シーズン12 薪づくり・薪のこと

軽トラで薪運び3

薪ストーブユーザー必須の作業

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今回購入した原木は4トン。来年2017年冬のためのものだ。購入先の業者の土場にドンと置いてある。私はそれを玉切りして軽トラに積んで自分の薪場まで運ぶんだ。まあ自分でやる薪ストーブユーザーなら必須の、入手した原木を軽トラで運ぶ、そういう記事だね。

薪は軽トラにどれだけ積めるのか

一気にたくさん運びたい時、私はタイヤを8PRに履き替える。軽トラック用の一般的なタイヤ「145R12 6PR」よりワンランク強度のある8PRのタイヤにするんだ。とにかくたくさん積みたいからさ。かつ安全にね。薪運び用に中古で手に入れた。

  • 145R12 6PRは1本で450kg(最大空気圧350kpaの時)に耐える。
  • 145R12 8PRは1本で520kg(最大空気圧450kpaの時)に耐える。

そのあたりタイヤのことは「軽トラのタイヤ」「軽トラのタイヤ2」で書いてる。
で当日は朝ガソリンスタンドによって8PR最大の450kpaにする。4本とも全部450kpa。単位は4.5k(kgf/cm2)と書いた方が馴染みがあるかな。普通の乗用車タイヤだったら2.4kが限度だね。「お客さん今日は積むんだねー」「そうちょっと重いものをね」とか聞かれればそんな会話をする。

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積む時は写真の通り。私はいつもこの向きで並べて積む。左右に横崩れする心配がないからたくさん積めるんだ。面倒だけどこれが確実。最後はブルーシートで覆ってロープで固定する。これだけ積んでしまえば元も子もないけど、重量のある玉やナラはできるだけ均等に配置して重心が偏らないようにしてるかな。

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8PRのタイヤ履いた理由は走らせればわかる。感じる安心安全は雲泥の差だよ。ただ当たり前だがブレーキの効きが著しく悪くなる。とくに私のはブレーキがプアな古い軽トラなのでね。エンジンブレーキを1速まで使って一生懸命止まる、笑。

結局、4トンは4往復で終了。初心者の頃は必死でヒーヒー言いながらやったけど、12年目ともなれば慣れたもの。なんでもなくこなすようになってる。営利でもないし常態化してるわけでもない、生活に必要な薪運び。くれぐれも気をつけましょう。

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