シーズン7 薪ストーブ

#2550アンコール取扱説明書

ファイヤーサイドのサイトでは、モデル#2550アンコールの取扱説明書がダウンロードできる。
アンコールが私のところへ来た時の取扱説明書は2004年版。現在はいわば2011年版。その都度、記述が増えたり整理されたりあちらこちら細かなことで直しているようだ。
特にパーツリスト。最近では主要パーツだけでなく、一つのボルトやネジ、ワッシャーに至るまでどこにどの順番で使われているか詳細に図解してある。サイズまで一覧になってる。素晴らしい。これがあるから私でもメンテナンスできるんだよ。理解も進むし本当に重宝している。
大きく目に止まるところでは、私の2004年版では過剰燃焼といえば400度で(グリドル中央での話)それ以上で焚くなとなっていた。今は350度が過剰燃焼。正常な運転温度も230~350度の間でそれ以上で継続して焚くなとなっている。きっとガンガンに焚いて壊すヤツでもいたんだろう、笑。とてもとても納得だよ。正しい情報だ。
レバーを絞りすぎるな一次空気を不足させるな、という内容も目に止まる。一次燃焼を良く焚かないと処理しきれないほど大量の未燃焼ガスがコンバスターを通ることになりそれが過剰燃焼やコンバスター破損の原因の一つにもなる、という主旨だな。これも合点がいくよ。書いてもらえると理解が確実になる。ダンパーを閉めてすぐに空気を絞るとコンバスターが過剰燃焼になる、という注意書きも同じ理由だな。
それに関連してなのかどうか、「一次燃焼空気」という用語も「一次空気」に統一されていて「一次燃焼のためだけにある空気じゃないんだよ」と言ってるようで理解が進む。
バイメタルの温度計をストーブトップのどこに置くかについても、トップ煙突側は実際より50~100度低くなる。だからグリドル中央に置くのだと解説している。
グリドルをシーズニングするといいという「ヒント」もある。
他にもいろいろ。新たな発見、自分の思い込み、納得、さまざまだ。
取扱説明書は更新を重ねている。そのことは素晴らしいよね。むろんサイトでも最新情報満載だ。必要な時はいつもチェックするよ。

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