シーズン13 薪ストーブ

なぜ薪ストーブ?2

「なぜ薪ストーブ」

これを書いてもう12年になるのだな。
ここで書いたことは今もまったく変わらない。
ホント、まったく同じ。
今はつくづく思う。私はよい選択をしたものだ。
人生はよりよいものになった。
内容は少し書き足すけれど、感謝を込めて自分自身に再掲する。

 

なぜ薪ストーブ?とよく人は尋ねる。
環境問題とか、原油価格の高騰とか、そんな必要に迫られてのことじゃなかった。
信念とか信条とかそんな高尚な理屈があってのことでもなかった。
ブームだとか、いや、時代遅れだとか、そんなのハナから関係なかった。
ましてやコストだの労力に換算だの、そんな数字などクソ食らえだった。
自分の中に火を焚きたいという欲求があった。ただそれだけ。
アウトドア派でもない。農業にも林業にも建築にも土木にも接点がない。
ネクタイしてるただの勤め人。
思えば飯盒炊飯が好きで庭でよく焚き火をして飯を炊いた。
子どもたちは物珍しさを喜んでくれた。
バーベキューも大好きで毎週でもやりたかったが、妻が面倒くさがるのでひと夏に1回か2回が精一杯。
その程度。

なぜだろう、よくわからない。自分の中の火を焚きたいという欲求、DNAとも言うべき、火を焚きたい本能が自分の中にあり、それに従っただけのこと。
かつて人は火を起こし暖を取り、外敵から身を守り、煮て焚いて、工夫して、生活を保ってきた。そんなごく当たり前な自然の営みに恵まれながら暮らせることに喜びを感じる。

 

薪ストーブは自分自身。暮らし方の選択。
暖房器具の選択ではなかったのです。