灰を溜める量2
今シーズンもそろそろ終わろうとしているが、ここ1ヶ月ほど【4】のパターンで焚いている。以前「灰を溜める量」で書いた通り、灰受け皿は満タンのまま灰を炉内に溜める方法だ。
ちなみに下の写真の通り(1ヶ月前)、灰受け皿は満タンだ。グレートの隙間まで埋まっている。この状態からさらに炉内に灰を溜めていくんだ。灰受け皿は使わない。開けることもない。
あれから1ヶ月。すでに暖かい時期なので燃焼の様子などは比較のしようがないが、一つだけ書くことがある。
やはり灰の溜まる量が圧倒的に少ないのだ。
焚いても焚いてもフロントドアまでなかなか達しない、まだ溜められる。そうして一度も掃除することなくちょうど1ヶ月が過ぎてしまった。
これはそもそも薪の投入量が比較にならないくらい少ないからだ。朝と晩に焚くだけ。シーズン中に比べれば4分の1、5分の1以下じゃなかろうか。
だがそれを計算にいれたって、本当に灰の溜まるペースが遅い。
ガンガンに24時間焚かないのでゆっくり時間をかけて燃え尽きることも灰を少なくする要因だろう。それに印象としては、炉内に溜まる灰はくり返し何日もかけて焼かれているので、燃え残る成分もさらに燃えてサラサラになって、溜めても溜めてもまだ溜め続けていられる。究極は火鉢のような上質の灰にどんどん近づいていってるんだ。
【4】の焚き方はそういうことじゃないのかな、だから灰をずっと長く溜めていられる。どうだろう?
さんざん疑問に思った「灰の出る量」に対する一応の仮説にもなろうか。
いずれにしろ、あとは次シーズンのお楽しみだね。