薪材屋外乾燥に就いて

1955年に「薪材屋外乾燥に就いて」という薪の乾燥に関する実験が北海道立林産試験場で行われている。
「薪材は積んでから何日すればどの程度の含水率になるか?」という質問をうけて、そういえばそんなデータは見当たらないし、薪の屋外乾燥は比較的野放図(雨ざらし?)に行われているから、もっと合理的に乾燥効果をあげるための条件を調べよう、という主旨の実験。
中身は言うほど大そうなものではないが馬鹿にしたものでもない。興味のある人はご覧の通り。
継続して実験すると書いてありながら掲載は1955年の1回きり。続報がないところを見ると、この後ますます薪の需要は減って検証する意味も失われていったんだろうか。
あれから半世紀。
今は森林や木質エネルギーの活用に関心が戻りつつあるし、私たちも薪ストーブの暮らしを楽しんでいる。
薪を知ることは木を知ることだし、こんな検証も悪くはないだろう。
北海道立林産試験場トップページ
林業指導所月報 1955年11月号「薪材屋外乾燥に就いて」(要:サイト内検索)

コメント

  1. 六甲人 より:

    研究熱心ですね、 今までの内容で学術的なところを集めれば薪ストーブ全般という論文となり、博士号を取れるかもしれません。 その前に前にもっとまとめ上げて出版社に持ち込み本として市販されてどうですか? 敬意を払ってアドバイスさせて頂きます。

  2. encored管理人 より:

    六甲人さん、
    身に余るコメントをどうも。
    まだまだ全然ですよ(笑)、何かができるとは考えてません。
    でも励みになります。ありがとうございます。

  3. cookie より:

    いつも、楽しく拝見しています。
    改めて、薪は育てるものと感じます。
    そろそろ、薪ストーブシーズンも終了ですね。
    メンテナンス、薪つくり ・・ 
    ストーブユーザーには休息はないですね。
    なにもかも、冬の祝福の時間のために!

  4. encored管理人 より:

    cookieさん、
    薪はホント米みたいな大切な感覚です。
    シーズンは終わったと思いきや、先の週末は焚いていたし、
    梅雨入りしばらくの肌寒い時にまた焚きますよ。
    ちょっと焚けばカラッと気持ちよくて快適です。