天板のファイバーロープ化

私は改造のアプローチはしない。だから天板もセメントで固めるつもりだった。
しかしアンコール触媒機は天板を外してこそ「普通のメンテナンス」が可能になる?とやってきたくせに、またセメントで固めてしまってどうする?
しばらく逡巡したが、やはり記事的には試さねばなるまい。天板のファイバーロープ化を考えてみた。
参考になるのは次のサイト。
すでに天板のファイバーロープ化を行っている。
▶薪ストーブ情報 firewood.jp 薪焚亭主人さん
▶薪ストーブ研究室 nnishiさん

天板の溝はやや幅がある。ふだんアンコールで使わない1/2のファイバーロープが良いのはそのためだ。長さは185cmくらいだったかな。
手順は通常のファイバーロープ交換と同じ。
1)古いセメントを除去しキレイにしたら濡れぞうきんで湿らす
2)濡らしたぞうきんでファイバーロープの接着面を湿らせる。
3)セメントを充填する。
4)引っ張らないようロープを置き、指でしっかり押さえる。
さて注意点は、コーナー4カ所と、フロント中央のネジ込部分。結構な隙間があるのだ。
天板を外した直後の写真をのせておこう。耐火セメントがどう盛ってあったか様子がわかる。耐火セメントを取り除いた写真ものせておく。形状がよくわかる。


まずコーナー4カ所の隙間を何とかしよう。ここの処理次第では煙が漏れる例がある。
私はそれよりも余分な空気を吸うことがイヤなので隙間はがっちり固めたい。そこで空間をセメントで埋めることにした。
適度にセメント山盛りして天板をのせれば「型」がとれる。形を整えたら一日乾燥して完成。見苦しいのはご愛嬌。成形しようとしていじりすぎたんだ、笑。


次に紙粘土を買ってきて、ファイバーロープの咬み具合やどれだけ隙間が残っているか調べた。図のようにファイバーロープを二重にする余地はないかと考えたからだ。理屈では1/2(12.7mm)の厚みを上に入れたら下にも同じ厚みが入るはず。


緻密に調べてるフリしてとてもアバウト、笑。
予算的にホームセンターで済ませたくてそれしかなかったホンマ製の8mmをチョイスしたよ。



気になるのは、固定する全ネジがあまりに華奢すぎること。強いトルクをかける設計になってないよね。
この点、二重にして適度なトルクで済むようにと思った発想なんだけど、ファイバーロープだからある程度締めなきゃいけないし、結局のところ天板をのせるとギューギュー締めちゃうんだよね。
改造というより試行錯誤。何年かで方法を定めたいと思う。
シリーズ検索用:「シーズン7のメンテナンス」

コメント

  1. nnishi より:

    素晴らしいレポートをありがとうございます。今後の参考にしたいと思います。
    改造前の天板と本体側の間を埋めるセメントを見ると、、鋳型の問題なのでしょうが、すきまがありすぎ、特に背面側左右はセメントに頼りすぎている事がよくわかります。私はそこの詰め込みにホームセンターで買った本間の太くて硬いガスケットロープを使いました。そのうえで、内部で燻製作りをして煙でガスケットロープに色をつけてみると、綺麗にガスケットで内外が区分されている事がわかりました。
    私のところは幸か不幸か衣類ガス乾燥機の使用で簡単に薪ストーブが逆流します。これで気密チェックしますと、ガスケット化前は実は天板脇から煙漏れが多数ありました。ガスケット化後は、1次燃焼室の給気口から煙が出てくるほどの室内陰圧でも、天板からの煙漏れが起こりませんし、その時天板のネジは必ずしも留める必要が無く、ガスケット化と天板の自重だけで気密が保たれている様子でした。しかし、ズレ対策が必要でした。天板に薪がぶつかる程度で、天板が本来の位置から4~5ミリずれたからです。このため天板を元通り3箇所のネジで留めますと、その際ガスケットがかなり(2~3ミリ)潰れたのを覚えています。つまり、ネジを締めるとガスケットがさらに大きく潰れるけれど、自重で乗っている程度でもおおむね気密は保たれるということではないかと思います。天板ズレ対策として、今はネジを適度に締めています。
    レンチはKTC 6.3sqソケット(インチ)B2-7/16W(十二角)や少しディープなhttp://www.straight.co.jp/item/10-1459/を安いラチェットハンドルに刺して使っています。炉内料理でアンダイアンを付け外す際にも重宝します。時にこれが使いやすいときもあります。http://www.straight.co.jp/item/10-5500/

  2. encored より:

    nnishiさん、こんばんは。
    地震やら物の衝突やら、悪意、故意、過失、いろんなことがあります。別に私は責任者でもメーカーでもありませんが、、広く伝わる情報としては天板のネジは適度に締めましょう、笑
    私はよほど無頓着な施工でない限り煙漏れの心配はしませんが、余分な空気を吸うのがイヤです。この天板の密閉度はフロントドアやダンパーと同じ考え方で、紙によるチェックでいいと理解しています。
    あと私のアンコールは天板はフラットな上に乗っているのではなくて、バックパネルだけ3~4mmほど背が高かったです。そこに天板をのせれば当然両サイドに隙間が生まれる理屈です。
    天板の溝の深さで調節しているのかいろいろ見ましたがどうもそれらの誤差は耐火セメントで埋めている可能性大です。
    それをファイバーロープで吸収するにはある程度締め付けなければならない、と感じました。このあたり個体差があるだろうと想像します。
    煙漏れはすぐ気づきますが、余分な空気を吸っているのはなかなかわかりません。
    私はロープというものを信用してないのかもしれません、笑