シーズン4 薪ストーブ

二次燃焼をモニターする4


デジタル温度計で二次燃焼をモニターしてわかったことその4。
「温度計はグリドルの中央」だ。
薪ストーブに必須のバイメタル式温度計。アンコールの場合はどこに置く?
グリドルの中央か?、あるいはストーブトップの煙突側か?
私も二次燃焼をモニターするまでは煙突側だった。慣れた人ほどそこに置く口コミ情報を真似たのだ。そしてそこが常時300度なのが最高のドライブ状態だと思っていた。
だがモニターするとよくわかる。ストーブトップ煙突側で常時300度ということは、その時の二次燃焼室というのは800度、900度に迫る高温が継続しているか、それ以上になっている可能性がある。つまり焚きすぎの恐れがあるんじゃないだろうか?
二次燃焼をモニターして感じたベスト状態の温度域は、二次燃焼室500~700度、グリドル250~350度、煙突側250~260度前後。もちろん例えばの数値だが、このイメージで家じゅうぽっかぽか。一次燃焼も二次燃焼もバランスよく、ご機嫌にドライブして実にあったかい。
それと比べると、煙突側のあの位置で300度とは瞬間最大値ならともかく、そこまで常に高温にする必要はないと思うようになった。

そもそも温度計はグリドルの中央に置くのがメーカーが設計した仕様だ。
グリドルの中央で何の温度を見るかといえば、ダンパーを閉めて二次燃焼に移るとき230度あたりを下回っていないことを確認すること。
そして350~400度あたりを目安に空気レバーで出力を下げるべきときを知るということだ。この2点を知るに尽きると思う。
すでに焚き方を会得して温度管理に慣れた人ほど必要ないので煙突側に追いやってしまうが、わかってもいない1年目の私がそれをいきなり真似ては、何の温度管理の目安も掴めないのだ。

また上の図のとおり、ストーブトップの煙突側の位置は何の温度を反映するだろう?構造的に見ても、一次燃焼でも二次燃焼でもない、正確な排気温度とも言い難い。これらの温度が入り交じっている鋳物全体の温度なのだ。これが目安になるのは、すでに温度管理に経験ある人だ。
焚き方や温度管理にこれから慣れようとしているアンコール(触媒機)初心者なら、バイメタル式の温度計はグリドルの中央で、操作すべきタイミングをしっかりモニターすること。基本情報としてはこちらがおすすめだ。


追記だ。
最近のアンコールの取扱説明書には「トップ煙突側に置く温度計は実際より50~100度低い」と記述されている。ということは、あの位置で常時300度というのは、グリドルでいう常時350~400度ということになる。やはり高温すぎるね。


さらに追記しよう。
温度計が気になる人は多いみたいだ。私は温度計は一つあれば十分で、温度計など使ったことないという人もいるくらいだから、まったくこれは好みの問題だと言っておこう。好きな人は2つも3つも持ってる。もし気になるというアナタは温度計が好きなんだろう。
アンコール触媒機#2550を使う初心者の基本情報としては、記事に書いた内容で私はいいと思う。それで温度管理に慣れたらあとは興味次第で好きにすればいい。
温度計がひとつならグリドルの中央。
二つならグリドルの中央と煙突。あるいは本体の側面。
三つなら、、、笑。