シーズン6 チェンソー

玉切り

「玉切り台」を書いたのは最初の年。1年目の初心者の頃だ。
6年目の現在、あの玉切り台は写真のような有様で薪場にうち捨てられている。ほとんど使わなくなったんだな。
じゃあどうやって玉切りしているかというと、(1)か(2)だ。


(1)のように小径木を敷いて地面から浮かせて切る。4年目まではこのスタイルが多かった。今でも時々やるけどね。
(2)は6年目の現在。手前の大径木のように「そのまま切る」さらに「寝かせたまま切る」スタイルだ。
基本、いちいち地面から浮かそうとしない。余計な動きが増えるし時間がかかるし疲れる。重いものには極力触らない、触らなければ疲れない、というわけ。道理だろう?
積み上げられている原木は「将棋崩し」のように切れるところから切って、切りにくければ地面に転がす。地面に寝たものはそのまま下図のように切るんだな。そして後方へ蹴る、笑

5年目あたりから寝かせたままを覚えて玉切りのスピードが上がった。さあ玉切りするぞ、と一日仕事のつもりで出かけたら2時間で済んでしまった、なんてことになってる。
もちろん10cm未満みたいな小径木は浮かせる必要があるから、それには玉切り台は便利だよね。


補足だ。
記事はあえて「チョン」と省略してラクチンを強調したのだが、コメントをいただいているので興味のある人は参考に。実際はバーの上側を使って内側から切ることが多いのだ。切り口も揃うし、刃を痛めないためもある。
ただし「キックバック」「突っ込み切り」などの言葉を知らない聞いたこともない人は、そっちを検索するのが先だよ。バーの上側を使うのはそれなりに危険だからね。