シーズン21 薪ストーブ

ホウロウレッドの天板その対処法

画像は21年目のアンコール・ホウロウレッドの天板だ。汚れは中性洗剤で擦り、剥がれやサビをとって、これから掃除しようというところ。

経年劣化でどうしても欠けていくホウロウレッドの天板をどう補修するかについて、これまで記事「ホウロウの手入れ」でさんざん試したように、「天板のホウロウの剥がれは、(ファイヤーサイド専用の)パテと補修液で補修してもムダ。1シーズンですぐに剥がれてしまう。」「むしろ天板はパテなどしないで、剥がれたままヤスリで磨いて、ストーブポリッシュやオリーブオイルを塗布した方が、違和感のない、味のある天板になると思う」と書いてきた。21年目の今でも、私はやっぱりそう思う。
賛否あるだろうし、そもそも新品に取替えるとか、新機種にするとか、最初からホウロウは避けるとか、対処の仕方は人それぞれ。あくまでこれは私の場合の対処法だ。

というわけで、アンコールホウロウレッドの天板をルーターやヤスリで削ってる、モノ好きなヤツがここにいるというわけ、笑。

21年目のアンコールの天板を点検すると、手で触るだけでボロボロ剥がれる箇所がある。あるいは剥がれる直前だけど明らかに浮いてる箇所がある。それは放置しないで、思い切って削ってしまう。その下にはサビがある。思い切りが肝心だ。

削ればわかるけど、その下ではサビが侵食を始めてる。私がホウロウの剥がれをルーターで削るのは、サビ止めと剥がれの拡大防止なわけ。拡大を恐れて放置すると、シーズン中にもボロボロ剥がれて見苦しく拡大していく。いっそ削って、ヤスリかけた方が剥がれは止まるし、ストーブポリッシュで磨けば見栄えも悪くないと思うんだ。

夜の落ち着いた灯りでは下の画像のように見える。

さあ、21年目のシーズンがはじまる。薪を焚く暮らしがまた始まる。ありがたいことだね。

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