シーズン5 薪ストーブ

5年目のアンコール2

下図はこの5年間、シーズンオフとともにアンコールにしたメンテナンスだ。
ただ、これは私の場合であって、特に○と●の内容は普通はこんな短期間で交換するものではない。

慣れていない最初の3年をガンガンに焚きまくった私は、○コンバスター交換が2年連続した上に、●5年がメドとされる二次燃焼ボックスやアッパーファイヤバックの交換を3年目でもうやっている。いや、いま思えば2年目あたりですでに交換の必要があったかも。過去に何度も書いたが、炉内いっぱいに薪を詰め込んでガンガン「高出力」で燃やす焚き方が主な原因に違いない。詰め込みすぎの高温による消耗や変形で燃焼効率が悪くなる、→暖かくない、→もっと焚く、→さらに消耗する、→暖かくないからもっと詰め込んで焚く、→壊れる。いくら消耗品とはいえ、この悪循環スパイラルが交換を早めた。
だが、焚き方を覚えて慣れた4年目からはバッチリ。二次燃焼のモニターという実験も功を奏して、5年目の今年はより少ない薪でより適度に焚いて、なおかつ家じゅうをぽかぽかに暖められる。スロートフードが赤熱することくらいあるが、コンバスターを点検してもそんなに壊れていない。おそらく6年目の来シーズンも使えるんじゃないか?少なくとも即交換ってことではなさそうだ。毎年バキバキにしてた私もそれなりに学習効果はあったってことだね(笑)
久しぶりにファイヤーサイドのサイトでアンコールの記述を見てみる。「薪が一度にたくさん入るから長時間燃焼が可能」というかつての記述は見あたらない。いまは「少ない薪で長時間の燃焼が可能」を強調している。まったくだ。