シーズン1 薪づくり・薪のこと

薪の鳴る音



薪の鳴る音を聞いた。
今日も暑くなるぞ。そう思いつつ薪棚のある自宅の車庫でふと立ち止まると何かの音がする。何だろう?耳をすましていないとわからないごくごく小さな音。熱した鉄板が冷える時のような音。
「カンカン」、「カンカン」、「カンカン」
何の音だろう?見まわすが音の主がわからない。目で探すのをやめてじっと動かずに耳をすましているとやはり確かに聞こえてくる。
見上げればそこにあるのは2立米ほどの薪棚。
薪だ。そうだ薪が鳴っているんだ。
「カンカン」、「カンカン」、「カンカン」
「カンカン」、「カンカン」、「カンカン」
気づいてみればあちらこちら薪棚全体が鳴っている。
「チリチリ」、または「カリカリ」、ならカミキリムシだろうとすぐ見当がつく。しかしこれは生き物が何かをして発する音には思えない。真夏の暑さで発する何か自然現象のように思えて仕方ない。
ムシでないとしたらどういう理屈で鳴っているのだろう。木肌が割れる音か、収縮して弾ける音か。朝の最低気温は19~20度。日中は35度まで上がる。この気温差で薪が大きく収縮しているのだろうか。
木ってやつは、薪ってやつは本当にかわいいもので観察しがいがある(笑)。
真夏の暑さを越えてどんどん乾燥していく、楽しみなことです。