃焼空気の温度がどう影響するのか、
    そのあたりはクリーンバーンのしくみなんかを見ると参考になるでしょうか。
    パイプから高温で吹付けるのだとか、、、?