天板のファイバーロープ化2
天板を外してラクになることは、気密チェックがずっとやりやすくなるってこと。
例えば以前見つけたエアープレートの空気漏れ。去年のメンテナンスで補修したのだが上の写真の通り改善している。隙間を耐火セメントで埋めたんだ。空気の漏れはみられない。
エアープレートの他、アッパーファイヤーバック、サイドパネル、エアーウォッシュマニホールド、フロントなどでこのようなチェックをひとつひとつして、必要ならば耐火セメントを充填する。古いファイバーロープを詰め込んだりもした。これは天板を外さなければ困難な作業だよ。
天板を外す作業の難易度は低いと書いたが、実はアッパーもエアープレートもつけたまま一番最初に天板だけ外すのは結構やりにくい。それは天板だけ一番最後に取り付けるのも同様。天板を止めている全ネジを回すのが窮屈でやりにくいのだ。唯一ここが面倒だな。
手探りでボックスレンチや板状のラチェットレンチなどを使っているが、それなりに楽だけどやっぱりコンビネーションレンチ(とくにメガネレンチ)が万能で一番だろうか。
さて、アンコール触媒機の天板は耐火セメントで固める設計だ。メーカーや代理店に天板のファイバーロープ化を相談しても、口が裂けても「良し」とは言わないだろう。
けれども天板を外すことで「普通のメンテナンス」がラクになるのであるし、自分で手をかけ目をかけ、細部まで面倒みることで愛情が深まるのは間違いない。
私は今いつの年にもまして、アンコールがかわいくて仕方がない、笑
早く焚いてあげたい。シーズンインはもう迫ってる。
追記だ。
まるで推奨するような記事になったが、天板を外すのはイレギュラーなこと。推奨はしない。その必要も無い人がほとんどだし、それ以上のメンテナンスは専門家に相談が確実だ。
何年も自分でメンテナンスをしていて、どうにもその先がやりたい、外さなければならない状況に出くわした、そんな人が情報を探しているのなら参考になるだろう。
たぶん専門家が取り組めば天板のファイバーロープ化は安全確実にできる。やろうと思えばそんなサービス提供もアリなんだろうけど、、ま、、、、このへんで。
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