井桁に積んでみた2
薪は乾燥すると痩せるとはよく言われるが、確かに当初から見ると拳ひとつ分は背丈が縮んだ印象だ。積んでまだ1か月だから痩せて縮んだとするには早すぎる。むしろ薪の自らの重みで沈んだというか、隙間が埋まって落ち着いたという感じだろう。
両端の井桁部分もやや両端に向かって押されて広がっている。
やがて数ヶ月して乾燥による本当の痩せも加わればバランスを崩し、いつか強風の日に崩れることはあり得る。
井桁に組んで自立する薪棚は高さが150cm以下にして崩れにくくすべきだな。もしくは私の場合は薪を2列に並べる細長い薪棚だが、3列、4列くらいに厚みを増すことで崩れにくくするのがいいかもしれない。
それと、両端の井桁は手間になるが時間をかけてじっくり積んだ方がいい。本などで見ると玉切りする前の90cmの原木を半割にしてそれを井桁に使っている。こうして安定させているんだな。
とはいってもどうやって90cmの原木を半割にするんだ???昔の人の知恵と技は大したものだ。なかなか私にゃ一朝一夕にはいかない(笑)
このように井桁に組んで自立させた薪棚は万一崩れる心配があるが、なんと言ってもお金がかからないのがいい。しかもスペースさえあればすぐにでも積み始めることができる。
だがもちろん、屋根のある薪小屋がベストであることは言うまでもない。雨や雪の心配もしなくていい。長い薪ストーブライフだ、いつかはそうしようと思う。